ボジョレーヌーボー [うそ八百]
今年は親切な人が
1 本恵んでくれました。
ボジョレーヌーボー。
いざというときに飲もうと思ったのですが
いざというときは来そうもなく
ひとりで飲んでしまいました。
恋はあわれ ひとつともる 秋は
落ち葉枯れ葉 朽ち葉さえも 染める
そっと添える だけの肌が ほしい
なんど恋を しても青い ままに
飛んで行った 風に捨てた ワイン
人の世には 降ってやまぬ うわさ
日々に積もり 帰り道を 隠す
惚れてすがり みんなあげて 足りぬ
りりと虫の 声のような 祈り
消えて行った 風に捨てた ワイン
百舌鳥(モズ)か雁(カリ)か 都鳥か 鳴けば
だれの影か 燃えて残る 木々か
今日もあすも 信じられぬ つらさ
いつか過去を 飾り生きて みたい
どこへ行った 風に捨てた ワイン
1 本恵んでくれました。
ボジョレーヌーボー。
いざというときに飲もうと思ったのですが
いざというときは来そうもなく
ひとりで飲んでしまいました。
恋はあわれ ひとつともる 秋は
落ち葉枯れ葉 朽ち葉さえも 染める
そっと添える だけの肌が ほしい
なんど恋を しても青い ままに
飛んで行った 風に捨てた ワイン
人の世には 降ってやまぬ うわさ
日々に積もり 帰り道を 隠す
惚れてすがり みんなあげて 足りぬ
りりと虫の 声のような 祈り
消えて行った 風に捨てた ワイン
百舌鳥(モズ)か雁(カリ)か 都鳥か 鳴けば
だれの影か 燃えて残る 木々か
今日もあすも 信じられぬ つらさ
いつか過去を 飾り生きて みたい
どこへ行った 風に捨てた ワイン
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