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ふきのとうのはったい粉焼き?! [こな(粉)もん]

はったい粉(はだか麦の粉)があります。
200g ほどあるのですが
なかなか減りません。

大阪では
ごはんにかけて食べたり
さらにその上から
お茶をそそいでいるらしいのですが。

もっとも
そんな食べ方をしたのは
今は初老以上の
ひと世代前の人のはなしでしょうけど。

私は深夜に小腹が空いたとき
ヨーグルトにかけて
食べていることが多いのですが。
それぐらいの消費では減りませんねぇ。



牛乳で溶いて焼いてみますか。

固まらないような気がして
少し残っていたかたくり粉を入れます。
ああ!少しではありません。
どばぁ~と入りました。

あわててお好み焼き粉を足します。
なにをしていることやら。

この際!冷蔵庫の掃除のように
きな粉もパン粉も加えてしまいましょう。
豆腐粉という珍しいものも。

ふきのとうをきざんで混ぜました。

青ネギをいっぱい入れて
肉の代替にプロセスチーズも。
味つけに昆布茶と塩を振って。

焼きました。
blogふきのとう11.jpg

はったい粉の黒さが強いお好み焼き。はは。



スープを作ります。

お湯で味噌を溶きます。
山里の路傍で買った手作り味噌です。
だしは強いていりません。

やっぱり道脇で求めた
素麺のふしをゆでて具に。

ふきのとうを散らします。
blogふきのとう12.jpg

ふきのとうはやっぱり佃煮風がいいかも。

干し柿を日本酒で柔らかくしてから
日本酒ごと火にかけ
ふきのとうを加え
濃口醤油を入れて煮含めました。
blogふきのとう13.jpg

干し柿の甘味で
ふきのとうが上品?!
食べる人の舌によりますか。

それに
ふきのとうの味がついた
甘辛い干し柿が意外においしい。
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カラフル人参の葉のスパゲティ [こな(粉)もん]

買いもの中の
場末の居酒屋のおじさんに遭遇しました。

野菜をたくさん仕入れていました。
魚がメインの店なのに。
野菜の値段が下がらない昨今に
原価が上がるのでは。

「どうしたの?!

「野菜が高いからや!」

ん?!

野菜がとても高価なので
家庭の食卓に出る機会が減っています。

酔っ払いたちも
なにも考えていないようでも
多少は気にしているらしく
居酒屋での肴は
野菜の多く入っている料理を
注文しがちなのだそうな。

面白い。



月になん度も山里を歩いていますが
ま!そんなに愉快なものには
そうそう出会いません。
無人販売の野菜を買うくらいを
楽しみにしています。

今まではぼんやり買っても
近所で買うよりお得感があったのですが
畑の横でも
けっこう高い値札がついていたりします。
よく考えないと
損な買いものになったりします。

それぐらい野菜が高く変動が激しい。



生食用と書かれていた人参を買いました。
blog人参1.jpg

カラフルな人参のセットは
山間の販売所ではそう珍しいものでは
ありませんが。(拙ブログ 2015/11/22

ああ!そうでした!
「緑色」(拙ブログ 2014/06/24)か
「黒色」(拙ブログ 2017/07/10)かの人参を
探していたような。

しかし!
なぜ!意識の底にそんな思いがあったのか。
なにをするために探していたのか
ずいぶん前に思いついていて
忘れてしまっています。はは。



買ってきたので!食べます。

人参ばかり食べていますが
特別好きとも思えないのですが。
人参ってセリ科ですかね。
私にはウコギ科の匂いがするのですが。
ウコギ臭は
そんなに好きな匂いじゃないのかも。

調理はまず葉っぱから。

ごはんを炊くにも米を切らしていたので
スパゲティを袋の表示通りの時間ゆでて
人参の葉っぱと
冷蔵庫にあったレーズンを放り込んで
かきまわして!すぐ火を止めて
湯を切りました。

