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アル中女の肖像 セロリ1 茎で飲む [活動写真]

「ウルリケ・オッティンガー ベルリン三部作」
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といわれても
教養も常識もないものには
なんのことやら。

ウルリケ・オッティンガーは
ドイツの映画監督ですか。
女性ですね。

なにも分からないけど
この赤い服の美人が気になります。はは。

これはどうやら「アル中女の肖像」らしい。
この映画を観ることに。

真っ赤なコートに白いピンヒールで
ベルリン空港に
さっそうと現れるときから始まりますが
物語の期待はそこまで。

美人はほとんどしゃべらず
ひたすら飲むだけ。
ストーリィらしいものは
私には感じられません。

酒場を渡り歩き
あちこちで小さな問題を起こしても平気。
やりたい放題。
どうやら大金持ちのようです。

飲んで!飲んで!
グラスや酒瓶を落として壊すばかり。
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ガラスが割れる音の連続に
私の神経がおかしくなります。

なぜか!綱渡りをして!落ちたりもします。
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ホームレスの女性に親切にしてあげて
いっしょにバスに入っていましたが
きれいな裸体でした。

西洋の女優には必要以上(?)
大きなバストの持ち主も多いのですが
ちょうどいい(!)形です。

なにを感心していたのやら。

ん!?

男性優位の社会規範を声高に批判する
女性 3 人組がいます。

また「ペニヒ」(1/100 マルク)の
単語が聞こえます。

「キンゼイレポート」が
どうのこうのといっています。
キンゼイレポートは
たしか!先の大戦の直後でしたよね。

この映画の時代背景はいつなんですか。

映画制作は 1979 年!?
古いフィルムだったんですね。

まだ!ベルリンの壁のあるころ。
その西ベルリンの街のことでしたか。



そもそも!「アル中」って
死語ではないのでしょうか。
「アルコール中毒」の略ですよね。
それも「慢性」の「中毒症」のような。

今はアルコール依存症とかいうような。

いつもきれいないでたちの
裕福そうな美人は
コニャックのような蒸留酒(たぶん!)を
ただ!あおるだけ。

つまみを食べる楽しみが
あってもいいようなもの。

向田邦子はいっていました。

酒のさかなは少しずつ。
ごちそうではなくても
異なるものをたくさん並べると
盃がすすむ!と。

これは向田ひとりが思いついた訳ではなく
提供する側はたいてい心得ているはず。

ま!天丼大盛りは
さかなにはふさわしくないと
私でも考えていますが。

そういいながら!
いい子で暮らしてきた私は
天丼大盛りでも不満はいいませんが。
ぼた餅でも!おごってくれるのなら
それで!朝まで飲みますが!無理してでも。

セロリが 1 茎あります。
これで!到来ものの日本酒!
久しぶりに「獺祭(だっさい)」を飲みます。

さらに口なおしには
「宝焼酎」を用意しています。



セロリの葉に梅肉(梅干ペースト)と
ねり胡麻をからめます。
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ポテトサラダにキュウリを混ぜる代わりに
立て塩をくぐらせたセロリを加えます。
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セロリの葉と納豆とかつおぶしを混ぜて
だし醤油と辛子も加えてから
少量のごはんの上に置きました。
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奈良漬けをぬぐわずにセロリと混ぜ合わせ
食パンにのせてみましょうか。
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ま!今夜もしあわせです。



しかし!あの映画!なんだったのでしょう。

私が「アル中」に持つ
「落伍者」「不潔」「貧乏」というイメージが
あの美人にないのですが。

「裕福」な美人が酒におぼれてはいけません。

ま!ほっとけや!というでしょうけど。



(敬称略)
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あすか 彼岸花祭り 2023 [野道!山道!恋はけもの道!]

明日香村の稲渕の棚田に
赤い色がありません。
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今年は彼岸花が咲いていません。
例年とおなじ時期に
彼岸花祭り(2023/09/23・24)を
開催しているのに。

飛鳥川の上の男綱にあいさつしてから
案山子路(かかしロード)に入ります。
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わ!?
おね~さん!
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大昔!ここをいっしょに歩いた女史に
ちょっと似ているかかしです。

ここには長い間には老若男女!
いろんなひとときましたね。

しかし!今年は
だれも行こうといってきませんでした。

うわさでは鬼籍に入ったり
ビョーキになったり
行方不明になったり。

オトコができたり。
(ま!このうわさは聞きませんが)

それで!近鉄・飛鳥駅から
無料シャトルバスに乗ってきました。

だれかを案内するときには
「ハイキングだ!」と威張って
歩いてくるのですが
ひとりのときには
なんとかラクしようとする
裏表のある寂しい人生です。

ゆるやかにのぼって行きます。
「案山子コンテスト」をしています。

トンボのかかし。
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カマキリ!
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ああ!だれかが首筋をさわります。
亡くなったひとが怒っているのかも。

ホンモノのカマキリがのっていました。
草の上においてあげたのに
こちらを凝視しています。
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やっぱり!
黄泉(よみ)の国からの使者かも。

今年のジャンボかかし。
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だれですか?!

