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葵祭 2019 [平安京有情]

朝!勤勉な人なら通勤時間のとき
阪急・烏丸駅を出て新町通りを北に歩けば
「いっかくじゅう」!?
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勇ましい名前ですね。
「お好み焼き・鉄板焼き」の店舗ですか。
「おにぎりセット 税込 500 円」の
大きな看板を立てています。

店内には笑顔のすてきな
女性ばかりが働いていました。

注文があってからにぎるので
あたたかいおにぎりですね。
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サラダはお代わりできるとか。
しませんでしたが。



元気が出たので北に歩いて京都御苑へ。
京都御所の清所門に行きます。

あれ!?
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今日(2019/05/15)は葵祭のために
入場はできませんでした。

では!葵祭を見せていただきましょうか。

葵祭の路頭の儀(行列)は
京都御所から下鴨神社へ
さらに上賀茂神社まで進みます。

下鴨神社から上賀茂神社までの行列には
なん度か遭遇していますが
京都御所を出るところを
見た記憶がないような。

京都御所の南の建礼門に先回り。
たたずんでいると
あのワンコはいいのですが
別のワンコにはすり寄られました。
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なにをかいでいたのやら。



築地塀の南西の角から平安装束の人たちが。
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よく考えたら建礼門は天皇専用の門!?
この門が開く訳ではないですね。

葵祭は平安の女流文学には
たいてい登場しているように
貴族による貴族のための祭ですか。
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斎王代(さいおうだい)が行きます。
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斎王代は
「いつきのひめみこ(斎王)」の代理。
「いつきのひめみこ」は
賀茂の神社に奉仕する
未婚の内親王・女王かな。

嵯峨天皇の
有智子(うちこ)内親王が最初だとか。

有智子は聡明な人だったそうで
美人薄命 41 歳を一期として
嵯峨野の落柿舎の横で眠っていることは
知っていますが。

17 歳のとき作った
「春日山荘」という漢詩が有名ですが
この詩は賀茂の斎院での即興詩とあります。

ということは
もうそんな年で
斎王をしていたのでしょうか。
死ぬまでに恋をしたことはあるのでしょうか。
よけいな心配ですが。

行列は 30 分ばかりでみんな出て行きました。
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時代祭や祇園祭と比較すれば
上品でおとなしい印象。



下鴨神社に向かいます。
河原町今出川の交差点で行列の先頭と鉢合わせ。
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もうだいぶ先に行っていると思ったのですが。

とまったり!牛歩になったり!
案外!苦労して(?)歩いていますね。
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賀茂川を渡る出町橋では行列優先。
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通り過ぎるのを川原で待ちます。
暑い日です。



下鴨神社の境内では
午後からの儀式を待つ
観光客がつめかけていました。

インバウンド(訪日旅行)の人たちが木陰で
お好み焼きや焼きそばを
食べているのが目立ちます。はは。

あ~!おいしそう!
漬けものの握りずし。
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漬けものは
サイロの草と直感で思うインバウンド多し。
たしかに
牛か豚の餌のようでもありますが。

いったん!その味と奥深さを知れば
やみつきになりますがね。
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白子のたけのこごはん [七面鳥六目半ごはん]

竹の子の また竹の子の 竹の子の
   子の子の末も しげるめでたさ

蜀山人(大田南畝 1749 ~ 1823)の狂歌。

幕府官僚だった蜀山人がいう「竹の子」は
孟宗竹の筍でしょうか。

すでに竹林は不滅ということが
分かっていたらしい。
たとえ花が咲いて!地上部が全部枯れても
地下茎が生きています。

地上の竹はマダケのデータでは 20 年
地下茎で 10 年で
枯れているようなんですが
地下茎が毎年新しく伸びて
地下茎から竹が出るので
竹林はなくならないのでしょうか。

木のひこばえとも違い
もちろん!草の類でもないですね。



ハイキングで得た(拙ブログ 2019/05/14
孟宗竹の筍。

地上に出る前に掘った白子(しらこ)と
土から出た黒子。
竹畑のおじさんは
(京都の生産者は林とか藪とかいいません)
どちらも糠(ぬか)もなにも入れずに
水から水だけでゆでたらいいといいましたが。

帰宅するまで
数時間かかりそうだといったら
それでも大丈夫!と太鼓判?!



