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うらやの一日定食 大阪は勝つ [食い逃げ未遂]

ひと口に「なんば駅」といっても
いろんな鉄道路線がからみあって
地下通路と地下街が
アリの巣より秩序がなく延びていて
他国からきたものには
方角が分からなくなります。

いつも地上に出て
私的にランドマークと
決めているものを探します。はは。

この地上に出るエスカレータは
「お急ぎの人のため」
「左側をおあけください」と
アナウンスが流れています。
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最近は珍しい。

片側をあけることなく
また!歩くことなく
乗るようにいわれていますが。

半世紀ほど前の
阪急電鉄のアナウンスの
「片側をあけろ」が嚆矢(こうし)かな。

たちまち日本中に広まった習慣(?)も
最近は消滅して行きましたが。

ここは大阪メトロの四つ橋線あたり。
難波元町のラブホ街を確認して
私は方向を知ります。



ランチどき
私好みの中華料理店に行きますか。
好みは懐中に合うというくらいですが。

ん!?
こんな店舗!ありましたか。
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「うらや」!?
なんとイジけたような屋号。

「八百屋とごはん」
「身体に優しい定食が一日中食べれる食堂」
なんて!おいしそうなことを書いています。

脱線しますが
「食べれる」は
日本語として認められたのですか。
「食べられる」じゃないと
日本語学校では
長い間!叱正されていましたが。

大きなメニューがあります。
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「一日定食」「元気定食」「回復定食」等々。
名前にひきつけられて入店。
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店の奥の窓外に農園みたいな緑が見えます。
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なにか知りませんが。

みんなよく見えるのですが
とりあえず!最初に書かれている
「一日定食」をいただきます。
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この日のメインディッシュは
タイ(鯛)の和風あんかけでした。

それに体によさそうなおかずがたくさん。
税込み 1,100 円。

おいしかったのですが
財布は不健康になりますね。



道頓堀川の川沿いを歩いて東に帰ります。

御堂筋の道頓堀橋に着きました。
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俳句や短歌らしいものを
たくさん貼りつけているものがいます。
その中のひとつ。
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「大阪が 東京に勝つ コロナ感染
「人が倍にへの 四月十三日

ははは。字あまり。
でも!いいたいことは分かります。
4 月 13 日(2021/04/13)に
新型コロナウイルス感染者が
東京の感染者より
大阪のそれが倍以上出たというのですね。

勝った!勝ったぁ~!
大阪の土着の人は大喜びでしょう。
なんでもいい!勝ったらいい!

大阪は東京にライバル意識や
けんかを売る人が多いのですね。

天童よしみが歌っていますね。
「負けたらあかんで東京に」(道頓堀人情)
なんてね。

しかしね。
なんでも「負けない」というときには
もう!力の差は歴然とついているのですよ。

古くは
60 年安保(旧俗称・日米安全保障条約)闘争とか
最近の日韓慰安婦問題とか
いずれにしろ負け犬のほうが吠えますね。

まぁ!勝つ!勝つ!と叫ぶしかないですか。

 五年連呼勝勝勝
 原子弾下喫全敗

5 年間!勝つ!勝つ!勝つ!と
みんなで連呼していたら
原子爆弾を食ってあじゃぱ~になったとか。
豹軒(鈴木虎雄)の七言絶句の一節。
あじゃぱ~の二の舞にならないようにね。



しかし!まぁ!めでたい。
新型コロナウイルスに感染して
亡くなった人はダントツに日本一。

自宅療養のままで死んだ人も多い。
ホントに医療崩壊していないのやら。
哀れさがつのる夏。



(敬称略)
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