また!トンボ。
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羽が動く構造です。

彼岸花は咲いていないのに
フジバカマは満開です。
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少し待っていたけど
アサギマダラはやってきませんね。

ホタルとホタルイカ!?
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またまた!トンボ!
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アオムシと蝶!
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今年の「案山子コンテスト」のテーマが
「花と虫」
「自然いっぱいと案山子」だったのですか。

はは。
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白と黄色の彼岸花(リコリス)も
やっぱり!元気がありません。
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案山子路の上部の朝風峠の広場が!
広場といっても!広くはないですが!
イベント会場です。

飛鳥蹴鞠(けまり)だそうな。
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「棚田deマルシェ」で
五平餅(税込み 150 円)と
こんにゃく田楽(同 100 円)と
焼き餅(同 150 円)と
柿(5 個で 同 400 円)を買い
ブランチです。
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ごちそうでなくても!
このロケーションではぜいたくな気分。

隣の谷にもやっぱり
彼岸花は開花が遅れていますね。
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仕事(?)をしますか。
イナゴを捕るぞ!

マムシのいそうな急な畦道を
上へ下へ歩き回っても!
あまり見かけません。

1 分あたり 1 匹も捕れません。
1 時間頑張っても
20 匹も捕れそうにありません。
あきらめて!
採集したイナゴは草むらにかえします。
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用水路をさらえた砂が捨てられています。
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洗われていて
水槽やら!植木鉢やらにつかえそう。
2L ボトルに 1 本だけもらいましょう。
これ以上なら!背負うのが重いから。

貧乏人はころんでも!
手ぶらでは帰らないぞ。

面白い模様のマクワウリと
黒いトウガラシ(甘口だそうな)と
ニガウリを買って帰ります。
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全部で税込み 300 円でした。
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うるし堤で嫁そしり 栗ごはんの秋 [わが街・下駄ばきドドンパ]

わが家の前に
松虫通りが東西に走っています。

この道は西成区から阿倍野区を通り
東住吉区を横切って平野区まで
ほぼまっすぐつづいていますが。
端から端までを
「松虫通り」と呼ぶのかどうかは
知りません。

その道を東に進みます。

駒川が横切って北に流れています。
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つづいて!今川を渡ります。
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川に沿って
桜が多い「うるし堤公園」があります。
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この下流につづくのは
「嫁そしり堤」というらしい。

松虫通りのはてに大念仏寺があります。
そこに参詣に行く途中!
この堤あたりで休憩し
おなじような年恰好の女たちが
嫁の悪口をこぼし合っていたのでしょう。

前にもどって「うるし堤公園」の
「うるし」とはなんぞや?!

東住吉区の HP に
ウルシ(漆)は縄文時代から利用!
割安で修復可能な実用品の器。
室町時代には高級美術品の水準に達し!
宣教師により海外に紹介され!
日本の重要な輸出品となったとあります。

そして!
漆産業育成と堤の補強をかねて
堤に漆を植えていたのだそうな。

しかし!先の大戦中に
燃料不足から盗伐されてしまいました。

でも!昔の景観復元に
なん本かのウルシと
ハゼを植えているそうですが。



今川をさかのぼってみます。
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そもそも!どれがそうやら。
ウルシやハゼの知識はありません。

みんな!そう見えます。はは。
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紅葉したら!
少しは判断できるのでしょうか。
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今六橋の下流に 20 本ばかり
ウルシがあるというのですが。
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これらでしょうか。

なんだか気のせいか!
かゆくなってきました。

幼少期には草かぶれに強かったのですが
長い都会暮らしで
体質が変化していたらどうしましょう。



帰ります。

ん!?
栗ごはん!秋がきていますね。
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大阪メトロの谷町線の駒川中野駅近く
「御食事処 備前」です。
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栗ごはんと焼きそばとで税込み 750 円。
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備前は今の岡山県の一部。
ごはんと焼きそばは
大阪らしい組み合わせでしょうか。

栄養学的にはどうか知りませんが
おいしかったです。
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お彼岸の四天王寺から一心寺へ [わが街・下駄ばきドドンパ]

谷町筋をとぼとぼ南に歩きます。

私にも手を出しやすい定食がある
中華料理店に寄りますか。
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その隣の「コーヒーハウス フレンド」に
ランチの案内が出ています。
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私好みに!ちまちましたおかずがある
定食のようです。

