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住吉大社 升の市 だし巻き大好き [わが街・大阪ブギウギ]

住吉大社にのぼりが出ています。
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「升の市」です。
毎年 10 月 17 日だそうです。
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住吉公園に芭蕉の句碑があります。
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「升買て分別かはる月見かな」

「ますこうて ふんべつかわる つきみかな」
と読むらしい。

芭蕉の句集をみると
元禄 7 年(1694)9 月 13 日
亡くなるひと月前の作句ですね。

御田(おんだ)に行くと黄金の波。
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幼稚園児たちの作ったかかしがあります。
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御田のそばで神事があります。
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「宝の市神事」だとか。

ん!?
のぼりの「升の市」はどこへ行ったの。



角川書店の俳句歳時記を広げてみます。
「升の市」なんて季語はありません。
「宝の市」もありません。

高浜虚子の
新歳時記にもないじゃないですか。

私は廃人といわれることもあるけど
俳人ではないので
これ以上深く調べる力はありません。

あれ!?
前述の芭蕉の句!
「升の市」とはいっていませんね。
それに!これ!季語なんですか。
季語は「月見」でしょうか。



御田でかかしに見られながら
稲刈りをしています。
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ひと束だけですが。

その稲を持って第一本宮に移りました。
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五穀豊穣を祈るのでしょうか。
お神楽を舞っています。
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ぼんやり鑑賞します。
よく理解できていません。



たわむれに!享和 3 年(1803)刊行の
曲亭馬琴編/俳諧歳時記栞草/をみれば
芭蕉が句を詠んだ 9 月 13 日の行事に
「住吉相撲会」というものがありました。

「相撲十三番 童相撲三番あり」だとか。

さらに
「神前へ黄金の升を作りて」
「新穀の稲を奉りける也」とあります。

境内では升を売ったとか。
だから「宝の市」「升市」と呼ぶらしい。

が!現在の
境内の催事を仕切っている
升の市実行委員会のポスターには
少し違ういわれが書いてあります。

ま!相撲もなければ
黄金の升もない昨今!
このあたりで思考をとめます。
阿呆の頭は爆発しそうですから。

9 月 13 日は旧暦なので
今は 10 月 17 日に
開催しているのでしょう。



境内で升が売られています。
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面白い意匠のものも。
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振る舞い酒がうれしい。
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升もいただけます。



忙しい身ですので(ほとんどウソですが)
粉浜商店街のアーケードを急ぎ足です。

が!ランチしようと思っていた店が
ふたつとも開いていません。

引き返して!結局!よく利用する
居酒屋の「味 まほろば」へ。
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今日のランチのメニューが出ています。
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この 15 種類の中から 2 品選ぶのです。

こんなときには深く考えません。
考えれば!みんな食べたくなります。

えい!と
「ブリあら煮」と「ゴーヤチャンプル」です。
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「あら煮」のいかつい骨が
さくさくと崩れます。
缶詰の魚の骨のようです。

おね~さんが骨入れの器を
持ってきてくれたのですが
使用しません!きれいに完食。

税込み 1,000 円。
ごはんのお代わりはできるそうですが。

前回もそうだったのですが
客の 7、8 割りが
「だし巻き玉子」を選んでいます。

みなさん!可愛いですね。

たまたま!そのときだけが
そうだったのかも知れませんが。
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