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大相撲!大阪場所千秋楽 2017 [いずれ あやめか かきつばた]

大相撲三月場所千秋楽(2017/03/26)です。
早朝 6 時 15 分です。

大阪府立体育会館です。
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あれ!?
また!表札(!)が変わっています。
「エディオンアリーナ大阪」とか?!

大阪府立体育会館という
本名(!)でいいと思うのですけどね。

府の命名権商法ですか。
公共性も矜持(きょうじ)もなく
1 部の商人の顕示欲に利用させるような政策!?
まるでうわべだけ売って心は売らない
あざとい売春商法(?)じゃないですか。



大阪場所が現行のように本場所になったのは
昭和 28 年(1953)からでしょうか。
それからずっと
ここで開催されているのでしょうか。

改装のため
1 回だけ大阪市中央体育館を使ったようですが。

通天閣の下に
「大阪国技館跡」の石碑があります。
丸屋根のきれいな建てものだったそうですよ。

でも!それは
大正の大阪相撲時代のことですよね。

東京と大阪の大相撲が合併した後
昭和 12 年(1937)
今のJR鴫野駅(大阪市城東区)の近くに
大阪大国技館(通称・大阪関目国技館)を
造ったそうな。

「大」の字がついているのは
当時の両国国技館より
キャパシティが上だったからかも。

大阪大国技館では準本場所が興行されていますが
そんな場所ですので
力士は東京の本場所以上に力が入ったそうです。



「稀勢の里」人気で三月場所のチケットは
1 月中に完売しています。
自由席券 200 枚は当日しか発売されません。

それを買いにきたのですが。
並んでいる人は
案外!少ない!?
搬入業務のくるまの影?!

わ!
体育館沿いに横に曲がったら!
この時間に!この長さ!
尋常ではないですね。
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私が目安にしている(200 人めの)電柱から
2 本ばかり電柱を数えます。
300 人近く並んでいるのでは?!

もう!無理ですね。
帰りましょう。
みなさんもお帰りなさい。

といえば十数人は帰り出しましたが
「無駄でも!」と帰ろうとしない人ばかり。



昭和 12 年(1937)の
大阪大国技館の杮(こけら)落し準本場所では
昭和の角聖・双葉山も取っていました。

「双葉山」とは
3 年間負け知らず
69 連勝の記録で
今も「相撲の神さま」と
崇(あが)められたりしていますが
87 連勝だという指摘もあります。

大阪と名古屋の準本場所を
現行のように
本場所として考えるとそうなるらしい。

つまり!
昭和 11 年(1936)年から
昭和 14 年(1939)年の間
東京本場所の成績だけでいいとこ取りで数えると
69 連勝。

同じ期間
東京本場所と
地方準本場所(大阪と名古屋ですが)を
いっしょにして
いいとこ取りで計上したら 87 連勝!?



あ!
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列の先頭あたりの人たちの多くは
段ボールの上にいます。
昨夜からここで野宿していたのでしょうか。

「稀勢の里!肩口!心配やわぁ!」

眠そうな顔のおばちゃんたちがいっています。

あ!もしもし!

注意してあげなきゃ。
「肩口」は大相撲界の隠語では男性のナニのこと!
あ!ま!いいか。
私の周囲のお局さまたちなら
大いに受けるはなしですが
市井の善女にいえばひんしゅくを買うかも。

あ!いえ!なんでもありませぬ。
大丈夫ですよ。
今日は「照ノ富士」と相星になりますよ。

「なんで?!」

世の習いです。
それが一番丸く収まる千秋楽です。
その後
優勝するのがどちらかは
私は知りませんがね。

なんて!無責任なことを
臆面もなくおばちゃんたちにいって
眠けを覚ませてあげます。



千秋楽は
「千穐楽(千龝樂)」が正字(?)でしたか。

不世出の横綱・双葉山の本名は
龝吉定次(あきよしさだじ)だそうな。

千穐楽の「穐」ですか。

なにを考えているのやら。
すみません!心!不安定!です。

「くすり」の依存症の果てに見る
顔中毛虫がはいずりまくる幻覚のように
(そんな経験はありませんが)
脈絡のない毛虫のような単語が
脳裏にかつ浮かびかつ消えるじゃないですか。

この日の予定が根底からひっくり返って
当たるところのない腹立ちの果てです。

帰ります。

折りたたみイス!
寒さに備えて!コート!
文庫本!
チケットが取れて!朝 8 時半に入場して
いい席を確保して
しばりつけておくざぶとん!
ざぶとんばかりでは心細いので
乗せておくダミーの水を入れてきた酒瓶!
カメラ 2 台!
ティッシュ 1 箱!
南京豆の大袋!

