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円笑の怪談牡丹灯籠 [パパラッチ!ママえっち?]

暑い。
炎天下の舗道に瀕死のものがいます。
日陰に移動してやったのですが。
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よけいなおせっかいかも。

大阪天満宮に南の表門から入ります。
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北に歩いて「星合之池」に出て
高坐招魂社に詣ります。
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上方落語協会の記念碑かも。
どうしてここにあるのか
よく分かりませんが
横に天満天神繁昌亭が
できたからでしょうか。



暑さからのがれて
天神橋筋商店街のアーケードに入り
価格だけで選ぶランチに行くつもりが
なんだか!理由はないのですが
煮魚がおいしそうな店舗がありました。
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「魚や市」ですか。
どう読むのでしょうか。
「さかなや」「いち」かも。

が!入店してから
日替わり定食に瞬時に気が変わりました。
暑さに頭の中がゆだっているためかも。

ハンバーグでした。
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鶏肉ゴロゴロの炊き込みごはん。
刺し身もあります。

税込み 950 円。



夕刻!
天満天神繁昌亭にもどってきました。
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笑福亭円笑の
「怪談牡丹灯籠」を聞くのです。
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招待券が届いたのです。
ホントに久しぶりです。

昔は劇場や寄席や芝居小屋に
呼ばれることが多かったのですが
もう!なん年も忘れられていましたが。

前座は桂団治郎。
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つづいて笑福亭松五。
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いよいよ笑福亭円笑。
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怪談牡丹灯籠は
大変有名な演題ではあるのですが
私のような野次馬は
高座で聞くことはまれです。

大変な長編です。
原作の三遊亭圓朝は
つぎつぎに噺(はなし)を継ぎ足して
作って行ったような印象があります。

バラバラでかけられることが多いという
「お露新三郎」「お札はがし」
「お峰殺し」「関口屋のゆすり」を
今回!通しで演じました。

怪談といいますが
「怖い」ところがありませんでした。

「牡丹灯籠」のくだりが短い。
元々短いのか!
今日の時間の配分から
そうなったのか知りませんが。

お露の幽霊には下半身がありません。

それなのに!
牡丹の絵の描かれた灯籠に導かれて
「からん!ころん!」と
下駄の音をさせて現れます。

なにかりくつを通り越して
ぞっとするところなんですが
この高座ではさっと終えましたね。



この噺!三遊亭円生(六代目)の
得意な演題だったのでは。

笑福亭円笑は円生に弟子入りがかなわず
大阪まで流れてきて
41 歳で笑福亭松鶴に入門。
あこがれの円生にちなみ
「猿生(えんしょう)」とつけられたのでは。
後に「円笑(えんしょう)」と
したようですが。

円生の
怪談牡丹灯籠を聞いたことがありませんが
今回の円笑の噺は
あこがれのひとに近づけたのでしょうか。



円笑から「唐辛子」をもらいまいした。
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裏(左側の画像)がはがきになっています。



(敬称略)
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