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飛鳥の秋 緑米ごはん [もっそうライス]

飛鳥の里。
稲の収穫が終わり
イナゴの動きがにぶくなっている季節。
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甘樫丘(あまかしのおか)をくだり
拙ブログ 2019/11/06
明日香村から橿原市に移動して
菖蒲池(しょうぶいけ)古墳へ寄り道。

あ!すっかり明るくなっています。
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木々が伐採されています。
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玄室の精巧な家形石棺が丸見えです。
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これだけのものを築造できるとは
蘇我氏一族との関係を考えてしまいます。

でも!蘇我氏といえば
仏教に帰依と思い出されますが。
古墳と仏教とは似合いませんね。
仏教が上陸したから
古墳がなくなったと習ったような。

ま!ここにも
時代の流れがあるんでしょうけど。



丸山古墳に寄ります。
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丸いから丸山古墳。
しかし!近代の調査では前方後円墳の
「円」のところだけが残っていたのですね。

これだけ巨大な古墳が
陵(みささぎ)でも皇族の墓地でもありません。

そもそも今の天皇陵の比定は
信用できないものだらけ。

「文久の修復」(1863)時に
大急ぎで比定し
つまらない古墳は
大きく改変!改造したりしています。

一番大きな改変はなんといっても
初代の神武天皇陵かも。
改変というより!ゼロから造りあげたのでは。

宮内庁は陵の調査を極端に嫌いますが
たとえ発掘して治定が間違っていても
国民の敬う気持ちに
変化はないと思うのですがね。

天満宮でも東照宮でも親鸞の墓所でも
熊野神社でも稲荷神社でも
いくつもあるのに
参詣者は手を合わせているじゃないですか。

おひとかたの天皇の陵が複数になっても
いいじゃないですか。

もっとも!この古墳は
「畝傍陵墓参考地」として
宮内庁におさえられて(?)います。

丸山古墳の下の刈り残されたアシの葉が
風にちぎれるように揺れています。
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そんな葉になにを好んでカタツムリ。

孤独なものは私だけでもないような。



明日香は観光地。
小さな米(35g)でも観光土産になります。
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赤米!黒米!緑米!

知らない「緑米」を買って帰りますか。

「炊くとどんな色のごはんになるの?

「なんの色もつきませんよ」

白米 2 カップに緑米 35g 入れて炊きましたが。
なるほど。
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あんまり主張する味はありません。
食感は「雑穀米ごはん」ですか。

私にはおいしいですけどね。
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焼きサーディン 新生姜のしあわせ [もっそうライス]

獅子文六がフランスで
「焼きサーディン」を食べています。

缶詰のオイルサーディンを
油ごとフライパンに投入するだけ。

料理したのは石井小浪(こなみ)だとか。

舞踊家の石井小浪の年表を見ると
大正 11 年(1922)の暮れ
渡欧していますから
そのころのはなしでしょう。

日本で旬の
イワシ(鰯)の塩焼きを食べるときと
そっくりな味だったそうな。



「焼きサーディン」をしてみましょう。

ぎゃ!

炭でイワシを焼くように煙は出ないものの!
油か水分かがはねて!はねて!
その音!
その悪臭!
台所中に充満し!
換気扇が町内にまき散らします。

強火でも焦げたりはしませんが
すごいことに!

場末の酒場の隅で
アラフォー(around 40)のおね~さんが
ハイボールを 3 杯ばかりきこしめして
「かれがきたとき!いくら私でも」
「全裸のままエプロンだけつけて」
「台所には立たないわよ」
なんていっていましたね。

聞きもしないのに。
聞きたくもないのに。

「もし!かれが興奮して」
「キッチンでもつれたら」
「危ない!あぶない!」

「そんな単純なオトコはあつかいやすい!」
「だけど!結婚はしたくないよね」

裸で料理しているんだ!きっと。
それを自慢(?)したかったのかな。

自慢ならなにも知らずに
「あのこはちっとも色気がない」と
心配している母親や妹にしなさい。

泣いて喜ぶよ!きっと。

でも!おね~さん!
裸で「焼きサーディン」だけはやめなさい。
危険です。
かれが発情する前に!やけどします。
雪のような柔肌(やわはだ)が(知らんけど)
危険です。

ま!そんな料理は
することがないとは思いますが。



イワシといえば麦めし。
強いて麦めしでなくてもいいのですが
ちょうど冷えた麦めしがあったので
牛乳をかけて電子レンジで加熱。

好みの青ネギを振って
焼けたイワシをのせ
新生姜(しんしょうが)をおろして!
たっぷり。
blog新生姜イワシ丼.jpg

だし醤油を振りかけていただきます。



イワシもおいしいけど
新生姜がうまい!