みんな持って帰ります。
重いなぁ!



(石井代蔵著/真説 大相撲見聞録/)
(石井代蔵著/続 相撲畸人列伝/参照)
(敬称略)
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野村克也が消されていた?! [いずれ あやめか かきつばた]

街の中に丘と林と谷を造っています。
「なんばパークス」と命名されています。
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大阪はミナミの真ん中
プロ野球の球団の南海ホークスの
ホームグラウンドがあったところ。

「南海・難波駅のホームから」
「球場内が丸見えやったんや」

昔!ご老体がいっていましたね。

「帰るつもりで駅に入ったんやが」
球場の熱狂ぶりを見て引き返し
急いで球場に行ったものだそうな。

同僚はみな南海ファンだった時代があったとか。

なるほど!今も!
「なんばパークス」の横で
南海電車が発着していますね。
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なんばパークスに上ります。
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あんまりハデに紅葉するものはないですね。
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サクラだけとかカエデだけとかを植栽すれば
その鑑賞の期間だけはすごいでしょうけど
その時季は短く
その他の日々には困りますよね。
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それにしても!維持管理が大変でしょうね。



「南海ホークス メモリアルギャラリー」があります。
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以前からあることは知っていたのですが
プロ野球もスポーツもなにも
協調性が皆無!集団ですることは苦手で嫌いですので
興味が湧かなかったのですが
冷風におびやかされて!
しばし避難のため入ります。すみません。

ユニホームやボールやらが飾られています。

活躍した選手の紹介もあります。
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球団史も年表にしてあります。
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年表には主なできごとや
その年の成績や
「監督」の名前が書かれています。

ん?!
その年がとびとび!?連続していないんですが。
さらに
昭和 45 年(1970)から昭和 51 年(1976)まで
監督がいません。
明記されていません。

この時代は野村克也監督?!

選手紹介のパネルをあらためて見ても
そこにも「野村克也」はありません。

打撃部門のタイトルの常連で三冠王も取っている
球団一の打者ですがね。

監督時代にもリーグ優勝をしているはず。
年表には
昭和 48 年(1973)に
監督不在(?)で優勝したことになっています。

はははは。
不謹慎ながら笑ってしまいますね。

そこまで存在を消してしまいますか!

あの品のない!
私の一番嫌いなタイプの女性のせいでしょうね。
たぶん不倫の果てに
野村の 2 番目の妻におさまった女性。

ま!個人の結婚のことは好きにしたらよろしいが
天下の大打者!名監督が
あんな女性にいつも露払いさせて
周囲がいう公私混同するとは!?
幼稚園児でもしないことを?!
かれの心の闇(失礼!)を知るすべもありません。

しかしまぁ!これほどまでに嫌われているとは!

どちらかの肩を持ってはいけないことでしょうけど
嫌うほう!嫌われるほう!ここまで徹底すれば
双方ともなにか痛快ですね。

それ以外の問題があったのなら!ごめんなさい。

関西の私鉄の中で
南海はあんまりいい印象を持っていなかったのですが
ちょっと見直しました。



(敬称略)
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堺の自転車レース [いずれ あやめか かきつばた]

堺市の広い大仙(だいせん)公園の
いこいの広場がにぎやかです。
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飲食ブースがあります。
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比較的安価です。
香具師(てきや)の店舗ではなく
どこかの町内の集合体が
販売しているようでもあります。

堺市に住むその道の好事家の!
いやご趣味のおありのお大尽から
自転車の
ロードレースがあるという連絡があったので
珍しいのでやってきたのですが。
競輪場のバンクを走る自転車は
車券も買わないのに見たことはありますが。

お大尽さまぁ!どこにいるんですかぁ?!

「あ!今日は忙しいので行かないよ」

なんですか!
誘ってくれたのではなかったのですか!