ベーコンを炒めてポン酢で調味。

ポン酢といっても
常食している「焼きさば弁当」(299 円)の
サバ用についている
大根おろしとレモン酢の入っている醤油。
blog人参2.jpg

せっかちなので
あんまり使わないんですよね。
必要なら手近の醤油をかけたりするもので。
それで冷蔵庫に
いくつも保管しているのです。あは。

そこへスパゲティを混ぜました。

カラフル人参の葉のスパゲティ。
blog人参3.jpg

人参はカラフルでも
葉っぱはおなじ色ですけどね。



人参のほう!どうします?!
どうするつもりだったのやら。

スライスして砂糖をまぶしてみます。

ま!脱水はしますが
塩のように早く!
どんどん水は出てきませんがね。

砂糖をあんまり落とさないで
強い酢の味が好みなので
穀物酢をぶっかけて
昆布茶と味の素と
少々の塩を混ぜて
冷蔵庫でなじませました。

あれ?!
4 食でした?!
blog人参4.jpg

色が混ざって(?)変化して
どれもあんまり差がなくなっています。

これで酒でも飲んでいたら
忘れていたこと!思い出すかも。
ま!無理でしたね!
分かり切っていましたが。



「こんな人参のメニューはどう?

くだんの居酒屋のおじさんに
いってみました。

「無理や!」
「嫌いや!」

「お客は人参が嫌いでしたかぁ!?

「オレが嫌いなの!」
「人参!食べたことがない」

よくまぁ!それで料理人になりましたね。
気のせいか
私の周囲に人参嫌いの料理人が多いような。
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田辺大根スパゲティ [こな(粉)もん]

未明にあんまり意味もなく時間だけ消費して
スズメ(雀)の家族が窓際にきたころ
少しだけ寝ました。

冬の朝の街に出て
季節の移ろいや
人心の変遷や
わが身の勝手な不幸を
勝手に憂いながら
眠気覚ましにさまよいます。

「さぶい(寒い)ねぇ!」

わが脳は行きずりの変なおばさんとしか
認識しないのですが
向こうは昵懇(じっこん)の間柄のように
口をきく人に遭遇。

「昨日に比べたら暖かいのでは。

「あんた!大丈夫?!」
「色ボケしてるんやないの?!」
「それとも夜遊びした朝!?」

「ほっといてください!

つくづく信用のない身の上ですなぁ。

「田辺大根!」

あい変らず!わが町のシモジモの住民は
形容詞も動詞もない
日本語に似た(?)奇声をあげます。

中略。

はやいはなし!
長居植物園(大阪市東住吉区)に
「田辺大根」をもらいに行くのに
つき合わされましたがね。



大根の頒布(はんぷ)は 11 時から。
早過ぎましたね。

「行くところないなぁ!植物園も冬は」

「そんなことないですよ。
「桜のお花見できますよ。

ね!
blog61.jpg

ヒマラヤザクラ。(拙ブログ 2017/12/15
blog62.jpg

「貸し切りですよ。
「麦めしを握ってきて!
「お花見してください。

「麦ごはんでは握りにくいよ~!パラパラで」
「田舎のこどものころ!貧しかってね」
「おかあちゃん!ごそっと麦を入れんねん」
「上にある麦をよけて下のほうの」
「米のところをお弁当に持ってったなぁ」

たしかに麦めしを炊くと
米と麦が分かれて炊きあがりますけど。

「最近!娘の家なんか」
「なんとかいう大麦やら」
「麦のふすまから作った粉を買ってんねん」
「そんな麦のほうがお米より高いんやて!」
「なにがなんやらねぇ!世の中は」

