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松尾大社八朔祭 女神輿 [平安京有情]

松尾大社の八朔(はっさく)祭。
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昨日からスケジュールは
予定通りに順調に進んでいるらしく
昼一番の
「上桂御霊太鼓」の演奏が始まっています。
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神さまに向かって奉納しているのに!
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このバチあたりどもめ!
演者と本殿の間に割り込み
神さまに尻を向けて
カメラを構えているバカ多数。

水でもかけてやらねばなりませんね。



境内の「お酒の資料館」にのがれて休憩。
blog04松尾大社.jpg

室町時代には「酒道」があったそうな。

「酒道」の心得がありました。

 酒は神授の生薬
 服して心乱さず
 身体を損せず
 礼を失わず
 和を破らず
 適時適量謹んで
 用いざれば久しきに
 堪えざるべし

分かりますか。
耳の痛い教えでもあります。

「華道」や「茶道」は残っているのに
「酒道」はどこへ行ったのでしょうね。



今日(2018/09/02)は妙見山の
「八朔会(はっさくえ)大祭」だと
漠然と思っていたのですが
拙ブログ 2017/09/04
後朝(きぬぎぬ)の別れに手間取り
(ウソついてすみません)
日が高くなって阪急・梅田駅まできました。

妙見山の寺院のある山頂へは
ケーブルカーとリフトを乗り継いで
昼からでも容易に行けますが
そうだ!?
リフトが故障しているのを思い出しました。

やめよう!
今日は(いつもですが)
歩いて登る体力が!
いや!体力はともかく!
気力がありません。

なまけものはあきらめが早い。

八朔会や八朔祭は
妙見山だけ行われている訳じゃありません。

登ることのないところに行きましょう。

阪急・宝塚線のホームから京都線に移動。

それで京都の酒の神さま・松尾大社に。



なまけものは電車に 1 駅乗って
中之島(嵐山公園)へ出て桂川沿いで休憩。
休憩ばかりです。

なごんちゃん(清少納言)は枕草子に
「神は」として
最初に松尾を書いています。
たぶんそのころは
松尾大社ではなく松尾神社のはずですが。

 神は
 松の尾
 八幡
 この国の帝にておはしましけむこそ
 めでたけれ

石田穣二訳なら

 この日本の国の
 帝(みかど)でいらしたというのが
 すばらしい

よく分かりませんね。

橋本治の桃尻語訳なら

 この国の
 帝でいらっしゃったっていうのが
 ホント
 カッコいいのよね

よけいに分からん。



あ!渡月橋がにぎやか。
blog05女神輿.jpg

神輿が渡ってきます。
blog06女神輿.jpg

かつぎ手の体の線に丸みがあります?!
ひぇ~っ!
女性ばかり!?
おっさん顔の人もいないことはないけど
みんな!女!

松尾大社の八朔祭の「女神輿巡幸」でした。
blog07女神輿.jpg

朝の 8 時半に松尾大社を出て
午後の 2 時過ぎの今
渡月橋を渡り
嵐山公園を経て帰るところでしたか。
blog08女神輿.jpg

前の酒樽を引くのは
女の子というのがふさわしいようですが
神輿をかついでいる人の中には
そうとう長いこと
「女」をしているような人までいろいろ。

それにしても!
blog09女神輿.jpg

待っている人の前にくるなよ!

神輿について回っている
カメラマン面のスケベじじいたちに
水をかけてやりたいもの。



(敬称略)
タグ:枕草子
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