SSブログ

淀川の河原パッチ [小市民ぼうちぎり]

淀川河畔で休憩です。
休憩ばかりの人生です。
もしかして!休憩が本職かも知れません。

右岸の河川敷の広い芝生。
blog21.jpg

バーベキュー用の広場かも知れませんが
たぶん!新型コロナウイルス禍で
人影がありません。

水際は芦の天下ですが。
背丈はさほどないけど
竹の林(!)もあるのですね。
blog22.jpg

芦の葉で
柔肌(?)をこすりながら進みます。
blog23.jpg

水際に出ました。
blog24.jpg

下流に阪急電車が通っています。
十三(じゅうそう)大橋あたりですね。

あちらまで水際を歩いてくだりましょう。
が!それは無謀なこととすぐ気づきました。

芦の中の道とおぼしきすき間をたどれば
すぐ!行き止まり。
道をかえてもすぐ!川にあたるだけ。

引き返して!大道を行くことに。
blog25.jpg

そう!こんな飛鳥時代の官道みたいな
正しい(?)道でなくては。

が!これもやがて紛れるさだめでした。
十三は遠い。

まっすぐ立った芦の回廊もあります。
blog26.jpg

美しい。
迷いながら感動したり。



ぎゃっ!全裸死体!?

イギリスの麦畑のミステリーサークル状に
芦を倒した中に
裸の男性が寝ていました。

すっぽんぽんです。

「河原パッチ」です。

河原パッチとは花街のことばですが。

パッチはズボン下というのか!
股引(ももひき)といえばいいのか
男性用の長い下着。
おもに関西でよく使われていることばかも。

京都の花街の舞妓は 13 歳で水揚げです。
オトコはんに抱かれてオンナになって
芸妓になるのどす。

そのときに!まだこどもの舞妓は
どうしたらいいか分かりません。

置き屋のおかあさん(女将)から
「河原パッチ」と教えられます。
つまり!股を広げて動くな!です。
なにもしなくていいのです。
しないほうがいいのです。
パッチを洗って河原に干している状態のまま。

そうすると!おカネがあって
水揚げが 3 度のめしより好きな
じいさんが「うほほ」といって!
いわなくてもいいのですが!
オンナにしてくれていたようです。
知らんけど。

おカネも地位もなく
欲望だけある貧乏人はうらやましく
そんなじいさんを敬意(?)をこめて
「ひひじじい」と呼びます。知らんけど。

あ!昔!むかしのおはなしですよ。
現況はどうでしょうか。
伝統は守りたいものですが。
今の舞妓は
昔の芸妓の年令で就職(!)してきます。
そんなにウブとも思われませんが!知らんけど。

それに!カネは腐るほどあっても
「うほほ」じじいは
なにかと制約!縛られている昨今。

なんてことを考えましたが
このむくつけき(失礼!)男性の
全裸の河原パッチ!
なぜか!
こちらが赤面して小走りに過ぎました。

お愛想に「うほほ」と
いってみたらよかったのかも。

しかし!先日(拙ブログ 2021/06/04
水着の男性に出会ったばかリ。
もうイヤ!
ここは私のきてはいけないところかも。



穴がつづいている地面もあります。
blog27.jpg

わが家の周囲のこんな穴は
クマゼミの出てきた穴なんですが。

芦の回廊から抜け出て
背丈のない草原を行きます。
blog28.jpg

これも芦なんでしょうか。
草丈が極端に違う草原が
棲み分けているような。

どこをどう歩いたのか
結局!
元の新淀川大橋の下に帰ってしまいました。

芦原を大きく回ってきただけでした。

十三に行くのはあきらめて帰ります。

淀川取水場(阪神水道企業団)の垣根に
ノウゼンカズラが咲いています。
blog29.jpg

ゴミだらけの中。
見る人もないまま。
コメント(0) 
共通テーマ:日記・雑感

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。