ま!ぐるりと見て回って帰りますか。



解説者がいないのでよく分かりませんが
この大会(2016/05/29)は
「第19回ツアー・オブ・ジャパン・堺ステージ」
というらしい。
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大仙公園の
外周道路(2.7km)をぐるぐる回るらしい。

仁徳陵(大仙陵古墳)の前がスタートとフィニッシュ。
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佃煮にするほどのすごい人数の選手がいます。

そういえばチームピットというところに
16 ものブースがありましたね。
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1 チーム 6 人が出ているのなら
96 人でしょうか。

わぁ!
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カエルの卵みたいにかたまって
スタートして行きました。

1 周を 3、4 分で走っているのかな。
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半分以上が外国人選手かも。

堺国際クリテリウム!
JBCFクリテリウム!
堺ステージ!
いろいろとプログラムにありましたが。
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どれがどれで!どういうレースなのか!?
お大尽きてくだされ。



ん?
恋のフーガ!たぶん?!

音痴の中でもさらに音感のない
私がいうのですからいい加減ですが。
意識の奥の方でなつかしさを感じる
情熱的な恋のメロディに誘われて日本庭園に。
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鳳中学校吹奏楽部?!
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中学生なんですか。
棒を振っているのは毛髪の薄いおじさんですが
ほとんど女生徒ばかり。

それなのに「恋のフーガ」ですか。
しかも!半世紀前のはやり歌。

まぁ!健康なら恋する年ごろ。
平安時代なら出産していますからね。

聴衆もいない庭園で?!
練習していたのでしょうか。

自転車のレースに集中しているためか
日本庭園に人影は寂しい。
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カキツバタが咲いています。



なつかしいような
甘い匂いがするのは大芝生広場。
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クローバーの花の香りですね。
ヒツジかウサギでも飼ってみたくなるような
クローバーの花で一面に霜が降りたよう。

山小屋風な茶店(?)がありますね。
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よもぎ茶セットでランチ。
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300 円。
よもぎのお茶とよもぎ餅。
なつかしいような素朴な味です。

今日は「なつかしい」
胸騒ぎばかりが去来します。



「アイスクリーム」売りの後ろで
発電機がやかましい。
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電気冷蔵庫がいるんですね。
あたり前でしょうけど!なにか笑えます。

観戦記念に自転車の網かごのカバーと
なにか鉢巻みたいなものをもらって帰ります。
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赤い鉢巻みたいなもの!
今!分かりました。
空気を入れてバットを作り
振って!たたいて!
応援するものじゃないでしょうか。
もう遅いけど!はは。
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大相撲!大阪場所傍観記 [いずれ あやめか かきつばた]

大相撲の初場所(2016/01)!
琴奨菊(ことしょうぎく)が優勝しました。

久方ぶりに日本人が優勝したとかで大騒ぎ。

その興奮が冷めやらないときに
3 月の大阪場所のチケットの
先行販売がありました。

こりゃぁ大昔の貴花田・若花田の時代のように
チケットに羽が生えて
4、5 倍に値上がること必定!?
4 人用の桝席 46,800 円が
300,000 円になったらすごいですね。
とりあえず 4、5 枚押さえておきませんか!

だれかぁ~!いっしょに買いませんかぁ~!

「損切りしなければならなくなったときには」
「だれがメンドーみてくれんの?!」

「乗りたいけど先立つものが、、、!」

なかなかだれも動きません。

「それは違法です」
「転売目的の購入は禁止されています」
なんてしゃれの分からない
TVドラマ「相棒」の水谷豊みたいに
浮いている人もいましたね。

こんなときに
ひとりだけ正論を吐くと
周囲がおバカに見えるでしょうが。
空気をよみなさい!

自分で見に行ける範囲ならいいの!たぶん。

「損切りしても売れず」
「仕方なく 4 人桝にひとりでぽつんと観戦する」
「キミの姿がTVに映るのが見てみたい」
なんて恐ろしいことをいう人も。

むむむ、、、。

ちゅうちょしているうちに
すぐ!売り切れて
すぐ!倍になってネットで売られていました。
あああ!人の意見など聞くんじゃなかったですね。
なんか損した気分ですが。



仕事に!
ウソついてすんません!雑用に忙殺されて
ぽっかり!スケジュールが空いて気づいたときには
もう 14 日目になっていました。

損ついでに高い木戸銭を払って行ってみます。

おお!
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すべてのチケットは 15 日間完売ですか。
当日 200 枚だけ発売する自由席券をねらいます。