幼稚園のころから
トウガラシの記憶はないのですが
生姜は食べていましたね。

ひねた生姜もいいのですが
新生姜のみずみずしさはたまりませんね。

豚肉の生姜焼き!ではなく
新生姜の豚肉焼き!
blog新生姜豚肉.jpg

生姜ばかり。
豚肉はほんの少し。
皿に盛ってから
さらに生姜をおろしてトッピング。

フライパンに残った汁で
間引いた人参の葉を炒め煮にしました。



残った生姜はスライスして
梅肉(梅干をたたいた市販品)を
まぶして保存。
blog新生姜漬.jpg

これが簡単なのに感動します。
根が単純ですからね。



ところで石井小浪(本名・高原千代)が
渡欧したのは 17 歳のとき。
師匠の 36 歳の石井獏とふたりで
ヨーロッパからアメリカへと回っています。
4 年もの長い間!

ふたりは義兄・義妹だといいますが。
なにか妖しい。
と思うのは
倫理感のない私だけかも。

その件は専門家(?)の
「裸でエプロン」のおね~さんに
尋ねてみるほうがいいですね。



しかし!まあ!
それよりなにより!
家中のイワシ臭さがとれません。



(獅子文六著/飲み・食い・書く/)参照
(敬称略)
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新生姜と赤い万願寺の寿司 焼きうどん [もっそうライス]

明日香村から持って帰った(拙ブログ 2019/09/23
栗は焼いて食べるとして
新ショウガ(生姜)と青カキ(柿)と
赤い万願寺トウガラシ(唐辛子)と
ユズ(柚子)らしい果実はどうしましょう。
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ショウガはスライスして 1cm 角に切ります。
トウガラシもおなじくらいな大きさに。
カキは小さなさいころに。

それらを
市販の調理酢にくぐらせておきます。

タンパク質がほしい。

到来ものの
ママカリの酢のものがありました。
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ごはんにユズの果汁を混ぜて、、、!
混ぜたいのにあんまり若い実で
果汁なんかありません。

ごはんに調理酢を混ぜたほうが
早かったですね。

みんな混ぜ合わせて
ユズの皮をおろして振りかけました。
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新ショウガ!おいしい!



麺類は好んで食べませんが
ゆでうどんが 1 袋 16 円のときには
買ってきます。はは。

好き嫌いはかなりあるとは思うのですが
およそ!人が食べられるものは
黙って!食べてしまいます。

「嫌い」と思いながら
食べればいいだけのことです。

それはほめられるほどのことでもなく
食べたくなければ食べなくても
寿命に影響はないでしょう。

あきれるのは
声高に「嫌い!きらい!」と
大騒ぎする人!

行儀の悪いこと。
黙っとれ!

そんな人!
関西人に多いですね!偏見でしょうけど。



汁かけうどんを食べると
吐くことがあるので
焼きうどんにします。

焼きうどんは
どんな手順で作るのでしたやら。

ま!いい。
自分の食事ですから。

スライスした新ショウガと
大きく切った赤い万願寺を
オリーブ油で炒めます。

アサリのむき身を加えます。

生臭さを消したく
日本酒をどば~と入れました。

だし醤油で味をつけて取り出します。

再び!オリーブ油を引いて
湯通ししたうどんを焼きます。

具をもどして
青ユズのスライスも加え
胡椒とだし醤油で調味。

あ!味の素があるのです。
買うことはないのですが
中元かなにかでもらったもの。

あればどんどん使い
なければそれっきりの
薄情な(!)人生です。

味の素!振るよ~!
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皿に取ってから青ネギもたっぷりと。

ユズ!苦いだけ。
これホントにユズ!?
食べられるの?!

それを捨てればなかなかの味。
ウイスキーの水割りがうまい。
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唐辛子焼きめし [もっそうライス]

わが家の畑で収穫した唐辛子。
畑といっても
貧乏家ではベランダともいいますが。

乾燥させるために干していたのです。
しかし!
食べどきを逸したまま
ずっと寝室の窓辺に吊っていました。

魔ものの侵入は防げたかも。

ま!
唐辛子がなくても
魔ものも敬遠しますわな。
どんな怪物よりも恐ろしい
貧乏神が棲んでいますからね。

いつごろ収穫したのか忘れましたが。
ほこりだらけ。

シャワーでぬぐって乾かします。
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多少!赤い色は残っています。
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充分食べられそう。



唐辛子をぶつ切りして
ぬるま湯で柔らかくしてみます。

野山を歩いて道の辺で求めてきた秋ナスと
豚肉を炒めます。

唐辛子をどばぁと加えます。
いくらでもありますぞ。

赤味噌を酒でゆるめ!砂糖を溶き加え
梅肉(梅干のペースト)を入れてみます。

みんな混ぜ合わせればなにかできました。
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からっぁ!
辛い!



