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新玉(1) ドン・キホーテ丼 [すててこ!しゃんしゃん!]

人々は
有名なおはなしの冒頭だけなら
百人一首の上の句のように
いつまでも記憶しているようです。

「祇園精舎の鐘の声」
「ゆく河の流れは絶えずして」
「国境の長いトンネルを抜けると雪国であった」
「月日は百代の過客にして」
「春はあけぼの」と私も少々。

「ラ・マンチャ県の名は思い出したくない村」に
郷士が住んでいて
1 週間の貧寒な献立を並べ
「これだけで収入の四分の三が消えた」の
書き出しは
だれでも「ドン・キホーテ」と知っています。

古今!訳者はたくさんいましたが
冒頭は
ほとんど!みんな同じ文章になりますね。

たいていの人が
この冒頭の食事だけを
ドン・キホーテの食べものと
記憶しているようですが
結構!いろんな食べものに関わっています。

旅の途中
この郷士に食べものを所望されて
従者は
「旦那さまの」
「召し上がれるものはありません」と
答えるくだりが
なぜか!記憶に残っている私です。

従者・サンチョの持っていた食糧は
たまねぎ(玉葱)がひとつ!
チーズが少々!
パンくず!
だけでした。

ちなみにそのあと!郷士は
「それで十分!」と
崇高な騎士道をブツのですが。

ときは今
新たまねぎの出盛り。

新玉(新たまねぎのことですよ)のスライス。
細切りのチーズ。
パンくずの代わりに
大阪名物!紅生姜(しょうが)のてんぷら。

私はこの街にきて知った
この紅生姜のてんぷらが好きなんですが
パンくずの代わりにはなりませぬか!はは。

みんな冷やごはんにのせて
電子レンジで加熱してみます。

わはは!
ドン・キホーテ・サンチョ丼。

blog新玉丼.jpg

マヨネーズを振ります。
新玉の甘味はおいしいけど!
ちょっと!この丼の命名には無理があるかも。
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