なるかわ園地 つつじ園満開 2020

棚田が見えてきましたが。


作るのか作らないのか！
活気がないですね。
それでも！いくつかの田には
水が張られていて
カエルの大合唱。

それにウグイスが和しています。
ケキョケキョのいわゆる
「ウグイスの谷渡り」も聞こえます。

あれは警戒音ですよね。
オスの縄張り争い。
繁殖期特有の鳴き声でしょうか。

初夏です。
昨日！なんとなく古今集をめくってみたら
「夏歌」の巻はほぼ
「ほととぎす」の歌で占められています。

物集高量が新古今集を調べたら
鳥では「ほととぎす」の数が
一番多かったそうな。

余談ですが物集は試しに唐詩選で数えたら
鳥は断然「雁」だったそうな。

というのは！ホトトギスは
ウグイスに托卵するらしいので
もう鳴いているのかと思っただけです。
全然！鳴き声はありません。

ウグイスが営巣したらやってきて
そこへ産卵して逃げるのでしょうか。

ずるいですね。



近鉄・枚岡駅から
暗越（くらがりごえ）奈良街道を
のぼってきました。
芭蕉が最期の旅路に越えた道。

芭蕉は奈良側をのぼりましたが
私は逆に大阪側から峠をめざします。

国道（308）がそうですが。
幅員が昔は 2m もなくて
急勾配は日本一を争うような酷道。

最近拡幅していますけどね。
それでも狭いところは 3m くらいのもの。

峠近くになって民家がいくつか。

あ！おいしそうな葉が捨てられています。


ジューサーに入れたら
青汁になりませんかね。
思わず手をかけようとしましたが
無人販売所で
筍（たけのこ）を買いましょう。


淡竹（はちく）でしょうか。
茹でて売っていました。
近所で買うより安い！半額かな。



国道が石畳です。


暗峠（くらがりとうげ）に着きました。

遅い。
普段より 20 分はよけいにかかっています。
体力がどんどん消えて行っていますね。

県境を走る
信貴生駒スカイラインにあがってみます。

大阪側から奈良側にくだる街道。


ここはあい変らず道幅がないですね。

奈良側はほぼ拡幅を終えています。


ここは広大な大阪府民の森・中部園地。

中部園地は 4 エリアになっていますが
ここから北へ行けば「ぬかた園地」
南へは「なるかわ園地」です。

南にとり
「森のレストハウス」で休憩することに。

新型コロナウイルス禍で閉館していました。
トイレだけお借りしましょう。


なかなかしゃれたトイレです。



帰ります。
神津嶽経由で枚岡駅までくだりますか。

ん！？
ヒラドツツジの大壁！？


まだ咲いてはいませんが。

そういえば
ツツジ園はどうなっているのでしょう。
予定変更！管理道を南に歩きます。

わ！咲いていました。






まったく昨年と
おなじ花園に見えます。（拙ブログ 2019/05/11）

こんな時勢ですので見学者は少ない。
昆虫は群がっています。

クマバチがたくさん飛んでいます。


私の拙い撮影でもキャッチできるほど。



客坊展望台があります。


遠くに「あべのハルカス」が見えます。

ここから客坊谷コースをくだって
近鉄・瓢箪山駅に降りることにします。
昨年！のぼってきた道です。

途中の
東大阪市立郷土博物館に着きましたが
やっぱり！ここも閉館していました。

山畑古墳群を見学してから帰ります。




（物集高量著／百三歳。本日も晴天なり／）参照
（敬称略）