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一寸法師発祥の地 [わが街・下駄ばきドドンパ]

住吉大社の正面の鳥居をくぐったところに
新しい石灯籠がありました。
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ん!?
新しくはありませんか。
安政 2 年?!
そうきざまれていますが。

左の石灯籠も同じ時代のものらしい。
そちらのは古色蒼然としてそう思いますけどね。
なにか深い事情があるのでしょうね。

しかし!なんというにぎやかな神社でしょう。
なにも行事がないのに人が絶えません。
全く無人の境内を撮ろうと待っていても
日中は無理ですか。
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それでもいつもより静かな境内。
とぼとぼ歩いてみましょう。

「一寸法師発祥の地」とあります。
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ちなみに近くの安立(あんりゅう)商店街は
「一寸法師ゆかりの地」といっていますが。

なにかこじつけっぽいですね。
それに!どう見てもこのお椀!
横綱が乗っても沈まないほどの大きさですが。

境内にぽつんと寂しそうな石碑が。
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住吉神宮寺跡とあります。

明治になって神仏分離令が出され
「寺」の部分は消えたのでしょうか。

神仏を政治が利用するってイヤですね。

それはさておき
寺の塔や講堂や仏像があったはず?!
どこに行ったのでしょうか。

住吉大社から出て外周をひと巡り。

西を見れば
住吉高灯籠があります。
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鎌倉時代から名所だそうですが
幾度の破壊と再建と移設で
どのくらい歴史的価値があるものやら。

高灯籠の中を見ることもできるのかな。
ときどき開放されているそうですよ。

南に回れば
荒れ地にしか見えない閉ざされた林が。
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住吉行宮正印殿跡とか。
さまよえる南朝の
後村上天皇の拠点のひとつですか。

とても
政治や皇室のしきたりを行える
環境とも思えませんが。
ここで後村上天皇は崩御し
その後の長慶天皇なんて
即位したのをだれが見ていたのでしょうか。

東には油かけ地蔵がいました。
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京都の伏見の油かけ地蔵しか知りませんでしたが
近くにもありましたか。

その近くの東大禅寺。
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ここがそうでしたか。
というのは住吉区に
古墳の上に建てられた寺があると聞いていましたが。
それはどこか知らないままでした。

よくこの前を通っているのですが
気づこうとしなかったのですね。

大阪市の特に上町台地には
古墳だらけのはずだという人がいますが
残存しているのは五指もなく
みんな崩されて歴史も文化も霧散した昨今
変な形で面影の残っている古墳もあるんですね。
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