高畑充希になりますね。
ケンタッキーのレッドホットチキンの
CM(2019/07/20 ~ 09/10)を
思い出したりして。

高畑充希はフツーの容姿の女の子なのに
かわゆい声ですね。
得ですね。

美人なのにおっさんみたいな声の人が
周囲になん人かいますが。
闇夜に襲われても
襲ったものが逃げそうです。

そんなこと!いっている場合じゃない!
からっ!



激辛好きだったのに
最近!辛いものが
とても辛く感じます。

長い間!コーヒーを飲まなかったのですが
このごろ!年中!アイスコーヒーをがぶ飲み。

眠れなくなることも
胃が異を唱えることもなくなりました。

そこへ辛いものが辛く感じるなんて。
まさか相関関係はないとは思うのですが。



ぶつぶつ切って
唐辛子のタネを入れるから
いけないのかも。

鶏卵と青ネギで焼きめしを作ります。

唐辛子はあまり細かく切らず
そして少量!加えます。

だし醤油で調味。
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からっ!

焼きめしは食べましたが
昔は丸かじりできていた唐辛子は
やっぱり!
1 本も食べられませんでした。



(敬称略)
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甘長の納豆イタめし [もっそうライス]

「ワケあり!です」

店頭で声を張りあげているおね~さん。

1kg はないかも知れませんが
徳島県産というとうがらし「甘長」は
そこそこのボリューム。
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「ワケあり」でも「傷もの」でも
「産地偽装」でも「品種名詐欺」でも
よしんば「盗品」でも!買います!
100 円玉ひとつというのなら。

ゴワゴワして硬いものが多い。
収穫してから日も経っています。
しかし!
可食できない部分は思ったより少ない。

ちょっと得した気分。
かわゆいもんじゃのぉ!貧乏人は。



洗います。

すごくいい加減な人生を送っていますが
結構神経質に洗います。

ある場末の居酒屋で
客が「石をかんだ!」と訴えました。

菜っ葉のおひたしかなんかを
食べていたのでしょう。

「しっかり洗っとけよ!」
なんて抗議する客!

「けしからん!」
「明日!八百屋をきつく叱っておく」と
店主兼板前兼皿洗いのおじさんが
「わしゃ!悪くない」顔で
いけしゃあしゃあといいます。

菜っ葉を洗うのは八百屋の仕事らしい。
その居酒屋の常識は。

料理好きだった向田邦子も
手早いけど
野菜は洗わなかったそうな。

「おなかをこわした人は」
「運が悪いのよ」といっていたとか。

人間はことのほか
丈夫にできているのです。



向田邦子の得意料理に
「ピーマンの佃煮」がありました。

ピーマンを炒めてから
ザルに取って熱湯をかけて油抜き。
それを生醤油だけでいり煮。

失礼ながら
料理というほどものでもないような。

とりあえず!それを試します。

よく洗って!水切りした「甘長」を
フライパンで空煎りしてみます。

油抜きをするのなら
初めから
使わなくてもいいと思ったのですが。

でも!温度とか時間とか
微妙に味に差が出るのかも。

焦げむらができそうなので
日本酒をザバッとかけ
おまじない程度の塩を加えます。

少し!しんなりしたものを加工。
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左は
梅肉(梅干をたたいたもの)を
ただ!まぶしたもの。

真ん中は
麺つゆの素( 3 倍濃縮)で
しばらく煮たもの。

右が
味噌と日本酒で煮たもの。

生醤油が少ししかなかったので
生醤油煮は試してはいません。

どれもシンプルですがなかなかの味。

強いて評価すれば
個人的には梅肉和えが一番かな。



ごはんを作ります。

「甘長」を小口切り。
オクラも切ります。
1 片のにんにくを焼いてから
「甘長」とオクラを炒め
薄く塩胡椒して取り出します。

冷やごはんを電子レンジにかけてから
生卵を溶き混ぜます。

それを焼けば簡単に
たまごをコーティングした
ごはん粒になります。
ゆでたスパゲティを
パンパンパンと切って入れます。

「甘長」とオクラをもどします。

いい感じ。

納豆を加えます。

失敗かな。

パラパラ焼きめしが
すごく!粘り!
かたまりができますね。はは。

かまわずかき回してから
だし醤油少々で調味。
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好物の青ネギをたっぷり散らしました。



早く料理しなければならない
「ワケあり」のとうがらしが
まだ!たくさん残っていますが
疲れたので
日本酒のオンザロックを飲み休憩。



(向田和子監修/向田邦子の手料理/)参照
(敬称略)
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