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木津川アート2018 コスモスの中 [野道!山道!恋はけもの道!]

「恭仁(くに)っ子バス」という
無料シャトルバスを降りると
異次元からきたような物体がありました。
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「木津川アート 2018」
「アートな都 恋する恭仁京。」です。

「木津川アート」なん回めかの秋。
前から存在は知っていたのですが
芸術の鑑賞眼も興味もない人生。

たまたま!なにかのときに
私がしゃべったことを覚えていた
(私は忘れていたのに)
芸術好きな(?)人が「連れてって!」と
アゴでいうじゃないですか。
その勢いに気が弱いものは
「へい」といってしまいました。

一番に恭仁京(くにきょう)の
宮跡に着きましたね。
「史跡 山城国分寺跡」の碑と
礎石がありますが。
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宮跡と国分寺跡が重なっているのかな。

大極殿跡もあります。
アートもあります。
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では「芸術」をめぐります。
作品は山里中に散らばっています。



まず!なんだか分かりません。
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野点(のだて)のなにか?
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あちこちにコスモスが咲いています。
のどかです。
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そこここに柿の実が赤い。
山のほうに向かいます。
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同行の芸術にかぶれた人の
不満顔にはかまわず
私はハイキング目的ですので
海住山寺(かいじゅうせんじ)に
行きたいのです。

古刹は恭仁京を見降ろす高台にありました。
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お茶どころですね。
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茶の葉が白変しているように見えます。
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茶の花がたくさん咲く季節でしたか。



天候が猫の目のように変わる日。

通り過ぎて振り返りましたが。
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民家の座敷に。
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倉庫に。
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農作業小屋に。
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かまどに。
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大きな煙突!
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茶の加工に使うのでしょうか。

丘陵地ですね。
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ここに恭仁京の碁盤の目のような大路が
走っていたのでしょうか。
給水・排水にはいいでしょうけど。

ん!?
ここは宮より北東。
京(みやこ)は宮の南側に造りますか。

田んぼの中の倉庫に。
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籾殻(もみがら)を焼いていました。
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煙は晩秋の寂しさ。
サツマイモをうずめていたら
寂しくないですよ。



たぶん食料品店だったところに
「木津川アート 2018」ショップ。
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ショップ特製の
ホットドッグ(150 円)でランチにします。
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芸術とは関係ない普通のパンでした。

野草の綿毛。
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座敷中に枯れ草を立てています。
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陶芸だそうです。
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馬!いや!たぶん牛小屋の中。
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雨に弱そうな!なんでしょう。
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闇の中。
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光が踊っています。



神社の参道。
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ここも大きな家ですね。
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これも作品でしょうか。
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二ツ井。
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この地にも
弘法大師の見つけた泉がありましたか。

ガレージの 2 階。
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こういう光や音を出す機器を使う作品が
多くなる傾向なんでしょうか。



眼下に木津川が流れています。
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見晴らしのいい崖っぷち(?)に
割烹がありました。

恭仁京のころからあったような!?
それはないでしょうけど
老舗の旅館の「泉川温泉」ですか。
昨今は
宿泊客はとっていないのでしょうけど。

歴史を感じさせる座敷に
リンゴのウサギが飛んでいました。
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泉川温泉?
あ!百人一首の「いづみがは」ですか。

みかのはら わきてながるる いづみがは
 いつみきとてか こひしかるらむ

ここは「みかのはら(瓶原)」なんですね。

平成の大合併かなにかで
今は京都府木津川市ですが
その前は加茂町!
さらに前は瓶原(みかのはら)村。

「木津川アート 2018」
「アートな都 恋する恭仁京。」は
この歌から考えたのでしょうか。

「恋する恭仁京。」ねぇ!?

百人一首の「恋しかるらむ」の中納言兼輔は
その相手に会ったことがあるのか
ウワサだけに恋しているのか
さっぱり煮え切らない情けない歌のような。
こざかしいテクニックだけの歌のような。

すみません。
もし子孫の方がいて!お怒りなら
あやまります。

この歌碑が川の畔にあるそうですよ。



恭仁京の東側をぐるりと回って
出発点にもどりました。
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コスモスはやさしかったのですが
あまり芸術には心キュンとしなかった
バチあたりです。

あと西半分はどうしましょう。
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