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大坂城古石垣 スペシャルランチ [わが街・大阪ブギウギ]

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白鳥(しらとり)は かなしからずや
空の青 海のあをにも 染まずただよふ

若山牧水(1885 ~ 1928)の若いころの歌。
まだ 20 歳そこそこでこんな歌が詠めるとは。

このころは
白いものに魅かれていたのか
白鳥(しらとり)が好きだったのか
他にもいくつか「白」とか
「白鳥」の単語を使った歌があるようです。

春のそら 白鳥まへり 觜紅(はしあか)し
ついばみてみよ 海のみどりを

くちばしが赤い!?
ああ!あのユリカモメのような鳥なんでしょうか。

ここは海ではありませんがね。
大川(旧・淀川)がふたつに割れる
中之島の剣先のところ。

浮いている水鳥のすぐそばを
アクアライナー(水上バス)等の船が
かなりのスピードで通り過ぎているのに
水鳥たちは見切っているのか平気ですね。
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こちらから見て思うほど
接近してはないのかも。



だれも感心しないから
教養(?)をひけらかすのはこのへんにして
「古石垣ツアー&スぺシャル」に参ります。

「“おスぺ” つきですか!なつかしいでんな」
まだまだスケベを卒業できない
おじいさんがいいます。
スペシャルを
“おスぺ” と縮めてはいけませんよ。

おじいさんが常連客だった “トルコ風呂” の
お手々でするサービス(?)が “おスぺ”!?
梶山季之なんかの
小説の世界でしか知りませんが。
その “おスぺ” とは違いますよ。

レディもいるんですから抑えてね。

「どこにぃ!?」
「おばちゃんとオカマでんがな」

おばちゃんは!ま!いいけど!

「よくないっ!」

オカマってだれのこと?!
水鳥と泳いでみますか!

はい!静かに!正確にいえば
「大坂城の復元・古石垣探索」と
「スペシャルランチ」のツアーです。

会費は現金で 600 円!

「アクアライナーかなんかに」
「乗せてくれまんの?!」

生意気いうんじゃありません!
人生の先輩方を前にいうのも生意気ですが。
600 円でどうやって乗れるんですか。

歩きます。
市中引き回しじゃ!さっさと歩きなさい。



天満橋を渡らず!東のほう!
すなわち大阪城に向けて行けば
ドーンセンターがあります。

「なにをするところですか?」

知りません。
“大阪府立女性総合センター” と
書いてありますが
1 度もはいったことがありません。

「女性、、、ですか?」

なにを考えているのですか!
その “おスぺ” から離れてください。

その前の石垣。
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初代の大坂城の
三の丸の石垣を移築復元しています。

冬の陣の後!
徳川幕府が埋めてしまっていた石垣だそうな。

つづいてすぐ前の
日本経済新聞社の大阪本社の
社屋の裏に行きます。

ここにも石垣を移築復元しています。
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大坂城再築(2 代めかな)のころ(1620)の
ものだそうですが
でも!なぜか
その石垣を隠すように垣根を作っています。

なにがあったのでしょう。

そこから南の
追手門学院小学校の塀際にも石垣があります。
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取ってつけたように不自然にあります。
なんの説明もありませんが
たぶん!
この古い石の積み方は大坂城の遺構のような。



大阪城に行きます。
(大坂城 or 大阪城!)
(書くたびに気をつかい!やせる思い)

崩れかけているレンガ造り。
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帝国陸軍のものでしょうか。

化学分析場だったから
さわると危険なので
放置されているのでしょうか。
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大規模な兵器の研究・製作所があったようです。
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“砲兵工廠跡” の文字が空しいじゃないですか。



古くて暗い!大阪府庁に行きます。

食堂のサンプルをごらんあれ。
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この中で一番高い!
スペシャル(ランチ)を食べます。
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どうです!この “おスぺ”!
ぬるいおつゆですが!かけそばまでついて
税込み 600 円ですぞ。

食べ終わったら
昼休みのツアー!解散です。
勝手にお帰りください。
府議会を傍聴してもいいですけど
“おスぺ” のヤジなし!静粛にね。



(敬称略)
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