ハイキングの帰りに
居酒屋の女将に巨大な黒子を渡したら
すぐ!
米のとぎ汁をわずかに入れて
ゆでてしまいましたが
えぐ味は感じられません。

アラフォー(around 40)か
アラフィフ(around 50)か知りませんが
知っていても武士の情でいいませんが
その年でも発情やまぬおね~さん 4 人に
いじめられて
ぐでんぐでんに酔っ払って帰宅。

深夜だけど白子をゆでなければ。

掘り取られてすでに
8 時間はゆうに経過していたのですが
1 時間もゆでたらやわらかくなり
えぐ味もありません。

京都の筍!すごいぞ。



翌日!その筍を食べます。

切り落としの豚肉をフライパンで焼き
乱切りの筍を加えます。

日本酒をどばっと入れアルコールを飛ばし
昆布だしを少し!
砂糖!醤油で調味。

ベランダのスナップエンドウが
今を盛りと実をつけています。

それと
到来ものの金柑を湯通しして混ぜます。
醤油とごま油で味を整えます。
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あれ!
味噌焼きをしようと思っていたのに
作っているうちに忘れています。
昨夜の深酒の後遺症?!
ま!おいしければいいか。



筍を輪切りにしてフライパンで焼きます。

日本酒を振ってから
味醂と醤油をかけてみます。

バターをからめて
ナチュラルチーズをのせてみましょう。
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チーズは
先ほどの料理に使うつもりでしたが。はは。

濃い口醤油をかけたので色が黒い。
それでも筍のステーキと呼んでくだせぇ。



そうこうしていると
筍ごはんが炊けました。
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アサリと油揚げといっしょに
アサリのゆで汁に昆布だしを加え
塩を少々入れて炊きました。



水に砂糖を溶かして
塩をほんの少し入れて
筍をことこと煮ました。

グラニュー糖をまぶしたらどうでしょう。
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好き嫌いが分かれるかも。



鶯や竹の子薮に老を鳴
(うぐいすやたけのこやぶにおいをなく)

芭蕉の句を見つけました。

寒い春先には笹鳴き!
チュッチュッと短く鳴いていて
春たけなわのときにはホーホケキョ。

その季節が過ぎて
竹の子の生えるころには
「老い」て嘆いているというのですか。

「竹の子」は夏の季語なんですね。

なにやら寂しい。
蜀山人の「めでたさ」はないですね。

ま!筍がおいしければ
どちらでも私にはいいことですがね。
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大仏鉄道跡 晩春を歩く [みんなで歩けばこわくない]

名乗らなくてもいい!
しゃべらなくてもいい!
笑わなくてもいい!
出欠を事前にいわなくてもいい!
私を好きにならなくてもいい!
私に心づけを出さなくてもいい!
(受け取れと怒るのならもらいますが)
月例のハイキング。

大仏鉄道跡をたどります。

このハイキングは 100 回を越え
2、3 度歩いたコースもありますが
ここを案内するのは初めてです。

JR奈良駅から歩きます。

大仏鉄道は
奈良駅・加茂駅間に
明治 31 年(1898)に開通したそうです。
10 年に満たないうちに廃止されています。

奈良駅の北に大仏駅跡が
小さな公園になっています。
開業時にはここまで。
奈良駅まで行っていないのです。

このハイキングコース唯一の
坂道にかかります。
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空中高くに歩道橋が見えます。
黒髪山隧道(トンネル)があったところ。
近年!道路拡張時に
山を取ってしまったのですね。

国境食堂があるあたりが
大和と山城の境でしょうか。
今の行政でいえば
ここから京都府に入ります。

道路の下に鹿川隧道がありますが
最初にみなさんが疲労を感じるころ
う回して行かなければならないので
見ないで通過。

木津川市の「バベルの塔」!?
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変なデザインにカネをかけている
木津南配水池の給水塔ですが。
ぼんやり歩いていたのに
みなさん!急に元気に行政批判続出。はは。

松谷川隧道です。
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ここを蒸気機関車が
走っていたのではありません。
これは用水路。

「ここは気づきませんでした」
奈良在住のおじさんに
事前に「ぜひ!案内!お願いします」と
軽い気持ちでいって忘れていたのに
下見をしてくれていたのですか。
すみませんでした。

「この上の道は確認しました」
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そうです!この直線が線路跡でしょう。

初夏の暑さです。
竹の秋です。
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最近造られた大仏鉄道公園でランチです。

