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大原 三千院 大根焚き 2018 [猫も歩けば棒立ち]

頭に薪(まき)をのせて売り歩く
大原女(おはらめ)がいます。
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美しい大原女と思ってください。

洛北・大原にきました。
「大原」は昔の詩歌には
「おはら」と読む場合が多いようですが。
「小原」とも書いたようです。

思わず「洛北」といいましたが
もともと平安京(洛陽)の碁盤の目の
ほんの北部を指していたようですが
私たち!よそものは知ったことではなく
京(みやこ)の北の地方はどこまでも
理屈もなくそう呼んでしまいます。

冬の盆地は静かに眠っています。
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日陰には雪が白い。

三千院に入山します。
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靴を脱いで客殿に行き
濡れ縁から見る庭園は真冬です。
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宸殿から降りて往生極楽院へ。
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苔むした小さなお地蔵さまたち。
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観光客の人気を集めていました。



「幸せを呼ぶ 初午」
「大根焚き(だいこだき)」
(2018/02/09 ~ 12)ですね。
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どうして「初午(はつうま)」に
「大根焚き」かどうか
昔聞いたような気がしますが忘れました。
いつもこの季節に催行されています。

「初午は 角ミつこばかり 騒がしい

江戸時代の誹風柳多留にある川柳。

「角ミつこ」は「すみっこ」
江戸のあちこちのすみっこには
犬の糞に負けないくらいの数の
お稲荷さまがあり
初午!すなわち 2 月の最初の午の日に
こどもたちがはしゃいでいたのですね。

それが大原では「大根焚き」ですか。

若くてきれいなおね~さんや
それなりにきれいな大原女が
大鍋ふたつで大根を煮ています。
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いつもそれなりに
おいしくいただいていましたが
今日の大根は特別な味がします。
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なんなんでしょう。
もう寿命が尽きてきたのでしょうか。

今回は特別早くきた訳ではないのですが
限定数用意されている茶葉
「金色不動茶」もいただきました。

金色不動茶には金粉が入っています。
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あ!失礼しました。
ここ金色不動堂の前でした。
だからなんですね。

金色不動明王のご加護と
安寧を願って祈祷したお茶です。



いつものように
観音堂にお参りしてから帰ります。
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お堂の前に
現在 20,000 体近い観音さまがおわします。
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84,000 体までお祀りするのだそうな。
すごいですね。

雪をまとっている便所。
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先日!六甲山の森林植物園では
外のトイレは水が出ないで
使用禁止でしたが
ここは凍りついていませんね。
コメント(4) 
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コメント 4

nao0880

お久しぶりです。
大原は学生の頃に数十回は訪れた場所です。
三千院の雪景色も懐かしいような気持ちになります。
往生極楽院と仏さまも好きです。

今年は2回の六ケ所村への出張でした。
フライトの関係で、三沢で銭湯(すべて温泉)めぐりをしてきました。人が多くて、写真は撮ることができませんでした。
by nao0880 (2018-02-11 12:46) 

ほっ

ご健勝!ご活躍のこと
お慶び申し上げます。
私の大原は恥ずかしきことの数々。
宝泉院に向かったのですが
異国の地に消えて帰らない人の顔が浮かび
がらにもなくおじけづいて寄りませんでした。
by ほっ (2018-02-11 23:35) 

nao0880

宝泉院さん、血天井がありましたね。
一部は、人の顔にも見えたようにも覚えています。
今でも、お抹茶と若狭屋の「ひととき」を食べられるのでしょうか。
また訪れてみたくなってきました。
by nao0880 (2018-02-12 03:06) 

ほっ

深い歴史が楽しみです。
でも!冬の大原はやっぱり寒いです。
心身とも軟弱ものには。
by ほっ (2018-02-12 08:41) 

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