ここが真正・新世界！かんむりや！

東京出身の噺家（はなしか）の
桂ぽんぽ娘（ぽんぽこ）が高座で
大阪にきて
他の街にない居酒屋に出合ったといってましたね。

「入口がブルーシートの居酒屋」
「イスのデザインが全部異なる居酒屋」
「グラスの虫は客が黙って取り払って飲む居酒屋」

「きずし（しめさば）を注文したら」
「ラップをはがして臭いをかいで」
「やめときといって！またラップした居酒屋」

そのきずし！捨てないの？！
「あんたはまだ酔いが浅い」
「もっと酔っ払った人に出すといった居酒屋」

これ！ひとつの店舗のことです。
まぁ！失礼なはなしですが！ギャグですよ。
ぽんぽ娘は最近このマクラを多用しているようです。

私の知っている居酒屋とよく似ています！

いや！たぶん！
おんなじ居酒屋ですね。

ある日！私が「豚キムチ」を注文したら
マスターは
電子レンジのプラグを持ったまま思案投げ首。

早く作ってよ。

豚肉を解凍して切りたいようですが
どのプラグと差し替えたら
平和におさまるかと考えていたらしい。
コンセントは全部使用中！
というより！全然！電気容量が足りないんでは？！

なかなか料理になりません。

注文して 30 分は過ぎて忘れたころ
できあがりました。

酒の肴というより
ごはんを丼 5 杯も食べられるほどのてんこ盛り。
300 円。
こんなにいらないけど。

ま！これは高価な方！大金持ちのアテ（肴）です。
40 種類ほどメニューは書いてありますが
安いものは 1 串 50 円の焼きとり
一番高いものは麻婆丼の 350 円ですから。

西成区の「てんのじ村」の石碑の裏あたり。
お風呂屋さんの前あたりです！
お探しください。

屋号は「かんむりや」です。

たしか！
表のテントに「たこ焼き」と書いてあったような。
一度！確かめようとは思っているのですが
いつも忘れています。
たこ焼きはメニューにあるかも知れませんが
たこ焼き屋じゃないことは明白です。

だれかに
酒の燗（かん）はできないの？と聞かれましたが。
勝手に「燗無理や」と解釈してはなりません。
できます。
だれにでもやさしいマスターですよ。

コメント 3

かんむりやを検索してやってきました。
ぽんぽ娘さん、以前はよくお店にきていました。
最近は見かけません。忙しいのでしょう。

このお店、もともとはたこ焼き屋さんでした。
たこ焼きがメニューから消えて、1年あまり経過後復活したようです。昨日、たこ焼きがあるのを見て、てっぽう汁（スープに入ったたこ焼き）を注文してきました。

注文後30分経過は、このお店では日常茶飯事です。
もみさんが、おしゃべりに熱中して、手を動かさなくなることもあります。特に常連に対して対応が遅いです。
私は半年に一度くらいの頻度で、大声でクレームをつけています。「さっさと仕事をしてくれ、客の話に中身のない割り込みの言葉を言うな。」などです。でも、あまり効いていないようです。

ほっさんの記事、楽しく読ませていただきます。
ではまた。
by nao0880 (2010-10-03 16:23) 

nao0880さま。貴重な情報をありがとうございます。
私を新世界に呼び出すオトコはんたちは
「肉」派ばかりですので
「かんむりや」の常連は私を含めてだれもいません。
たいてい私ひとりでこっそり飲んで
そっと帰るだけですから
詳しいことは知りませんでした。
by ほっ (2010-10-03 21:49) 

かんむりやさん、時々訪れています。
一品作るのに40分、相変わらずです。
チーズクラッカーに40分かかったと言っていた常連さんもいました。話に夢中で作り忘れたのかも。
注文が2品しかないのに、同時に作れないので約30分、たいていのお客さんは怒らないのが実に不思議です。

店の看板はいか焼き・たこ焼き、たこ焼きは暇なときに作る。いか焼きは１ヶ月に１回くらい注文があるそうです。

料亭Jさんの方がよさそうです。
by nao0880 (2010-12-22 08:29)