太閤の文禄堤 秀吉が食べた守口大根

京阪・守口市駅前で
大仕事（？）が終わったので
大阪メトロの守口駅まで歩きます。

大阪メトロに乗れば
わが家まで一直線ですから。

北に出て！
歩道橋のような高いところにあがれば
高札場があります。


この高い道は文禄堤ですね。
豊臣秀吉が築いた道ですから
太閤堤ともいわれていますが。

秀吉が京と大坂を移動していた京街道の
守口宿（もりぐちのしゅく）が
あったのでしょうね。

秀吉は京街道のところどころに
お気に入りの女性を
住まわせていたようですが
この守口宿にはいなかったようです。

少し！大坂（大阪）方面に歩けば本町橋。


私でもなんとなく風情を感じる街道です。


電柱の保護材が割り竹模様。


無電柱化には予算がないですか。

守居橋（もりいばし）を通ります。


いにしえには
淀川に流れ込む川でもあったのでしょうか。



守口市役所の見えるあたりで
京街道が紛れてしまいました。

庁舎の前にいるのは「もり吉くん」かな。


年に 1 度の
守口大根長さコンクール（2020/01/27）を
開催していました。


もり吉くんもいます。


守口大根を首に巻いているのですね。

今年はデキがいいじゃないですか！


みんな長い！


昨年には（拙ブログ 2019/01/30）
もっと小さなものが多かったような。

それに形が美しいものがたくさん。


直径 30mm くらいのおなじ太さを維持して
1,500mm ほどにのびた白い大根が
守口大根だと思うのですが。

長さコンクールですから
長ければいいだけで
色や形は問わないようです。

ただ！折れたものは
折れたところから計測する決まりなので
この会場に運ぶときには
みなさん腐心していますね。


掘り出すときにも注意したようです。



寺方（てらかた）提灯踊りが
披露されました。


守口市無形文化財だそうな。

提灯を消さないように踊るらしい。


ということは！夜に踊っていたのかも。

「さてもこの場のみささま」とか
「こら！よいとこさの！よいさっさ」とか
いっていますね。

歌詞は私には
河内音頭のように聞こえるのですが。



今年は 2,000mm 越えが多かった中
1 番は 2,440mm の長さだったようです。

守口大根は酒粕漬けで
食べられていることが多いようですが。

それには長時間かかるので
もっと手軽に食べられるように
ぬか漬けを作っていました。


青首大根より歯ごたえがあります。
鬼の牙を持つ私にはおいしい。