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ハモまむし [ゲリラの宴]

夏といえば「鱧(ハモ)」
京・大阪の土着の人は
梅雨の雨を飲んだハモ!を
ありがたがりますね。

「子供の頃、母親がハモまむしを作ってくれた」
古稀に近いご老体が
少年のように目を輝かすじゃありませんか!

関西で「まむし」とはヘビではなく
ウナギのかば焼きをごはんに埋め込んだものですよね。
ごはんに「まぶし」て
ごはんの蒸気で「蒸す」んですよね。
「まぶしむし」から「まむし」!?
違ったらごめんちゃい。

すると「ハモまむし」は
ハモの照り焼きを刻んでごはんに混ぜるんですか!?
「うちは母子家庭で貧しかったから
 ハモの皮!だけを釜めし風に炊き込んでいた」

「いや!貧乏とかは関係ないですよ!」
おいしいから「ハモの皮を食べた」と
別のじいさんが言います。
その家では甘辛く煮てから
炊き立てのごはんに混ぜたのだそうです。

この地でなにに驚くかといえば
普通のスーパーに
普通に「ハモの皮」が売られています!
簡便に一品作りたいときなんか便利です。
ハモの皮ときゅうりですぐ酢の物ができます。

最近皆さんおじいさんは
家族に無視されているんですかぁ!?
じゃ、私がおっかさんを思い出させてあげましょう。
「ハモまむし」を作りましょう。

醤油と水と味醂と砂糖を少し煮詰めてから
刻んだハモの皮を入れて煮ました。
アクセントに山椒の実を加えました。
繊に切ったきゅうりとみょうがをごはんに敷いて
ハモの皮を置きました。


これをかき回して混ぜご飯にしてから食べます。

ご老体たち
遠い日のおっぱいを覚えてますかぁ。
食べながら泣いてもいいんですよ~!


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