SSブログ

お市と長政の小谷城 [野道!山道!恋はけもの道!]

浅井(あざい)三代の夢の跡
小谷(おだに)城のある小谷山があります。
a1.jpg

この地では
浅井も小谷も濁音で発声しています。

島のように私には見えます。
大海原の氷山の頭のようにも見えます。

稜線上に建物や施設がつづいていたようです。

まず!田園の中から出丸跡にはい上がります。

NHK のドラマ「江~姫たちの戦国~」に便乗して
にわかに騒々しくなり
急ごしらえの観光散策道が生まれたようです。

やぶ蚊の巣だったような丘を
めったやたらに木々を伐採したらしい。
a2.jpg

金吾丸跡!番所跡!
御茶屋跡!とたどりますが
なんにもありません。
近世に設置された標識があるだけです。

3 代目の浅井長政が自刃した後
木下藤吉郎(このころ羽柴秀吉と改名したらしい)が
湖岸の今浜(長浜)に建物も城下町も移してしまい
それから 400 年!放置されたまま
イノシシが棲みかにしていたのですから。

御馬屋敷跡に
馬洗池が崩れもしないでありました。
a3.jpg

その上の桜馬場に
「小谷城阯」の石標がありました。
a4.jpg

見晴らしがよろしい。
a5.jpg

ね!?この平野には
島のように
独立した丘がいくつもあるでしょ。

お市と長政がこの景色を見下ろして
愛を誓った!
ということにしたいらしい!観光は。

その上が大広間跡!本丸跡となります。
本丸跡あたりが
山の 7 合目といったところでしょうか。

さらに施設跡は山頂までつづきます。

城下町は
主に山の西側に形成されていたらしい。

大谷市場跡とか。
a6.jpg

小谷城下には豊かな農地が広がっていますね。

石燈籠にハート?がたくさん刻まれている
神社がありました。
a7.jpg

丁野(ようの)という集落です。
ここが浅井家の普段の生活の場だったらしい。

豊富な水を利用できるとみえて
各家々の前の小川の上に
おそろいのデッキがあるではありませんか。
a8.jpg

お市の娘たちが遊んだ水かも知れません。
コメント(0) 
共通テーマ:日記・雑感

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。