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知恩院あたり かまぼこを食べて  [平安京有情]

ん!?
奇妙なものが!
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サギじゃないですか。
なんという格好をしているのでしょう。

高瀬川に桜の葉が散っています。
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なん度もいうようですが
ここに立つとある歌の断片が浮かびます。

「病葉(わくらば)を 今日も浮かべて
「町の谷 川は流れる

初めて「病葉」という単語を知ったのは
この歌詩からでしたが。
心貧しい遠い日。
今はもっと身心懐中貧しいぞ。

鴨川の四条大橋を渡ると
南座に「まねき」があがっています。
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師走ですね。

八坂神社の境内の和服姿は
インバウンド(訪日旅行)の美人ばかり。
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先日まで着物を着た
可愛い娘が多かったのですが。
それは「七五三」の
参詣だったのでしょうか。

円山公園を横切ります。
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知恩院の境内には
思ったより紅葉・黄葉が多い。
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御廟のほうに長い石段をあがります。

石段の中途で柑橘の実が見えます。
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おいしそうです!たくさんあります。

御廟には行かず!千姫の墓に参ります。
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その奥に
濡髪(ぬれがみ)大明神があります。

「ちおいん(知恩院)さんの
「濡髪さんにお祈りすると
「旦那はんがでけます。

京の花街の芸妓は
パトロンなくては成り立たない
「お仕事」なんでしょう。

ちなみに花街を「はなまち」と読んだら
眉をひそめられたような。
「はなまち」は娼妓の街のことだから
「かがい」といわねばならないと
注意されたような。

旦那ができてからでも
丑三つどきにやってきて
そこの井戸に
小豆を落とすのだそうです。

そうすると
旦那が奥さんと同衾(どうきん)しても
なに(!)が役に立たなくなるそうな。

旦那は奥さんといたさなくなり
自分のところへ
せっせと通うようになるとか。

これが京のこのあたりの花街の
常識で!正義で!生真面目で
他人が口をはさむことはありません。

知恩院のショップに
かつおぶしのだしが売っていました。
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この宗派は
動物性のものもいただけるのですか。

三門から出て参道をゆるやかにくだり
振り向けば
右と左の紅葉の色が違います。
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どんどん西へ歩けば
唐突に!唐突に思えるところに
蒲鉾(!)店がありました。
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「いづ萬」ですか。
歴史がありそうな店舗です。

すり身を揚げたものですか。
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おいしそうですが!
安売りスーパーしか行かないものには
高価に見えます。

4 個セットでは税込み 600 円!
お得というのでもらいます。
種類は女将さんにおまかせ。
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重い!
ひとつ 150g はありそう。
また!厚い。
食べごたえがあります。

どこで食べますか。

祇園白川に出ました。
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辰巳大明神の前には観光客がいっぱい。
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TVドラマの!特に探偵ものの大団円に
断崖とか!火口とか!
とんでもないところでロケしたがりますが
どこにも行けないときには
しかたなく「辰巳大明神」だと
船越英一郎がいっていたような。

そんなことでかどうか!しょっちゅう!
結婚式の前撮りらしいひとたちが
順番待ちしていたり。

ちいさな!ちいさな神社。
絵になるとも思えないのですが。



(永六輔著/極道まんだら/)参照
(敬称略)
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