錦天満宮のロボット 大願梅の実！？

京都の錦市場の東の端の錦天満宮の
ロボット（？）が増えているような。

獅子舞いがおみくじを選んでくれる機械。


もう 1 台の獅子舞い。


獅子舞いではないけど
やっぱり機械仕掛けのおみくじ。


こちらは紙しばい。


この神社の由緒が流れます。
横着ものは文字を読まなくてもすみます。



梅花はほぼ散っています。


狭い境内にいくつか
静かに静かに咲いていたのですね。


君をみず　梅の小枝はことごとく
　　すねたるふりに　花咲きにけり



あ！タチバナ（橘）！？


ん？！なんだか実が細長い！
キンカン（金柑）かな。
でもキンカンでも
こんな長い実のものは
見られなくなった昨今。

長い実の種類は酸味が強いのです。
それで酸味の弱い
丸い実のものばかりが
植栽されているようです。

私のささやかな経験では
丸い実を果実酒にすると
味がぼけてしまうような。
修整に
レモンを加えて仕込む人もいましたが。
長い実のキンカンも
残しておいてくだされ。



ふしぎな実（？）がたくさんさがっています。


大願梅（たいがんうめ）だそうな。


願いごとを秘めて
吊るしているのですね。
可愛いじゃないですか。



（短歌は矢澤孝子歌集 雞冠木より）
（敬称略）