今日は 2 時間しか寝ていないのに
早朝 6 時 20 分!大阪府立体育会館に行くと
予想よりはるかに多くの人が並んでいます。

140 番目でした。
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8 時半に入場したものの
場所も終盤になると
幕下以下の取り組みが激減するので開始が遅い。
10 時 40 分からだそうな。
がら~ん!
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観劇や映画や公演のときには
いつも最後列の右の端に座るクセがあるのですが
ちょうど正面の右の端の角が取れました。
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安心したら睡魔に襲われ!意識がなくなりました。



ひといき寝たら空腹を覚えます。
館内のレストランは高い!
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1 回だけ外出できる決まりですので!出ます。
なんばパークスのガーデンには
ベニバスモモが満開のはず。
気温が低いのでひなたぼっこの花見でもしますか。

あれ?!
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もうほとんど散っています。

「ベニバ」とはホントに紅色の葉が出るのですね。

千日前通りまで行って
居酒屋の「天秤棒」で
サービス定食(税込 500 円)を食べました。
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安い!おいしい!
赤だしが冷えた体と心身の飢餓にしみます。



午後 1 時過ぎて帰ってくると
関取衆がやってきています。
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みんな同じ玄関から入退場するので
待っているファンには分かりやすい会場です。



だいぶ埋まってきていますね。
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大きな声援が飛んでいます。
幕下なのに。
宇良ですか。
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おそらく来場所は十両ですから
幕下時代最後の土俵でしょうか。



毎回!桝席の下!
構造を確認してすみません。
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そんな裏で
出番前の力士が最後の確認をしています。
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破れて引き上げてきて
TV局のモニターで敗因を確認しています。
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ここはまた!
支度部屋の前まで容易に行けるので
力士との距離が近い。



私には面白い現象がありました。

この日の十両最後の取り組みで
控え力士も勝ち残りの力士もいなくなり
呼び出しが水をつけていました。
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結びの一番でも同じことが起きて
琴奨菊の力水は
たぶん!かれの付き人が急きょつけていました。
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横綱の土俵入りのあるころには
「満員御礼」の幕が下がっていました。
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そんな長時間のおバカな観戦。

ほとんど変わりません。
私の大阪場所探検記(拙ブログ 2010/03/23)と
大阪場所観戦記(拙ブログ 2015/03/21)と。
このレポートも十年一日の如し。



(敬称略)
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大相撲!大阪場所観戦記 [いずれ あやめか かきつばた]

大相撲大阪場所!開催中です。

なにがあるのか知りませんが
今年(2015)は早くから全席完売です。
ないといえばほしくなるのが
あまり賢くない人たちの悲しい性(さが)
あちこちから
チケットはないかといってきますが。

当日だけ販売の自由席ならありますよ。
朝早く並んで買わねばならないでしょうけど。

鼻を明かすほど
ひねくれてはいないつもりですが
それほどの人気なら
ナイショで買いに行ってみましょうか。

買えて!
倍の値段でだれかに売りつけられれば!?
バンばんざい!



早起きしてきましたよ。
6 時 40 分。
太鼓をたたくやぐらが作られている
府立体育会館(愛称を身売りしていますがね)。
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行列が正面から横に曲がっていませんね。
ということは 50 人は並んでいませんね。
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楽勝です!楽々整理券をゲット。
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あ!これは整理券の裏。
表は日本語ですよ。


場所も初めの方は朝も早くから取り組みがありますが
この日は 13 日目(2015/03/20)
相撲は 10 時半から。
でも!入場は他の日と同じように 8 時半。

とりあえず!自由席の席を確保して。
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持ってきたざぶとんと
盗まれてもいいように
焼酎の空瓶を入れた紙袋をひもでしばりつけます。はは。

自由席は 4 隅のほとんどデッドスペース。
それでも!少しだけでもいい席を。
正面側がよろしい。
向こう上面なら
花道には近いけど
力士の後ろ姿ばかり。
電光表示板も裏を見るばかり。



とりあえず!(とりあえずばかりですが)
ま!ちんころ犬の匂いづけみたいに
館内をぐるっと回っておきます。

これがマス席。
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1.3m 角です。
ここに 4 人!
恋人同士なら抱き合えばいいのですが。