今日は珍しいメンバー。
スタートのころ 8 年前常連だった人と
最近やってきた人の混成。
それでか「ランチ」と宣言したら
三々五々!
広い公園のあちこちに散らばり
私ひとりトイレの前に残されました。はは。

赤橋です。
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人気スポットのようです。
分かりやすくて
撮影しやすいからかな。

梶ヶ谷隧道をくぐり抜け
鹿背山橋台の前を通過。

筍(たけのこ)堀り。
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いい白子が掘られています。
筍の刺し身ができるそうな。

大きいものは 2,000 円。
私は小ぶりのものを
1,000 円でわけてもらいます。
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小ぶりといっても
2kg はある?!持った感じですが。

黒子でも
糠(ぬか)なしでゆでても
えぐみが少ないそうな。
黒子は

「おカネはいらないから!持ってって」

数kg ありそうなものをもらいます。

黒子は居酒屋にあげましたが。
「2,000 円で買ってきた」といって。

遺跡も最後あたりの観音寺橋台。
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なんだかねぇ!
軍隊でも
縦のつながりのある組織でもないから
なにもいいませんが
飽きてきて前後開いてバラバラです。

田んぼの中を駅に向かいます。
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あれ!?数が足りませんね。
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グループで行動するのが苦痛になって
勝手に駅に向かったものがいく人か。

放っておいても大丈夫!?
今はスマホが誘導してくれますからね。

加茂駅です。
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大阪方面への電車は 1 時間に 2 本?!
あまり本数がないので
結局!バラバラになっていた面々が
プラットホーム上にそろってきました。はは。

「リーダー!反省会はどこでします?」

やめてください。
ハイキングが終わったら
かりそめのリーダーのお役目は勘弁して。
人嫌いなんですから。

「勘弁できまへん」
「早く“生ビール”の段取りをして」

バラバラになっていたのに
急に団結していわないで。
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六地蔵のさかなやの定食 伏見桃山城 [昼定食]

ふしぎな鉄道!
JR奈良線。
まったく
奈良県内を走っていないのに奈良線。

おなじ道でも京都から見れば奈良街道
奈良から歩けば京街道というがごとし?!

六地蔵駅(宇治市)近くの
魚屋さんがやっている飲食店に
ランチに行きます。

「屋号はなんていうの?」

“さかなや”です。

「そのまんまじゃないの!」

そのまんま“さかなや”です。
500 円の“魚”の定食がいっぱいです。
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ああ!それはいつの時代の記憶。
ときは流れ!いくたびの春。
今は一番安いものが 580 円。
しかも税抜き価格。

ま!それでもいい!
その 580 円のサバ(鯖)の塩焼き定食を。
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アラフォー(around 40)のおね~さんは
一番高価な(税抜き 880 円)
サーモンフライ定食ですね。
洋行帰りの
(洋行といっても東洋の”洋”)
(上海帰りでしたか)
高給取り(!)は差を見せつけます。

小鉢がいっぱい。
ちょっとだけですが刺し身もついています。
小鉢の“あしらい”ものは
どの定食でもほぼいっしょです。

「な~んだ!安いのでも満足だったのに!」

後から悔やむ人生。
逃げたオトコに
いつまでも未練たっぷりのように。
あなたの性癖です。

「ランチのたとえで」
「過去の恋愛の非難を受けたくないわい!」



せっかくですから
六地蔵にお参りしましょう。

大善寺にこの駅名や地名の元の
六地蔵堂があります。
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小野篁(おののたかむら)ゆかりの場所です。
この世とあの世と行き来した人。
ま!Eテレのアニメ
”おじゃる丸”のような人ですなぁ。

「もう!いいよ!そんな解説は」



JR奈良線沿いをたどります。

六地蔵駅はみっつもあります。
JR奈良線と京阪・宇治線と
京都市営地下鉄・東西線と。

さらにJR奈良線は京阪と近鉄とに
つかず離れず走っています。

JRだけ単線です。
最近一部!
複線になった区間もあるそうですが
激戦区(?)に単線です。

しかし!最近!よく走っていますね。
快速!区間快速!普通と。



ほどなく京阪・桃山南口駅。
そこからのぼりにかかりましょう。

明治天皇の休む伏見桃山陵につづく石段。
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発情止まない元気なおね~さんは
正面強行突破してください。
体の弱い(!)私は
昭憲皇太后の眠る伏見桃山東陵経由の
坂道をゆるゆると。

