玉手橋を渡って雨宿りランチ

石川（いしかわ）の河川敷。


大阪府の南東部を北へ流れる大和川の支流。
ちょっと面白そうに見える吊り橋があります。

昭和 3 年（1928）
大阪鉄道（現・近鉄）が架けた人専用の玉手橋。


左岸の道明寺村（現・藤井寺市）と
右岸の玉手村（現・柏原市）をつないだのですね。

大阪鉄道が運営していた
玉手山遊園（廃園）への通行路でしたが
今も渡る人がとぎれないようです。

現在の通勤・通学の人には必要な橋らしい。

文化庁の登録有形文化財になったくらい骨董品ですが
丈夫なものですね。

ああ！後世にワイヤーを足して補強しています。


もう今の近鉄には必要のない橋。
だれが管理しているのでしょう。



ぎゃ！突然！篠（しの）突く雨！

なにかよく分かりませんが
住宅街らしい静かな町の道からへこんだ店舗。


「ランチ」と書いてあったので
逃げ込みます。

一番安い「お造り」というのをください。

「お造り」に「Ａ」と「Ｂ」がありました。

じゃ！「Ｂ」を。


「お造り」といいながら
お造りは見た目には案外少なく
大根おろしで食べるトンカツがで～ん。
豆もやしとイカのゲソの和えものとで
税込 800 円。

箸袋に「善所 たのし家」とありますね。
初めて屋号を知りました。

おいしかったです。
食後にシャーベットが出ました。

夜にちょっと飲みたい気が起きた
居心地のよい店でした。

いい雨宿りになりました。