あの!いおうとしていることは分かります。
でも!「麦めし」というのはことばのアヤで!
そんなに深刻には考えないでくださいな。

パンジーがいっぱい咲いています。
blog63.jpg

水仙の花もぽつぽつ。



長居植物園の南東の端っこの
「キッチンガーデン」エリアに
なにわの伝統野菜という
「田辺大根」が植えられていました。
blog64.jpg

9 月 23 日に播種。
ということは 3 月で収穫期を迎えましたか。
成長は標準的な大根ですね。

キッチンガーデン横で
寒い季節なのに大勢休憩しています。
blog65.jpg

ボランティアの人が
ハーブティをふるまっています。

今日はレモングラス・ティでした。
毎回だいたい「レモングラス」のようです。
万人に好まれる味ですからね。



あ!大変!田辺大根!
もう!始まっていますよ。
blog66.jpg

大根を選んでいいのですね。
まぁ!みなさん!
バーゲン会場のおばちゃんと化しています。

「あんたも早く~!」

いいです。
私は端っこの大根で。
どれもそんなに遜色ないでしょ。
blog67.jpg

1 本 100 円。
レモンは 3 個で 200 円。

おいたカードと比較あれ。
思ったより大根は小さく
レモンは巨大です。



おばちゃんを振り切って
JR南田辺駅前まで帰ってきたら
田辺大根の「だいこだき(大根煮)」無料!?
blog68.jpg

単純な煮ものだけど冬にはご馳走かも。
blog69.jpg

初老の夫婦が毒づいて帰って行きます。
食べもののうらみはおそろしい?!

「無料!無料!」と
マイクであおっているのに
引換券のない人にはくれないんですね。

なんだかねぇ!
駅前で仰々しいのですが
商店街の内輪の!排他的な催し?!

無料ではなく!いくらか
安価でいいから売ったら!
怒られることもないような。



スパゲティでも茹でてランチにしましょう。

田辺大根をおろして
「桃屋のキムチの素」を
混ぜて着色してトッピング。
blog70.jpg

青ネギもかけたら
見た目はいい感じになったのですが
ま!万人に好まれる味ではないかも。
私だから食べられますけどね。
ポン酢のほうがよかったかな。

大根の皮に塩をして
少しおいてから出てきた水をしぼり
昆布茶と輪切りの唐辛子をまぶして
砂糖を加えた穀物酢に浸ければ
1 品できました。
blog71.jpg

これはわれながら上出来です。
タグ:田辺大根
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ホルモン素麺チャンプルー 賞味期限切れ [こな(粉)もん]

ロクなものがないと認識している
冷凍庫の底から
「肉」が出てきました。

今晩飢え死にしないですみますね。

ま!迷子になっても
天候さえ温暖なら
水だけで
10 日間くらい生きて行く自信は
この前までありました(!)けどね。

しかし!
現実は大変です。

2、3 日は
山中で
数センチの雑魚を獲って暮らしたり
半無人島で
やせたカキ(牡蠣)を
岩から外して過ごしたりしたことは
必要にせまられてないことはないですが
それは米と梅干を持参していたから
なんとかなっていたのですが。



そんなつまらんことはさておいて
「十勝の豊西牛」
「ホルモン」
「味噌漬け」と表示があります。

とっくに賞味期限は過ぎておりまする。
そんなこと!知ったことじゃぁ!ねぇ。
人にあげる訳でもないし。

タマネギといっしょにフライパンで
焼いて、、、!
さて!どうしましょう。

アイデア枯渇。

いつの残りものか分からない
素麺を茹でて混ぜます。
大量の小口切りの青ネギを加えて完了。
blogホルモン素麺.jpg

調味料は味噌漬けの汁で十分。



はは。
素麺は精進料理じゃなかったですか。
ホルモンと混ぜては
禅寺で叱られますね。

禅寺で饗応(きょうおう)のとき
禅寺に
饗応があるのかどうか知りませんが
高級食材「索麺」を使ったりしたのかも。
遠い昔に。

禅寺は精進料理が建て前ですから
「素麺」とも表示しかねませんね。

それから「素麺」の表記が
在俗に広まったと
聞いたことがあるような。

「索麺」と
現在ある「素麺」が
おなじものかどうか疑問は残りますが。



250 年前の清の「随園食単」に
「素麺」があります。
「精進の饂飩」と訳されていますが。

「モウクオ」のだし汁を使うのだそうな。

「随園食単」に
「モウクオ」や「シヤンタン」とか
よく干した菌類が出てきますが
干し椎茸の類と考えていいのでしょうか。
「木耳」もありますが
これはキクラゲの類でしょうね。

