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十三のダチュラとピンクノウゼンカズラ [解語の枯れ尾花]

「母と子」だそうな。
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大阪市淀川区役所の前。

このあたりに
能勢街道が走っていなかったですか。
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上方落語の「池田の猪(しし)買い」で
少し頭のビスがゆるんでいる男が
歩いて行った道。

「お初天神の西門のところから北へ一本道。
「十三(じゅうそう)の渡しと三国の渡しと
「渡しをふたつ越える。
と演じられていますが
その十三の渡しあたり。

しかし!その川はなんでしょう。

このあたりには
中津川がくねくね流れていたはず。

この中津川をまっすぐにして
拡幅して新・淀川にしたのは
明治 42 年(1909)か 43 年ごろ。

「湯あがりの 髪のしづくを 吹きはらふ
「十三(じゅうそ)堤の 青草のかぜ

矢澤孝子の歌。
明治から大正にかわるころの歌でしょうか。

この十三堤があるのは
中津川か新・淀川か!微妙なところ。

白とピンクの
ダチュラ(ダツラ)が咲いています。
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向こうに見える神社は
この周辺の村の氏神だった神津神社。



阪急・十三(じゅうそう)駅の東側の
アーケード街を歩いて
ランチ場所を探します。

結局!いつもの「ふじ家」に入店。
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少量多品種のおかず好みと
懐中とを相談すれば
日替わりの
「サービスランチ」しかないでしょう。
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焼き魚(サバ)と造り(刺し身)と
煮ものとで税込み 650 円。

みそ汁に魚の切り身が
たくさん入っていました。



阪急・十三駅の東から
ホーム越しに西を見れば
最近!火災の後に生まれ変わった
「しょんべん横丁」に
「トミータウン」の看板があがっています。
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「しょんべん横丁」ではもう
立ち小便できないですね。
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ついでに
アーケード街にしてくれたらよかったのに。

突き抜けると
桃色のノウゼンカズラが咲いていました。
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きれいな花ですね。
期せずして
この 1 週間に 3 度の出会いです。

夏空に群がり咲く
オレンジ色のノウゼンカズラは
私には暑苦しい。

かなり古い時代に
中国からきた樹木らしいのですが。

ノウゼンカズラより小さな花の
アメリカノウゼンカズラがありますね。
名前通りなら
アメリカからきたのでしょうか。

最近!急に見かけるようになった
ピンク色は名前も
ピンクノウゼンカズラというらしい。

いつ日本に
どこの地方から渡ってきたのでしょうか。
私の手元の園芸大百科典に
記載はありません。



(敬称略)
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