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倉橋ため池で襲われる!? [野道!山道!恋はけもの道!]

倉橋ため池が見えてきました。
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堰堤(えんてい)に上ります。
ため池というより
ダムと呼んでもいいような立派な堰堤です。
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水のある内側もあまりにもきれいな堤です。
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最近!整備改修されたのでしょうか。

ここは磐余(いわれ)の里といわれる
奈良県桜井市。

古墳だらけで
古事記や万葉集に数多く登場し
10 以上の都が置かれた国のまほろば。

神武天皇の東征伝説の地でもあります。

あ!
神武天皇の名は
神倭伊波礼毘古命(かむやまといわれびこのみこと)。
神日本磐余彦尊とも書きますね。
磐余(いわれ)の里の「磐余」は
神武天皇のことですか?!

ため池の周囲に遊歩道があります。
時計回りに歩きます。
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ああああ!
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襲われました!

走り寄ってきて!
いきなり私の胸に跳びついたにゃんこ!
シャッターが切れたと同時に
カメラのレンズに頭をぶつけています。

ニャンコも痛かろ。
私も痛いよう!胸に爪が食い込んで。
だれの化身なの?!
この親しさ。

あげるものもないので
「ごめんね」と叫んで走って逃げました。
心で泣いているんだよ。

ため池というと
なんとなく円形のイメージがあるのですが
ここは
提灯(ちょうちん)を倒したように
ひだだらけの水際です。
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几帳面に水際に沿って遊歩道がつづいています。
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枕草子に「近うて遠きもの」が書かれています。
その中に
「鞍馬のつづらおりという道」がありますが
まさにそんな遊歩道。
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ちなみに「遠くて近きもの」は
「極楽」「舟の道」「男女の仲」だそうですよ。
男女の仲ですかぁ!

この近くに
32 代崇峻(すしゅん)天皇の
倉橋柴垣の宮があったとか。

ああ!歴史の重さと
にゃんこにつれなく当たった反省とで
なにか切なくて
外周およそ 4km
平坦な遊歩道を 1 時間かけてとぼとぼ。

あれ!?違いました。
倉橋ため池は意外と歴史が新しいのですね。
昭和 32 年(1957 年)完成の
奈良県一大きな農業用ため池でした。

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タグ:枕草子
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