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マザー・グースのてんとうむし [不謹慎ですが、、、]

雨模様の空の下
わが家の白花タンポポの綿毛が
風に吹かれています。
blogたんぽぽ1.jpg

湿気が多いと少々の風では飛んでいきませんね。
blogたんぽぽ2.jpg

たんぽぽの綿帽子を見つけたら
だれでも吹きたくなるものらしい。

「お坊!お坊!あめ(飴)買いに行け」
と唱えてから吹き飛ばすといいます。

中田幸平著/野の民俗にありましたが。

著者は栃木県生まれらしいので
そちらのこどもたちの呪文かも。

同書に奈良では
「味噌買(こ)うてこい!醤油買うてこい!」
となっています。

その他!酒や酢や油なんか
なにかを買ってこいというような文句が
全国のあちこちにあったそうな。

どんないい回しだったのでしょうか。
棒読みだったのでしょうか。
メロディがあったのでしょうか。
blogたんぽぽ3.jpg

ふっと吹くときの唄は
イギリスのマザー・グースの唄にもありました。

   てんとうむしよ すぐ帰れ
   てんとうむしよ 飛んでいけ
   背中が火事だ まっかっか
   こどもを乗せたら 焼け死ぬよ

すみません!
私の勝手な訳です。
原詩からかけ離れています。
ガッコーのテストなら点数は
鉛筆のちび賃くらいしかくれないでしょう。

その道の権威の
平野敬一訳では

   テントウ虫
   テントウ虫
   家へ飛んで帰れ
   お前の家は火事だ
   子供たちが焼け死ぬぞ

この詩の別形はたくさんあるようですが
平野訳のものが基本形でしょうか。

   Lady Bird, Lady Bird,
   Fly away home,
   Your house is on fire,
   Your children will burn.

かの国のこどもは
てんとうむしを指先にのせて
この唄を唱えてからふっと吹くそうな。

唄といってもメロディはなく
やはり呪文のようなもの?!
すると詩でもないのでしょうか。

あまたあるマザー・グースの唄には
ナンセンスな詩も多いそうですが
私はてんとうむしの家が焼けているというより
背中の赤色が
火事の色!まっかっかと思ってしまい
前記のような訳詩になるのですが。

日本人ならではの発想でしょうか。
頭の中のどこかに「かちかち山」があるんでしょうか。

でも!水玉模様の斑点が
こどもを乗せているように見えるでしょ!見えませんか。
blogてんとうむし.jpg

その火をふっと吹いて消してやったら?!


日本一長いアーケード街といわれている
大阪の天神橋筋商店街の4番街の入口に
「てんとうむし」が?!
blogたんぽぽ4.jpg

これ!てんとうむしですよね!?

どうして?ここに!

アーケードに向かって思わず
ふっ!
私にこどもの日はかえるはずもなく、、、春浅い日。

(敬称略)
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