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山阪神社のとんど メンチカツ定食 [わが街・下駄ばきドドンパ]

平和な町(!)がきなくさい。

においのほうへ進み
山阪神社の境内に横から入ります。

隣の区(大阪市東住吉区)ですが
わが家から!たぶん一番近い神社。

燃えています。
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八日戎社の前で「とんど祭」を
催行しています。
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関西では小正月(1 月 15 日)に
正月飾りを燃やすようです。

たぶん!この日(旧暦)は
新年初めての満月だったのでしょう。
月の下で焚きあげしていたような。
私の勝手な想像ですが。

最近はなにかの都合があるらしく
日づけは一定していないようですが。

あるおばさんは
「どんど」といっていました。
地方名!豊か!
いろいろな呼称があるようです。

ひとより伝統行事やしきたりに
縁が少なかった
“おフランス人” の私ですが
書初めに火をつけて
空高く舞うようにしていたような。
習字の上達を願って。

今!そんなことは
火災を誘発しかねないと
禁止されるでしょうけど。

鑑開きをした餅を焼いて食べた!
というおじさんがいます。
鑑開きの日も各地でまちまちですが。

するめや昆布や
団子を焼いたというひとも。

みかんやダイダイを焼いて食べた!
というおばさんは特別ではなく
みかんを焼く地方は多いのです。

「蜜柑を焼いて喰ふ小供と二人で居る

尾崎放哉も焼いています。

ふたまたの大根を焼いて
それを持ち帰って調理するようで
家内中!人間も牛も犬も猫も
食べたというひともいます。

はは!日本の昔は広い。
今の日本は狭い!なにもかも。

今は持ってきてはならないもの多し。
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餅もするめもみかんも
焼いてはいけません。

お飾りを粛々と焼いたら!
お賽銭をあげて帰ります。
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行列が延々とつづいています。
お飾りは目印で
神が宿るものではないと
バチあたりは勝手に思うのですが
みなさん!几帳面ですね。



山阪神社の前の福食堂で
ランチをして帰ります。
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メンチカツ定食(税込み 680 円)!
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「メンチカツ」の単語は
大阪ではあまりつかいません。
「ミンチカツ」です。

あるとき!
大阪の土着のひとが
藤子不二雄の昭和 30 年ごろの
トキワ荘の仲間内のパーティの絵に
「メンチカツ」と描いているのを見て
「東京ではそう呼ぶのか」
「富山県(藤子不二雄の出身地)の」
「ことばなのか」と
聞いてきたことがありましたが。

富山県では知りませんが
東京では!まぁ!そうでしょう。

強いていえば!
「肉」文化の違いじゃないですか。

大阪で単に「肉」といえば牛肉。

だから!たとえば
「肉まん」とはいいません。
豚肉ですから。
「豚まん」と呼びます。

それでいえば大阪のミンチカツは牛肉。

東京のメンチカツは豚肉!
もしくは牛と豚の
合い挽き肉じゃないんでしょうか。

なんて!テキトーに答えていたのですが
それっきりで調べていません。
すみません。



(手塚治虫・他著/トキワ荘青春物語/)参照
(敬称略)
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