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七墓参り 京橋もとやでランチ [食い逃げ未遂]

陰暦 7 月 16 日(今年 2013 年でいえば 8 月 22 日)の
宵から翌朝にかけて
「七墓参り」という
行事というのか
信仰なのか
楽しみ(?)だったのか知りませんが
庶民の風習があったそうな。

江戸時代の大坂(大阪)というのは
三郷しかありません。

天満宮界隈の天満郷!
大川(旧・淀川)から南に
今の船場センタービルあたりまでを北郷!
さらに南の道頓堀川あたりまでが南郷!

墓場はほとんどその周囲の郊外に作られたのですね。

すなわち!
梅田!濱!葭原!鳶田!千日前!小橋!
それに蒲生(がもう)の七か所の大墓地を
夜中に鉦(かね)を打ち鳴らして歩いたようです。

その墓地がみんな市街化されている昨今。
それもみんな享楽の繁華街!
ご先祖の眠る上で
ちゃんちきおけさやチークダンスを踊るなんて
(エラく古いものしか浮かびません!すんまへん)
不謹慎な子孫たちですねぇ。

蒲生墓地は残っていますね。
それも窮屈そうに
建築廃材置き場のような雰囲気。
blog1.jpg

墓石はどれもぼろぼろ。
垂直に立っている方がまれ。

たぶん!もっともっと大きな墓地だったのでは!?
それが移転したのじゃないような。
移転したのならこんな中途半端に残らないような。

先の大戦の後
行き場のない人が住みついて占拠してしまい
わずかに残されたのがこれだけ?!
という無責任な推察をしてみましたが
間違っていたらごめんなさい。

墓地の中で目につくというのか
光っているというのか
どうしても視界に入ってしまう墓石があります。
blog2.jpg

なに語でしょうか。
なんと読むのでしょうか。

いやしい私には
ばらばらになった「金」としか見えないのですが。あは。



私には!ばらばらになる「金」もないので
また!
うどんなら 120 円
定食なら 350 円からある
激安食堂「もとや 南店」に行きます。
blog3.jpg

ランチどき!行列ができていました。
ひとりの私は相席にすべり込めますが。

今日はぜいたくに 450 円の
「野菜いため定食」です。
blog4.jpg
(香のものはテーブルにあります!食べ放題です)

「から揚げ定食」より 100 円も高いのです。

脳天が干上がっていたので思わず!
ビールを 1 本(たしか 430 円)飲んでしまいました。
(休日だったのですよ)

ビールは高いもんですのぉ。

定食の量はたっぷりですが
キャベツは硬い!
ごはんは柔らか過ぎるところと
硬いところと混ざっています。

あ!ケチをつけているのではありません。

いいのです!
野趣に富んで!

食堂のごはんはこうでなくては。
私のおふくろの味にも近い。

やたら上品だけのごはんより
生きている!
生かされている!
死ぬまで生きる!という意識と
元気が湧いてくるごはんです。

心で涙を流しながら
ご先祖さまに感謝しなければならない、、、と
ま!思うだけですがね!情けない人生です。
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