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池波正太郎のポテトボール [いも!たこ!なんきん!]

少年 “ しょうちゃん ” は「どんどん焼(き)」が大好きで
ついに
プロの「どんどん焼屋」に
新しいレシピをふたつも提供しました。

そのひとつが「ポテト・ボール」

ジャガイモを茹でて賽(さい)の目に切って
キャベツと炒めたもの。(池波正太郎著/食卓の情景)

これをボールというからには
丸く仕上がっているのでしょうね。

「どんどん焼」とはお好み焼きみたいなものらしい。
昭和初期から 10 年代の東京の下町でのこと。

昔から
このレシピが分ったようで分らず
暇な者ばかりが日がな一日!
議論?したものです。

矢吹申彦・料理相伴/池波正太郎のそうざい料理帖でも
再現できなかったのか
想像図のイラストだけ。

ジャガイモとキャベツだけを炒めて
ウスターソースか醤油か塩かでちょっと味をつけた
肉なし野菜炒めは
わが家の定番料理!卑しい口に甘露ですが。

ところが
「どんどん焼」店のはなしですから
ベースに小麦粉がなければならん!という意見も
排除できません。

茹でて切ったジャガイモを
鉄板で焼いてみましょう。

焦げ目がついたら
市販のお好み焼きの粉にキャベツを混ぜて
ジャガイモにかぶせてみました。

キャベツは繊切りより
賽の目切りのジャガイモに合わせて
四角に切った方がいいのかな。

これをボール状に!?

なりません!?

丸くすれば!中の方が焼けません。

崩して!
かき回したり!
丸めたり!
また崩していたらばらばらになりました!

仕方がない!
ばらばらのものをラップでくるんで丸めました。

blog01.jpg

ふと!思い出しました。
北欧のどこかで
ソーセージを
ジャガイモ焼き?でくるんだ食べ物はなかったですか?!

冷凍のフレンチフライポテトがあります。
細長く切ったものです。

これで
ソーセージをすだれ巻きにできませんか。

細長いポテトを
鉄板にすだれのように並べて焼きました。

お好み焼きの粉を溶いて
キャベツを入れて
鉄板に薄くのばし
片面焼いて
裏返して
ポテトにかぶせました。

太さから魚肉ソーセージを選択して
鉄板で転がして焼いてから
焼いている生地に載せてくるくる巻けば
すだれ巻き!

そんなにうまくいきません!
ちっとも巻けません。
ふたつ折りにはできますが。

結局!こねまわしているうちに
ソーセージははずれ
生地はばらばらになり!
やっぱり!
初めの私のポテトボールと
変わらないものになりました。はは。
今度は丼鉢で成形したから半球ですが。

blog02.jpg

ま!これはこれで形はともかく
貧しい口にはおいしい!

少年 “ しょうちゃん ” なら
ウスターソースをつけるに違いありませんが
私は醤油を振っていただきました。

ロックの芋焼酎をもういっぱい!

(敬称略)
タグ:池波正太郎
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