やっぱり素麺とホルモンは
笑われますかねぇ。



イタリアンに
素麺がありませんでしたか。

「ヴェルミチェリ」かな。
日本語(?)ではバーミセリかな。
うんと細い麺。

あれは精進料理ですか。

イタリアンなんて
長い間!外食したことないですなぁ。



なにを書いているのやら。

今日はつまみもないのに
焼酎を飲み過ぎて!絶不調。

もっとも!
好調のときがあったかどうか!
疑問ですがね。

某居酒屋が色気づいて
某バーの片づけを手伝い
古い(!)酒を
たくさんもらってきたのですが
腐っているかどうか
確認してくれというのです。

開けていない焼酎や
ブランデーが腐りますか?!
せっかくですから
いくつか試飲していたのですよ。

もう返す意思はありません。
おら!酔っぱらって!強いぞ。
先日(拙ブログ 2017/10/04)の
ススキの採集の手間賃にもらっておきます。

よけいなことばかりいっていたら
素麺!冷めてしまいます。

早く食べねば。



最初に「賞味期限切れ」と
タイトルを書いていたのですが
もう!澪(みお)をはずれて
土手にあがってしまいました。

「賞味期限切れ」のものや
「賞味期限切れ」のおね~さん(失礼!)が
周囲に多過ぎて。

もしかして
舟はまだ港を出て行ってないのかも。



(袁枚著/随園食単/青木正児訳注)参照
(敬称略)
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ひもとうがらし素麺 [こな(粉)もん]

奈良の明日香村で買ってきた
「ひもとうがらし」(拙ブログ 2017/09/29
どう調理したらいいのでしょう。

大和の伝統野菜というものの
まったく気づかなかったので
当然!料理したことも
食べたこともありません。

長さは 10cm ばかり
太さは私のパソコンの LAN ケーブルくらい。
すぐに火が通りそう。

なり口のヘタだけはずし
いっしょに買ってきた人参と炒めて
醤油と砂糖を振ってから
日本酒をかけて
ふたをして加熱。
blogひもとうがらし.jpg

おいしいじゃないですか。

キッチンで立ったまま!
缶ビールを開けて!食べてしまいましたが。



こんなバカなことを
している場合じゃないですね。

あらためて
人参をピーラーでまじめに繊切り。

オリーブ油で丁寧に炒めて
「麺つゆ」を振りかけ
昆布茶も振って味をつけました。

昔!
四国のうどん・素麺多食文化圏出身の
おじさんがいっていました。

「小学校のときに母が死にました」
「学校から帰ったら夕飯の支度です」
「湯を沸かして煮干しをひとつかみ」
「味噌を溶き入れて素麺を放り込みました」

茹でもなにもしない!
ポキポキ折って放り込んでいたそうな。
煮干しは引き上げもなにもしない!
そのまま具にするんだそうな。

とろみがわずかについて
重労働していた父や兄が
毎日好んで食べていたそうな。

では!そうしてみますか。

素麺をふたつ折りにして加え
水分不足のようですから
日本酒をどばって入れて
ふたをして蒸しました。

私の好物の青ネギの上に盛ります。
blogひもとうがらし素麺.jpg

なるほど!

麺つゆの量を加減しなければ
塩味が強くなりますけどね。

私の口にはやはり
素麺を茹でてから使うほうがいいような。

これはこれで
ひとつの味ですね。
感謝していただきます。



そんな素麺の食べ方を
教えてくれたおじさんも
鬼籍に入って久しい。

お世話になりっ放しでも
あちこち不義理ばかり。

まして
遠くの世界に行かれた人は
思い出すこともまれな
バチあたりの秋の夜長です。
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