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御所まちのカレー [食い逃げ未遂]

近鉄御所(ごせ)駅のすぐ東に
JR御所駅があります。
どちらも単線で
乗降客なんて
数えるほどしか見たことがありませんが
このあたりが
奈良県御所市の繁華街でしょうか。

JR線が横切る向こうに
アーケード街が見えます。
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いつも静かに落ち着いています。
早いはなし!
怖いぐらい活気がありません。

ハイキングの帰りなんかに
みなさんを案内したら
たいてい入り口で
「もう帰ろうよ」といわれます。

この新地商店街を抜けたら
江戸時代の街並みがあるのにね。

「御所(ごせ)まち」と呼ばれています。
難しいことばを使えば伝統的建造物群です。

伝統的建造物群といえば
富田林市の寺内町や(拙ブログ 2013/11/16
おなじ奈良県の今井町が(拙ブログ 2013/03/18
有名ですが。

有名といったって
私の周囲のアラフォー(around 40)の
お色気おね~さんたちの間だけのはなしですが。

ここもよく保存されています。



町を葛城川が東西に分断しています。

「東ごせ」は寺内町
「西ごせ」は商業の町だったようです。

「西ごせ」を少し歩きます。

昔 1、2 度案内されたり
説明を受けたりしていますが
ぼ~っと拝聴していて
帰るころには忘れています。

「西ごせ」の北西の角の町の入り口
「遠見遮断」だそうな。
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集落の外からのぞけないように
道筋をずらしています。

富田林の寺内町の「あてまげの辻」に
似ています。(拙ブログ 2020/01/12

町は碁盤の目のような通りばかり。

「魚の棚」という筋も。
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魚の匂いはまったく残っていませんが。

時代劇のセットの中のように白壁!黒壁。
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いろんな虫籠窓(むしこまど)や
卯建(うだつ)がたくさん見られます。
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維持管理が大変そう。
行政がなんともしないのなら
やがて消えて行くさだめでしょう。

消えるのも残るのも風の吹くまま。



万年筆店があります。
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「モリソン高級萬年筆」!
創業は大正 7 年(1918)とか。

屋号はともかく
「カフェ&バー」とあります。

ランチ営業をしています。

店内には高級そうな
万年筆がなん本か飾られていました。
販売しているのかどうか
確認をするのを忘れましたが。

「ごせ街酒粕カレー」をいただきます。
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税込み 900 円。



いつもなにかのついでに
かすめるように訪問しているような。

じっくり歩いたら面白いかも。

一度朝からここだけを歩く企画を
考えてみますか。
相当昔から
そんなことばかり思っているような。
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