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三輪のとろろ 円筒埴輪の怪 [いわなが姫の丑の刻参り]

雨がやみません。

山の辺の道を歩こうと思っていたのですが。

そのうちやむだろうと!たかをくくって
JR万葉まほろば線に乗っていたのですが。

らちが明かないので!
正午が近くなったので!
小雨になったようなので!
三輪駅で降りて歩き出します。

大神(おおみわ)神社の
高さ 32m の大鳥居のほうに進みます。
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雨中に花嫁衣裳(たぶん!)のひとが
歩いています。
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「三輪の花嫁」ですと?!
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ちなみに
「大神(おおみわ)」の「みわ」は
「美和」とか「三輪」とか
書きたい放題(失礼!)です。

「三輪の花嫁」と書いてある建てものは
「大和」というレストラン!?
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雨が強く!
斜めから降ってきたので入店します。

一番安そうな
「一の鳥居定食」をいただきます。
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麦ごはん!とろろ汁!
おでんのような煮もの!

それに!吸いものに
この里の名物の素麺が入っています。

麦ごはんは小さなおひつできましたが
お代わりができるそうです。

税込み 950 円。
おいしかったです。



すぐ近くに
桜井市立埋蔵文化財センターがありました。
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今日(2023/11/18)は
「2023 年度第 21 回関西文化の日」で
入館料は不要でした。
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円筒埴輪(はにわ)の特別展がありました。
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私の埴輪の知識は幼稚なもの。

「死者を壺に納めた。
「死者の周囲に玉垣のように壺をめぐらし
「あちらの世界を隔てた。
「霊魂は出入りできるように壺に穴を明けた。
「それが円筒埴輪になり
「後に形象埴輪も作られるようになった。

そんなことをトクトクと
ハイキングどきなどに
みなさんに説明していましたが。

今!観察すれば
埴輪の穴!
透孔(すかしあな)と呼ぶらしいのですが
それが丸ではないものがあります。
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よく見ると
三角!四角!長四角!半円!いろいろ。
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この違いはなんですか!?

「埴輪」のセミナーに紛れ込みます。
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が~ん!
私の今までの埴輪の常識は
ほぼ根底から崩れました。

カムチャッカ(?)の
日本語学校で習ったことは
なんだったのやら。

どの古墳にも円筒埴輪はあるのだそうな。
形象埴輪がなくても。

壺から円筒埴輪になったのではなく
あれは壺を置く台!?

その円筒埴輪には
たくさんの模様が刻まれていたのですが
古墳の造営が増えたので
大量の注文(!)があり
手間ひまをかけられなくて
模様を簡略したものが
あの透孔!?

霊魂の往来はなくてもいいらしい。
なんだかキツネにつままれたよう。

外に出ると!暴風雨がうそのように消えて
陽が射しています。

夕暮れの道をとぼとぼ帰ります。
あ!傘を忘れてきています。
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