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冒険家のキクイモ炊き込みごはん [七面鳥六目半ごはん]

台風 21 号の襲撃(2018/09/04)にあい
わが家のキクイモがどこかへ行きました。

放任栽培ですから
よそよりは可愛いとは思いますが
それでも 2m 近くはあったのですが
根元から数十センチのところから
3 本ともちぎれて飛んで行きました。

そのうち残った幹から
新しく芽が出るでしょう。
丈夫な作物ですから。

講談社編/園芸大百科事典/には
北米原産で明治の初めに渡来
各地にところ選ばず野生化しているとか。

一度栽培すると根だやしは不可能!?

イヌリンを多量に含むとも。

ともかく!すごい植物ですね。



そんな古くて
日本中で繁殖しているというのに
わが家にある山野草の料理の本には
調理の記述はもとより
その項目さえありません。

わずか 10 冊ばかりで探しても無理かも。

昭和の初めの
林春隆著/野菜百珍/にもありません。

野菜百珍には
「菊牛蒡(きくごぼう)」とか「きんま」とか
どう考えてもレアな野菜でもあるのに。

あ!
昭和 51 年(1976)発行の
山田幸男他著/続 山菜入門/には
記載されていました。

それには
キクイモのみそ漬けのレシピがあります。



今から葉を出してでは
キクイモの収穫!
多くは望めないでしょうから
早掘りしてみましょうか。

2 本は根っこだけでしたが
1 本にはイモのあかちゃんがいくつか。
blog95キクイモ.jpg

あかちゃんという表現は変ですけど。

これ!食べられます?!
キクイモですから食べられますよね。

炊き込みごはんのもと(山菜五目)と
ごはんを炊きました。
blog96キクイモ.jpg

キクイモ!
あまりおいしくはありませんが。
イヌリンが摂れればいいですか。

ん!?
イヌリンて!なんです?!



先日!
道端で若い男女が声をかけてきました。

「飲んでください」

冷えた「缶」を道行く人に配っていました。
blog97.jpg

日本人は
試供品とか試食品とかティッシュとか
健康に影響されそうなものを
堂々と配って
平気でもらっていますね。

危険に思わないのでしょうか。

ま!
おフランス人といってはいますが
厚かましいところは私も日本人ですから
疑いもなくもらいましたが。



他の雑草といっしょに生えていたキクイモ
はたしてこれがホントにキクイモなのか
食べてもいいものか!
よく分からない炊き込みごはんと
道端でもらった炭酸飲料でディナーです。

けっこう無鉄砲な冒険家になった夜です。



(敬称略)
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