伏見桃山陵は初夏の景色。
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ここには御陵では珍しく
一般用のトイレがあります。
トイレを借りて身が軽く(?)なったら
参道を逆にたどります。
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残念石?!
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たくさんあります。

伏見城に使われなかった石。
いや!最初の伏見城に使用されて
2、3 度目の建設のときに
再利用しようとして
運んでいる途中だった石かも。



現代の伏見城に寄ります。
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近鉄が建てた伏見桃山城キャッスルランド。
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「山の端(やまのは)が変色しているよ」
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(画像を少し加工しています)

竹の秋ですよ。
 
「ん?」

さやさやと舞うごと
年増(としま)の竹の秋。

「有名な句?」

今!即興で作っただけです。

「ほんとに!もう!」

歌なくも 舞うごと 年増の 竹の秋。

性欲を 語るごと 年増の 竹の秋。

「もういいよ!年増は」



柏原陵です。
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桓武天皇が眠っています。

この山には平安京の
最初と最後の天皇の陵があります。

参道がまっすぐさがっています。
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振り向けば
段がついているのがよく分かります。
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参道はくるま用の道ではないのですね。
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日生中央駅のツバメ ちょい呑み 500円 [食い逃げ未遂]

能勢電鉄の終点(始発でもある)の
日生中央駅(兵庫県猪名川町)を出ると
構内に鳥の声。
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ツバメが飛び回っています。
構内に営巣しているのですね。
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それもひとつやふたつではありません。
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これ!ツバメ?!
鳥の分野の常識は苦手ですが。
じゃ!なにが得意といわれても
ま!なにもありませんが。

それはともかく
ツバメはかたまって子育てするものでしたか。

集団営巣するのなら!イワツバメ!?
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のどが赤いので
イワツバメではないですね。



屋外の通路の屋根の中にも巣がいっぱい。
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通路の先の広場がにぎやか。

フリーマーケット開催中(2019/05/11)です。
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「ゴミ減量化のためのリサイクル活動」だとか。
100 ブースくらいありそう。

服が多いですね。
多いというより!ほぼ服。
それも赤ちゃんやこどもの服。
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街が若いのでしょうか。
古い街(?)のフリーマーケットに行けば
皿やら茶わんやらが並んで
「終活」の
かたづけの雰囲気を呈しているんですが。



したがって食べもののブースは皆無。

横のスーパーの「阪急 OASIS」に行けば
「Open Café」とある
イートイン(?)スペースがありました。
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わが家の周辺の「阪急 OASIS」には
イートインなんてなかったような。

「ような」とは
しばらく行っていないのですが。
品ぞろえはいいのですが
みんな高い。

安売りスーパーをはしごしているものには
なかなか寄る機会がありません。

あれ!?
そんなに高くはないですね。
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ロールミックスサンドが 268 円。
アイスコーヒーが 138 円。
税抜き価格ですが。



帰路!
やっぱりツバメを見ていたら
巣の下の
「釜揚げうどん 金比羅製麺」に
気がつきました。
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「フランチャイズのうどんや」
「行かないよねぇ」

まったくといっていいほど
意見が合わないのに
なぜか!場末の居酒屋で
テーブルをともにする機会が多い
アラフォー(around 40)の
お色気おね~さんの弁。

あ!いっしょです!

この件は珍しく一致。

こういううどんやでは
注文する方法がよく分からん。

タネもんを取ったり
うどんを入れたり
だしを自分でかけるところもあるらしく
所作(!)が分からず立ち往生すれば
後ろから行列が押し寄せて
非難の目にさらされます。

「バッグを抱えたりしていたら」
「なにもできないじゃないの!」



「ちょい呑みできます えきの酒場」と
大きく書いてあります。
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ワンセット税込み 500 円!?
安いじゃないですか!
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夜にならなくても!いつでも飲めるらしい。

「てんぷらをふたつ取ってください」

「小鉢をひとつ選んでください」

「ビールですか?」

いきなりいわれても。
好みも味も考える余裕はなく
大きいものを選びます。

大アナゴ(190 円)と
ミズナとコエビのかき揚げ(140 円)と
ゴボウの煮ものとレモンサワーを選択。
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今考えると大きさではなく
なんでも食べられる貧乏人は
値段の高いものを選べばよかったかも。

お酒のお代わりは 200 円でいいのですか。
アラフォーのおね~さんときたら
酒盛りになりそう。
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