マス席の最後列にペアシートというのがあります。
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大きさはやっぱり 1.3m 角ですがふたり席。
足を伸ばして座っています。



朝の支度部屋は閑散。
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巡業部(兼?)記者クラブの前では
往年のスター力士の親方ふたりがひそひそ。
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車いす置き場。
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マス席の下。
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前にきたとき
無茶苦茶高かった自販機の飲みものが世間並み。
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!?
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ま!気をつけましょう。



あんまりすることがないので外に出ます。
再入場は 1 度だけ!と
いつも怒ったように念を押されますが。
やさしくいってよ!ガラスの心臓ですのに。

ああ!どこに行ってましょうか。
横堀川は遠いし。

大正のころの大阪の相撲のざれ唄があります。

 大阪どこかい 横堀(よこぼり)かい
 横堀どこかい 三保ケ関かい
 朝かい 晩かい 昼もかい

そのころは大阪相撲の全盛期。
三保ケ関部屋には
200 人を越える取的(とりてき)が
ひしめいていたそうな。

当時の下っ端の相撲取りは食えず
食わせてもらえず
アルバイトで食いつないでいたそうな。

上記の「かい」は「櫂」!?
相撲取りの仕事先は
なぜか蒲鉾(かまぼこ)屋が多かったそうです。
それとも
三保ケ関部屋は蒲鉾屋と関係があったのかも。
どちらにしても
1 日中!櫂をこねまわしていたのですね。

昭和の初め(1927)に
その大阪相撲も東京相撲と合併してしまいましたが。



大阪相撲の名残りもたくさんあるらしい。
「タニマチ」なんてことばなんかも。

タニマチは
スポンサーとか援助交際(!)とかいう意味の
あくまでも裏のことば?!
あんまり上品ではない隠語だったはず。

寺院は宿舎に便利で
寺院が並んでいる谷町は
三月場所の宿舎も必然的に多く集まり
そこに出入りする
金持ちのことを指すようになったという説が
一般的でしょうけど。

三月場所が定着したのは
昭和 28 年(1953)ですけどね。
タニマチはそれ以前からあることばじゃないでしょうか。

谷町の医者にたいそう相撲好きがいて
たくさんの金銭を
つぎこむ人がいたという説も有名ですが。
その医師の名前が
萩谷だったり!薄だったり!
医院の場所も人によって異なっていたり。

ま!大変です!考えるのはやめましょう。



だれもチケットがほしいといってきません。
こうなりゃ!最後まで見ますか。
仕事が忙しいのに。(ウソついてすみません)

相撲見物は 1 日かかります。
ランチしなければなりません。
地下にレストランがあります。
零細工場の食堂のようにとても殺風景です。(失礼!)
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でも!値段は一流だわさ。
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体育会館の前の道の向こうの
居酒屋の勝太鼓(かちだいこ)の
ワンコインランチ(税込)!筑前煮定食。
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おいしかったですよ。

ちなみに「豚肉生姜焼き」「さば塩焼き」
「牛肉しゃぶしゃぶ」等 10 種類ばかり
みんな 500 円でありました。
写真のうどんは半玉。
1 玉なら 50 円増し。



午後になると関取たちがやってきます。
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さすがに電車ではきませんね。

相撲茶屋!
今の正式名称は大相撲案内所というのだそうですが。
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若い衆は
芝居で見る人力車夫のようなスタイルですね。
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相撲茶屋の従業員は
若くても死にかけでもみんな
「若い衆」と呼ぶことになっています。

木戸を通ったところ。
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関取の入り待ちのファンたちがたむろしています。



あああ!カメラの電池が赤信号。
ハイキングでは
予備の電池とカメラを携帯していますが
不覚にもなんにも用意していません。

ここから電池をだましだまし!こわごわ撮影。
面白いこともなくなりました。

ん!?
使用禁止席でしたよ。
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大勢平気で座っています。
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日本語の読めない外国の人が?!
漢字の読めない日本の人も!?

中入り後には満員御礼の幕が下がりました。
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そりゃそうでしょ!
チケットがないのですから。
それでかどうか!
場内は倫理もマナーもなくなるような
混乱ぶりでしょうか。



最後にざぶとんが舞いました。
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結びの一番で横綱の白鵬が負けたのです。

電池が切れてももういい!
シャッターを切りまくったのですが
傑作は撮れませんでした。はは。
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