100 円!?
まさかね。

この店には
モーニングサービス時にしか
利用したことがありませんが
なんとかなるような気がして入店。

税込み 700 円でした。
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おいしかったです!許せる値段です。



四天王寺につづく道が
いつもよりほんの少しにぎやか。
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秋季彼岸会なんですね。

それに今日(2023/09/21)は
大師会(弘法大師忌)!
境内に露店が出ています。
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でも!数がすごく寂しい。
参拝客が昔のように
もどってきていないので
しかたがないですか。

インバウンド(訪日旅行)のひとは
そこそこ目につきますが。

21 日、22 日には無料開放している
金堂エリアを参拝します。
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やはり無料開放している
太子殿エリアにも寄りましたが
今日も物部守屋(もののべのもりや)の
祠のある庭には
立ち入ることができません。
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聖徳太子が殺した(!)守屋を
通るたびに気にしているのですが
1 年半くらい前から
立ち入り禁止のままです。

弘法大師堂の大師像の前で
善男善女が読経していました。
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午後には強い雨の予報。
急いで帰ります。

「お彼岸」ですから一心寺を経由します。
お骨仏になっている知人が
なん人かいますから。

北門から入山すれば
「霧吹きの松」のあったところ。
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この枯れた株がそうでしょうか。

大坂夏の陣のとき
ここで徳川家康は真田幸村に
首をはねられています!きっと。

突然!霧が湧いて!
助かったことになっていますが。

家康は堺でも死んでいます。
南宗寺に墓があります。

家康はなん度も死んで(?)います。

そのたびに影武者が立ったのか。
いや!死んだのは影武者だったのか。

私が思う根拠は
家康は若いときと晩年と
女性の好みが変わっていることです。
おかしい。

女性の好みは生涯変わらないような。
変らない男が周囲に多いような。

17 歳のときに
女子大生が好きだったひとは
60 歳になっても女子大生にアタック。

17 歳のときに
40 歳の和服年増に魅かれたものは
60 歳になっても
40 歳の和服美人に目を輝かせます。

そんな不謹慎なことを思いながら
お骨仏堂に遠くから手を合わせます。
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出戸駅で朝食 2023/09 〆に昆布茶 [朝食 モーニングサービス]

大阪メトロ(地下鉄)・谷町線の
出戸駅をあがったところに
「手作りサンドイッチ屋さん」
「池田屋珈琲」がありました。
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「モーニングメニュー」が
20 種類近くありましたが
サンドイッチ屋なら
ミックスサンドイッチをもらいます。
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税込み 500 円。

店舗自らが
「サンドイッチ屋さん」と
「さん」をつけているのに
他人の私が「サンドイッチ屋」と
呼び捨てるのはいかがなものか。

保育園児のみちこちゃんが自分のことを
「みっちゃん」というように
大阪はおとなでも
幼児ことばをつかうのでしょうか。

大阪府知事でも
「みなさん!」
「スマホをペコペコしてください」と
いいますね。

「ペコペコ」!?

もっとおとなのいい方があるでしょう!
府民を
いとけないものとナメているのかよ!
と思うのは流れものだけでしょうか。



出戸駅から北に 3 分も歩いたところに
てるてる坊主がさがっていました。
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「喫茶 てるてる坊主」でした。

「モーニング」は税込み 500 円です。
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ちょっと高いかと思いましたが
サラダやフルーツやら
ていねいな調理が並んでいて
満足しました。



出戸駅から西に数分。
「喫茶 じょ~く」!?
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英語で書けば「CAFE&BAR JOKE」らしい。

モーニングは税込み 450 円。
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安価に感じて!うれしい。



出戸駅から
南西の路地に迷い込んでいたら
「成本(なしもと)天神社」に
着きました。
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大化(645 ~ 650)時代に
天神が出現したので
祀ったのが始まりだとか。

日本古来の神道の信仰でしょうか
そんな古い天神社は京都や奈良で
ときどき遭遇したような。

ん!?
祭神は素戔嗚命(すさのおのみこと)と
菅原道真ですと?!

おかしいでしょ。
道真(845 ~ 903)は平安時代のひと。
たしかに死後には
天満天神と呼ばれていますがね。



成本天神社の近くの住宅街に
「喫茶 香えん」がありました。
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なんと読むのでしょう。
ハデさが全然ありません。
閑散としているのではと
こわごわ入店します。

が!店内にはお年寄り!いや!
人生の先輩方で満席!

隅に小さくなって座らせてもらいます。
さらに後から!客がまだやってきます。

モーニングは 5 種類ばかリありましたが
一番安いものでけっこうです。
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サラダにヨーグルトにフルーツ。
いろいろつけてくれました。

ごちそうさま。

いや!まだありました。
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ここは〆(?)に昆布茶が出るようです。

これで税込み 430 円。
やす~!
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