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箕面の富くじ 千両あたらず [猫も歩けば棒立ち]

阪急・大阪梅田駅から
京都本線と
神戸本線と
宝塚本線の 3 本の特急が
同時刻に発車することは
利用者のだれも知っています。

もっとも!宝塚本線はいつの間にか
特急でなくなり!急行になっていますが。

同時に出て!つぎの停車駅の十三に
おなじ 3 分後に着く時刻表です。

が!
われわれに知らされるのは「分」ですが
運転は「秒」単位なのか
仲よく並んで走っている訳ではありません。

宝塚本線の 10 時発に乗りました。
淀川を渡るころ
京都本線がやってきません。

京都本線がいつも先に行っていたような。
あくまでも私のいいかげんな認識ですが。

かなり早く私の乗った宝塚本線のほうが
十三に着いてしまいました。

いつもと違うと思った!ただ!それだけ。
面白くもなんともないはなしですが。

なんだかもやもや!験(げん)が悪い。
まったく!験(げん)かつぎしないものが
急になにをいう!早見優!(古~!)

これから富くじを買いに行くのに。



箕面大滝につづく滝道にある
瀧安寺(りゅうあんじ)に着きました。
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観音堂にひとだかりができています。
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毎年 10 月 10 日は
「箕面富(みのおのとみ)」の日です。
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ここ箕面山瀧安寺は
宝くじ発祥の地となのっています。

400 年前からある箕面富がそうらしい。

「とみくじ」のことは
上方落語の「高津の富」で
だいたいの仕組みが分かります。

それではまず!富札(とみふだ)を
1 分で買っています。
別におなじ番号の木札を箱に入れ
小穴から槍で突いて
あたりを決めています。

1 番にあたると 1,000 両!
2 番が 500 両で
3 番が 300 両もらえるとか。

今日は 1,000 円で
「ミニ大福御守」を買っています。
あたったら「特別御守」というものを
もらえるらしい。

千両箱があたらないのなら
長蛇の列に並んで買うこともないですか。
なんだか!電車の中で
引っかかるものがあったし。



箱が運ばれてきました。
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いつごろのものか!
そうとう年季が入っています。
「Dr.スランプ アラレちゃん」が
棒に刺していた異様なものに似た
模様が描かれています。
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上部に穴が開いています。
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木札を入れて槍で突いています。
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古い絵の通りです。
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思い出しました。
大昔!どこかで習いましたね。

この槍突きに
いろいろと裏があったということ。
悪いヤツらがあたり木札を
奪いたがるのは必定のことかも。

箱の内外!
ふたを大衆に見せてから
なんの色のついてないひとに
突かせても!必ず!
決まった札があたる仕組みを考えます。

現在のマジックや手品とおなじ。

下の台の中にひとり隠れていて
槍先に札を置いたらどうでしょう。

危ないですか。
上からのぞけるので
そちらも危ないですか。

習ったのは
たしか!巧妙なからくりでしたね。

箱のふたをしたら
瞬時に槍が通る樋が組み立てられ
あてたい木札が
自動的に送り込まれるというもの。

だれが突いても!
むしろ!
なんの打ち合わせもしていない
見物のこどもなんかがいいのです。

悪知恵はかぎりなし。



箕面駅前に帰ってきました。

ランチどきです。
みのお本通り商店街を歩けば
「中華屋」!?
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大胆な屋号ですね。
それとも屋号は横に小さく書かれている
「KurumA」がそうなんでしょうか。

定番定食はだいたい税込み 990 円。
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ここは大金持ちの町なのか
これでこの町のランチの相場でしょうか。

「日がわり定食」は税込み 880 円!
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すごく安価に感じたので!注文!はは。

豚肉とキャベツのみそ炒めに
白いごはんがおいしい。
ごはんのお代わりはできるそうですが。

小鉢もうれしいじゃないですか。
スープはていねいに調理されていました。



(敬称略)
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