夕顔と夜顔 [解語の枯れ尾花]
「夕顔が咲きました」
スナックのママからの連絡です。
日当たりも環境!も悪いネオン街で心配していたのですが
やっと咲きましたね、やれやれ。
でも!
通称は「夕顔」で通りますが
これは「夜顔(ヨルガオ)」ですよね。
暗くなったら花びらを開いてきます。
きれいに咲いたときにはすっかり酩酊して、、、、見ていません、はは。
夕顔は「干瓢(かんぴょう)」の素!?の「ユウガオ」を指しますよね。
昔
祖母と干瓢を作りました。
冬瓜(とうがん)のような大きな実を
輪切りにしてから皮をむき
手作りの「夕顔むき用かんな!?」で
かつらむきにして
天日に干しました。
島崎藤村も
干瓢作りを見て一文を残していました。
要略すると
薄く削った2本の竹がまな板の上に平行に打ちつけてある。
細身の包丁が順に動いて
輪切りにされた夕顔が2本の竹の間をすべっていく。
生のままの5、6尺の干瓢!が生まれる。
それを乾かす。
???!
わかりましぇ~ん!
想像力のない私には全く分かりません。
夕顔を輪切りにするまでしか理解できません。
そのあとどういう状態で
細いひも状の干瓢になるというのでしょう。
絵か写真があれば、、、、、。(敬称略)
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