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JT生命誌研究館 虫愛づる姫に会う [手のひらを太陽に]

西国街道を西に歩けば
芥川一里塚にあたりました。
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三宝荒神が祀ってあります。

その横が仇討(あだうち)の辻。
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江戸時代に
なにかの仇討ちがあったのでしょうけど
今どき!
関心のあるひとはあまりいませんが。

アーケード商店街があります。
いつもはそこを抜けて
JR高槻駅に行くのですが
たわむれに北へ歩を進めてみます。

すぐ!
JT(日本たばこ産業)に着きました。

その一角に生命誌研究館があります。
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なんだか難しそう。
研究なんて!
ことばにさえ縁がないですが。
まして!科学には疎(うと)いし!
ま!疎くない学問も皆無ですが
化学も理学も数学も
虫唾(むしず)が走る分野だし。

入館料は無料!?
それなら!入れてもらいます。

まず!出迎えてくれたのは
「蟲(虫)愛(め)づる姫君」ですか!
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堤(つつみ)中納言物語じゃないですか。
難解な専門用語と外国語と
数式ばかりかと思ったのですが。

堤中納言物語は
平安時代の短編集でしたよね。

10 編ばかり
だれが書いたのか!なん人が書いたのか!
秋の夜長に焚き火を囲んで
静かにささやくような物語ばかりですが。

その中のひとつ「虫愛づる姫君」を
つけ焼き刃で読み返してみれば
当時は異端あつかいされて
親が心痛めた姫も
今でいう生物学者そのものですね。

そして!肺魚がいました。
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ちょっと!安堵します。

企業博物館は
たいてい自社製品に関連した展示が
多かったような気がしますが
生命誌とはなんでしょう。
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DNA から 38 億年の進化を
探っているのでしょうか。
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細胞の説明があります。
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動いています。
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ミトコンドリアはこんな姿でしたか。

端からじっくり見て行けば
進化の流れが理解できるように
分かりやすく構成されているような。

今!勉強する気がないので
走り抜けてしまいました。
今度!ゆっくり回りましょう。

今度がいつなのか!
もう思い出さないのか!分かりませんが。



ランチの看板が出ています。
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「サバと豆腐の味噌煮」!?
どんなものでしょう。
複雑なものでしょうか。

「和風ダイニング 梶平」ですか。
どこにあるの?!
ああ!地下ですか。
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なるほど。
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たしかに!サバと豆腐!そのものです。
複雑にこねまわしてはいませんでしたね。

フツーにおいしいです。
税込み 900 円。



(堤中納言物語/山岸徳平訳注/)参照
(敬称略)
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