なにも食べずに食うはなし

汗びっしょりで目覚めました。
ビョーキが進行しているのでしょうか。
不安な気持ちで体温計に手が伸びます。

36.2 度！？

ウソだぁ！
違う体温計で測定しても同様。
ビョーキ！快癒したのでしょうか。
久しぶりにぐっすり眠れていましたが。

早朝！起こしにくるスズメの代わりに
雨が窓ガラスをたたいています。
台風がきていましたね。

これでは起床してもしかたがないですか。
督促状のきている納税の義務も
勤労の義務も無視して
非国民は再度ふとんをかぶりましたが。

ふと！目覚めて！眠れなくなりました。

眠れないはずですね
正午を回っています。



なにか食いますか。
いや！食べますか。

落語家の笑福亭鶴二が
孫の「お食い初め」のとき
奥さんが「お食べ初め」といったので
そんなことばはおかしいと
夫婦で灼熱（？）した
議論になったといっていましたが。

私は
可愛い（かどうかさておき）こどものとき
「食う」ということばが好き（！）で
母から「食べるといいなさい」と
飽きるほど注意されましたが。

「食う」は下品なことばなんですかね。
特に最近！下品になっているのですかね。

「給料安くて食っていけない」を
「食べていけない」なんていうひとも
そういえば！いますね。

にゃんこだって
コウノトリだって
「エサを食べている」といったり。

蚊に「食べられた」という女の子を
ＴＶで見たような気もしますが。

私だけがおかしいと思うのなら
やっぱり！時代に取り残されています。

「食べる」を練習しておきますか。

「今日の演芸会！師匠連中も」
「飛び入りの 5 歳の子に食べられた」
「ガソリンを食べないくるまをください」
「係長は年を食べているのに教養がない」
「あの力士はまた横綱を食べた」
「時間の食べる仕込みはしません」



「食べる」を使う上品（？）な若い女性が
「ヤツ」を連発するのは
私には下品に思いますが。

「赤いヤツのほうを食べます」とか。



このごろ！ムカつくのは
いいとしをした男たちが
自分の配偶者を「ヨメ」ということ。

家をひとつの組織としたら
その一部署がヨメだと思いますがね。
「息子のヨメ」とか
「今度！おヨメさんがくる」とかで
使えばいいですが。

自分では
妻とか家内とか女房とかワイフとか
なんでもあるでしょうに。
芸人ならカミさんでいいと思うのですが。

大昔「うちのクサレ×ンコ」と
いっていたひとがいましたが。
そのほうが潔いひとつの見識でしょう。



ＴＶで「敷居が高い」によく出会います。
めったに見ないＴＶなのに。

1 度も行ったことのないところを
敷居が高いとはどういうこと！？

なにか気まずい過去があるところに
入りにくいときならともかく
格式があって
高級そうな店舗に尻込みすることとは
違うでしょうに。

ハードルが高いとか
堀が深いとか
カネがないとか
教養がないとか
顔が悪いとか（それはちょっと違うかも）
なんでもいい換えられそうなものですが。



なにも食う！いや！
食べるのもメンドくさくて寝ていても
いろいろ憤まんや
つぎつぎ悪口が浮かんでくるのは
平常にもどってきたショーコかも。

いや！まだ
熱があることにしておいてください。



（敬称略）