ウドごはん

食べる直前にスコップで掘り起こし
そのまま裂いて食卓に。
酢水に浸さないこと。

なんて
うど（独活）の食べ方が
浅野陽著／酒呑みのまよい箸に
さも！おいしそうに書いてありますね。

山で食べるのが一番らしい。
取ったそばから
味噌をつけて食べると最高だとか。

酢水にさらしたら変色は防げても
風味がそこなわれるらしい。

いつも山には行けません。
山から根ごと取ってきて
庭に植えておくように書いてありますね。

昔！植えていましたね！私も。
大阪市内の日当たりの極端に悪い
猫の額のような庭の隅に。

籾殻（もみがら）や腐葉土をかぶせて
軟白化を試みていましたが
なるほど！
スコップですか。
土を厚く寄せておいて
掘り取ればよかったのですね。

そんなことを考えてよだれを流していたら
うどが到来しました。
山の御台所（みだいどころ）さま
ありがとうございます。

長さが 2、30cm ばかりの
いわゆる「山うど」というもの。
香りがいいですね。

先に緑の若い葉がついています。

先の細いところと
硬いところと皮を細かく刻んで
ごはんに炊きました。

昆布だしに
油揚げと淡口醤油と塩を入れました。



たんぽぽの花を散らせて
春を楽しみます。

（敬称略）