新駅の箕面萱野駅 萱野三平の生家

ぼんやりと大阪メトロの駅に入ったら
「箕面萱野（みのおかやの）」の掲示が。


今までは「千里中央」だったのですが。

御堂筋線は南の端の「なかもず」から
北の端の！昔は「千里中央」
先日（2024/03/23）そこから
「箕面萱野」まで延伸したのですね。

大阪メトロの前身は大阪市営地下鉄。
でも！「なかもず」は堺市にあります。

北は「江坂」まで。
「江坂」は吹田市にあります。
大阪市営なのに越境して工事しています。
越境だらけです。

「江坂」から北に
「千里中央」（豊中市）までは
阪急の子会社の北大阪急行です。

その北大阪急行が
「箕面萱野」（箕面市）まで
線路を敷いたのですね。

大阪メトロと北大阪急行は
相互に乗り入れしているので
「なかもず」から「箕面萱野」まで
ひとつの鉄道会社の御堂筋線のようです。

桜！主にソメイヨシノの開花予想日が
過ぎてしまっても咲かないので
ここ 2、3 日
予定していた「花見」がつぎつぎにできず
行くあてもなく！御堂筋線に乗ってみます。

わが家の最寄りの駅から乗っていたら
あまりにも長いので（45 分）
終点の「箕面萱野」に着いたときには
夢の中でした。



箕面萱野駅は
3 月前（拙ブログ 2023/12/25）に
偵察にきたときとおなじですが。
観察力がないものには。


開業がうれしいのか！大勢の
はなやいだひとたちが往来しています。


右も左も！上も下も
「Ｑ’S MALL（キューズモール）」の
建てものだらけ。


外に憩うひとはピクニック気分。


千里川の畔で弁当を食べれば
行楽地に行かなくてもさわやかでしょう。


あちらにもこちらにも
飲食店がひしめいているようですが。


「キューズキッチン」なるところへ
迷い込みます。


田舎もんの文なしには
豪華なごちそうばかり。
金額が豪華（！）ということですよ。

「昭和大衆食堂」ですか。


金額も昭和ならいいのですが。
ということはないですね。

「大衆はらみ飯」（税込み 990 円）で
妥協しますか。


「できちゃったごはんですか。
「おなかが大きくなった、、、。
「はらんだなんて。

忙しいときに
店のおね～さんたちは
相手にしてくれませんね。
私の周囲のおばさんたちとは
基本的に違います。

おいしいのですが。


スープとかは別料金。

おばあさんから童女まで
幸せそうなファミリーたちは
みんないいもの！すなわち
高価なものを食べていますね。

日本はなんと豊かな国なんでしょう。
取り残されていても久しくなれば！
なんにも感じなくなるものです。はは。



箕面になん度もきているのですが
アクセスがよくなかったので
訪れたことがなかった
萱野三平の生家が近くなりました。

新駅から容易にたどれました。


「忠臣蔵」に登場する萱野三平は
主君と父親との義理にはさまれて
討ち入りの前に自害しています。

その部屋だそうな。


横に辞世の句碑があります。


「晴れゆくや 日ごろ心の 花曇り

三平は「涓泉（けんせん）」という
号を持つ俳人でもあったようです。

忠臣蔵は面白おかしく
「虚」の部分が多いのですが
その現実離れしたところが
長く語り継がれる要因でしょうか。

労働もしないものが
法を犯して
義士とはこっけいな。

まず！藩をつぶした江戸幕府と
戦わねばならないでしょう！武士なら。

三平の母にあてた手紙かな。


みんな母の子なんですね。