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処女塚あたり 女ひとり男ふたり [町道!街道!眠り未だ足らず]

阪神・西灘駅の南に緑地があります。

「求女公園」の古い石碑がありますが。
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「西求女塚(にしもとめづか)古墳」が
正式な今の名称でしょうか。
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阪神電車の線路につかず!離れず
東に歩きます。

大石駅を通り過ぎ!新在家駅へ。
誕生は路面電車だったはずの
阪神電車の駅間は距離がありません。

徒歩で 5 分から 10 分くらい。
並走するJRや阪急と比較すれば
駅の数が大変多いのです。

大石駅を過ぎれば
たちまち新在家駅に。

「こうべ甲南 武庫の郷」の
甲南漬資料館の
大きなかまどのある庭に寄ります。
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このかまどで炊いたごはんを
いただこうと思っていたのですが
この日!平介茶屋は営業していません。

甲南漬本店で!みりんで作った酒の
「柳かげ」を買って行きますか。
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処女塚(おとめづか)古墳。
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伝説は
万葉集にもうたわれていて
謡曲!戯曲にもなって
語り継がれています。

細部は違うのですが
ふたりの青年に恋をされた
美しい(たぶん!)少女が眠っています。
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なんの変哲もない古墳ですが。

「福寿」の酒蔵の神戸酒心館の庭に
柿の実と紅葉が。
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ススキも絵になるじゃないですか。
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石屋川沿いを北へ。
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処女塚の最寄りの川です。
森鴎外もあの 3 人の物語を
戯曲に書いていますが
タイトルは「生田川」です。

生田川はそうとう西にある川ですが。
ま!好きにすればいいですが。

野坂昭如著/火垂るの墓で
幼い兄妹が空襲の中を逃げてきた川です。

実際は野坂と妹と
もうひとり!女性がいたのだそうですが
野坂はかの女のことは書きませんでした。

時代に翻弄されて後年!
探し出したかの女はアメリカの精神病院の
入院患者になっていたそうな。

野坂のことはすっかり忘れていたとか。
忘れたふりをするのが
愛情かも知れませんが。

石屋川駅から
また阪神電車の線路を伝って御影駅に。

この日はこのあたりの
知っている飲食店はお休みばかり。

駅前の商業施設(たぶん!)の
「御影グラッセ」の 2 階に行けば
フードコートがありました。

外気のあたるスペースもあります。
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でも!フード!みんな高いのぉ!

「天からてん」で
「あなご天丼」(税込み 980 円)!
どうだ!
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威張るほどのこともないのですが。
アナゴのてんぷらが高い!
背丈が高い。

手すりにパンくずを置いてみたら
すぐ!スズメの
カップル(たぶん!)がやってきました。
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向こうに阪神電車が停まっています。

ちょっと歩いて住吉駅。
その東にあるのが
東求女塚(ひがしもとめづか)古墳。
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つまり!少女の眠る処女塚古墳をはさんで
西と東に
青年の休む求女塚古墳があるのです。
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3 古墳は造られた年代が
違うそうですがね。
夢を壊すようなことは
いわないほうがいいのかな。

住吉川に渡り鳥がきています。
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いや!留鳥のカルガモの
きょうだい(たぶん!)でしょうか。

川の上の魚崎駅から帰ります。



(敬称略)
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