幻の有馬鉄道の勘違い

有馬温泉を通り過ぎました。

六甲山の裏にあってもここは神戸市なんですね。

なごんちゃん（清少納言）が
日本三名湯のひとつと
いっていたと案内がありますね。

「湯は」
「ななくりの湯！玉造の湯！有馬の湯！」
だそうですよ。

私の家にあるいくつかの枕草子の
どの本にものっていませんけどね。

枕草子は原本がなく
写本が 4 系統あるそうですから
たまたま私の手元にはないはなしでしょうか。

ま！いずれにしろ
古い湯であることはたしかでしょう。

お！？
昔は国鉄もやってきていたのですね！

日本鉄道旅行地図帳の中の廃線鉄道地図に
国鉄有馬線がのっていました。

大正 4 年（1915 年）に三田・有馬間の 12.2km の
軽便鉄道が開通！
じきに買収され国有化されたようです。

昭和 43 年に廃止ですか。
じゃ！まだ鉄道の跡地が残っているかもしれない？！

神戸電鉄駅前から有馬川を下ってみると
乙倉橋の欄干に
開通記念式典（1915/04/16）の写真がありました。


この橋を渡ったところに有馬駅があったのですね。
写真通りならなかなか大きな施設じゃないですか。

とはいうものの！その跡がよく分りません。

緑の木々の中に橋脚跡らしいものはありますが。


そこから線路跡のような土手が残っています。


郷土史家の先生にでも同道いただかなければ
よく分りませんね。

鉄道跡は有馬線の向こうの端
三田方面にたくさん残っていると
地元の人が教えてくれましたが
また後日の宿題といたしましょう。

あれ！？よく見ると
昭和 43 年廃止！？じゃないですね。

1943 年廃止でした！
なにを勘違いして！思いこんでいて！バカですね。
70 年前のはなしじゃないですか！
それなら！形が残っている方が不思議ですよね。

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