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あんときゃどしゃ降り [小市民ぼうちぎり]

わわわ!
雷光が!
北の窓から部屋に入って
南の窓に抜けて行きました。
そんな気がするすごいヤツ!

直後!
落雷と空気の振動の大音響!

そして!連続して稲光!
斜めからたたきつけてくる雨。
地球最後の日!?

日づけが替わったころ(2021/06/14)です。
こんな天気予報でしたか。

どしゃ降りです。



「あんときゃ どしゃぶり あめんなか」

数日前!だれかが聞いていた
たぶん!ラジオから流れていた歌に
琴線が震えました。

生来!音感がありません。
リズム感が皆無です。

音楽の成績はまったくダメでした。
ま!いい成績の教科もないですが。
クラシックでもポップスでも
クマゼミの合唱や
濁流の音くらいしか感じません。

だから!
学習しようなんて思いません。
したってムダだからです。
たとえれば!
ブタは努力しても木にのぼれません。
君子危うきに近寄らず。
カラオケなんて
1 度もマイクを握ったことがありません。

ついでにいえば
リズム感がないものは
懸命に努力しても
他にも多くのことができません。

スポーツはできません。
外国語はもちろん
日本語の方言でもマネられません。
お勉強も作業もすべてダメ。
したがって!みんな避けて通ります。

よって!孤独に生きることを強いられます。
孤独に生きることがしあわせです。

音感のないものは人間じゃない!
木にのぼれない豚に似た生物です。



ということで!
この方面の知識はありません。

気になったので検索してみたら古い歌。
春日八郎の
「あん時ゃどしゃ降り」だったようですが。


 あんときゃどしゃ降り 雨ん中
 はなれられずに
 濡れて歩いた どこまでも
 ああ 別れるっていうやつぁ
 たまんないもんさ
 つらいさだめを うらんだよ
 ひとりしみじみ 思い出してる 雨ん中


聞いたのは女性の声だったのですよ。

女性でも歌っている人がいますが
みんな元気のいい歌いっぷり。

私の胸の中を
ゆりかごのように揺れて
春の日のようになめらかに流れて行った
歌唱ではないような。



場末のしょんべん小路の吹きだまりにある
貧乏居酒屋が
チョー貧乏人の客のおじさんに
どなっていました。

「カネ!返せ!

つけのきかない飲み屋なんですがね。

私とか 2、3 例外がいますけどね。

私の場合!
だれかといっしょに飲んで
その人に払わせたり
気をつかわせたくないときには
片手をちょっとだけあげて出ています。

居酒屋は「ん!」というだけですが。

こんなときには
他の客の手前!
しゃべらないほうがよろしい。

翌日!清算に行きます。
1 両日に払いに行く人にだけ
つけがきくようです。
あるおじいさんなんか律儀に
翌日のオープン前に払いにきています。

じゃ!なんのカネを
返せといっているのでしょう。

別の居酒屋の「めし炊き」を
クビになったおばちゃんがいいます。

あの居酒屋!
生まれつきの怖い顔していますが
結構!人情にあついのだそうな!
信じない人が多いと思いますがね。はは。

就職に面接に行きたいけど
交通費がないというおじさんに
カネを融通していたのですね。

貧乏人が貧乏人に貸すなよ。

おじさんは
香具師(てきや)のたこ焼き屋の
ひとつしかないスーツを借りて
面接に行くものの
みんな不採用ばかり。

そのカネがつもりつもっていたのに。

「たまに入手したおカネで
「ファンクラブに入ったんやて!

歌手のファンクラブ!?
中村美律子かだれかのらしい。
入会金!年会費が高い?!

そりゃ!怒りますわな。



「私も入会したいんやけどね。
「家計が苦しいからね。

おばちゃんがいいます。

「中村美律子」の!ですか!?

「大月みやこが好っきゃねん。

古い歌手ですね。
古いけど
どんな歌を歌っていたのか知りませんが。

「75 歳になってもエエ声やねん。

「かの女が昭和歌謡も歌っているんや。
「三橋美智也とか水原弘とかの歌。
「これがまた!絶品!

『春日八郎はどうですか。

「もちろん!春日八郎のものもいくつか。
「その CD のセットが
「1 万円ほどであるから
「買(こ)うてよ。
「いっしょに聴こうよ。



あ!あの「あん時ゃどしゃ降り」は
大月みやこが歌っていたのかも。

70 歳も過ぎた歌手には
人情の機微に触れる歌唱力があるのかも。

でも!ユーチューブなんかに
だれもあげていませんね。

CD の試聴もありません。

おばちゃん!買ってよ。
それともだれかを
色仕掛けで落として買わせてよ。

その容姿と教養では!無理ですわね。



「なまけもので!だらしない “フクシ” と
「“土方(どかた)おかま” ばかり。

あ!これ!差別用語かも。
私がいっているのではなく
そんな人ばかり相手にしていて
毎日!不機嫌(?)に働いている
看護師のおばちゃん!いや!おね~さん。

“フクシ” とは福祉のことかな。
大阪の西成区でよくきくことば。
生活保護を受けている人のこと。

“土方” とは
炎天下で土木作業を人力でする労働者のこと。
“おかま” とは
男を性欲の相手に選ぶ男で!女装が好きな人。
“土方おかま” とは
ゴツい体で!不細工な顔の女装の男のことかな。

「あんた “千両” と仲がよかったね?!

『全然!知りませんよ。

「ま!深くは詮索しないけど。

『ホントーです!

“千両” とは
誇りを持って自らを “おかま” といって
通天閣の下で生き抜いた人。
お好み焼き店 “千両” を
経営していた有名人。(拙ブログ 2018/11/04

2019 年 10 月に鬼籍に入りました。

「かの女(かれ?)の形見の CD !
blog95.jpg

は!?

「これ!あんたが持っていたほうが
「いいと思うんや。

どういうこと!?
おばちゃんは置いて行きましたが。

ちなみに!千両のママは
おかまのときには「ひろ子」を名乗り
この CD では「のぼる」とあります。
本名が「西元昇」だからでしょう。

CD を聴く機器がありません。
デスクトップパソコンには
スピーカをつけていません。

1 台だけなんとか動いている
ノートパソコンは
CD のドライブが動きません。

ま!聞いてみたい訳でもありませんが。



窓外は雷光で明るい!
どしゃ降りの雨が窓ガラスをたたきます。
ベランダの水槽でだれかがはねているような。
雨水の音かも。

演歌の夜。
艶歌の雨。

それに “おかま” がからんで!眠れない。



(敬称略)
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