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卵を味わうマヨネーズ!入手! [絵に描いたどじょう地獄]

キューピーの
「卵を味わうマヨネーズ」です!
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やっと入手しました。

発売されてから 4 月ばかり過ぎたのに
大阪市の私の周辺の店頭には見かけません。

「あのマヨネーズ!まだ売ってない?!」

ホワイトデーに贈ろうと企てていた
見栄っ張りのおじさんが(拙ブログ 2015/03/11
今になっても唐突にいうではありませんか。

私なんかとっくに忘れていたのですが。

いるんですか!まだ色気づいていますか。
高価ですよ。
小さな瓶でメーカー参考価格 1,250 円(税抜)。
フツーのマヨネーズの 10 倍くらいの感覚。

あらためてネットで見たら
たまたまかどうか通販していました。

買いました。



「え!ひとつだけ!?」

ひとつだけじゃないでしょ!高いのに!
立て替えるものの身になりなさい。
いくついるの?!
100 個!?

「そんなにはいらんけど」



水上勉(1919 ~ 2004)が等持院の小僧時代に
大根とにんじんの酢味噌和えに
キューピーのマヨネーズを使ってみたところ
老師によろこばれたそうな。(水上勉著/精進百撰)

ということは!昭和の初めには
キューピーマヨネーズがあったのですね。



水上勉と同時代の池部良(1918 ~ 2010)は
ニューギニア・ハルマヘラ島で
終戦(1945/08)を陸軍少尉(中尉かも)で迎え
補給路を断たれ飢餓状態に陥ったそうな。

盗んできた鶏が産んだ卵を
90 人で分けて食べるために
マヨネーズを作ることを思いついていますね。
(池部良著/煮たり焼いたり喋ったり)

油はヤシのコプラから。
酢はヤシ酒を発酵させて。
塩は海水から。

芋にできあがったマヨネーズをつけて食べた後
全員便所に直行!

よく考えたら!
ヤシ油はせっけんの材料なんですね。



昭和 12 年(1937)検閲の陸軍省の
「軍隊調理法」に
「マヨネーズの作り方」がありますね。

その当時に珍しいものでもなかったのでしょうか。

すでにマヨネーズ愛好家
「マヨラー」がいたのかも知れません。



東海林さだお著/東海林さだおの弁当箱/に
コンストのおにぎりの中で
特に抵抗があるのが
鮭マヨネーズとかシーチキンマヨネーズとかの
マヨネーズ系だとあります。

ちなみに
コンストとはコンビニ
すなわちコンビニエンスストアの略です。
20 数年前(1987 ~ 1993ころ)に
書かれた文章ですが
コンストですか!隔世の感がありますね。



今でも寿司屋に行くと
エビマヨ(マヨネーズをマヨと略します 以下同じ)とか
イカマヨとか注文すると
やめろよ!というおじいさんがいます。

コーンマヨ軍艦巻き!なんて叫ぶと
こめかみに血管を浮き出させて怒り出します。

「気持ち悪いもん!食うなよ!」

ほっといて!あんたが食べる訳じゃないのに。
2 度とこういう輩と寿司屋に
回転寿司にだって行きたくありませんけどね。



私はマヨラーではないと思うのですが
ごまかすとき
「胡麻」よりよくマヨネーズに頼ります。

例えば!
常食の 4 個で 99 円(税別)のコロッケは
おいしくないときには
特に冷めたら!ホントにおいしくありません。

電子レンジであたためてから
マヨネーズと醤油かウスターソースをふれば
みちがえるようにおいしい!
ま!私の舌だけかも知れませんがね。



キューピーの「卵を味わうマヨネーズ」!
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なんか分からんけど!
思い切り買いましたけど。

ひとつ味見をしようかと思っていたものの
高価なのでためらっているうち
ウワサを聞いたのかあちこちから声がかかり
乞われるまま手放して
結局!私の口には入りませんでしたが。

私を経由して味わった人!
感想をお聞かせあれ。



(敬称略)
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