SSブログ

ラムネ コロナウイルスに効く!? [うそ八百]

缶チューハイの「ラムネ」!?
blog41.jpg

ラムネ?!
缶に入っていても!
スピリッツを割っている状態でも!
ラムネですか。
それはおかしい!違うような。

びんに詰めて
ガラス玉で密栓したものが
ラムネじゃないんでしょうか。
blog42.jpg

香りや甘味のついた
炭酸水をいうのじゃなくて
それを詰めた状態が重要なのでは!?



明治 10 年(1877)ごろから
コレラの大きな流行が繰り返していたとき
ラムネが売れに売れたそうな。

炭酸水がコレラに勝つと信じられて。

1 例をあげれば
洋水舎というメーカーには
朝から荷車が並んで生産を待っていて
莫大な売りあげの置き場所に困り
札束を荷車に積みあげ
毎日!両替商まで運んだそうな。

そこで登場したのが例の玉入りびん。

炭酸水が吹きこぼれないように
コルクなどで栓をして
針金でしばる手間ひまがいらない!
充填してひっくり返せば
玉が密栓してしまうびんはありがたい!

飛躍的に製造量が伸びたそうな。

玉入りびんについては
よく引用されるのが
坂口安吾のエッセイ。

三好達治が
「ラムネー氏が発明したからラムネ」と
主張したというはなしを聞いたという
なんともはや!頼りない無責任なはなし。

坂口もまた
「ラムネの玉の発見はたわいもなく滑稽」と
揶揄(やゆ)し!斬り捨てていますがね。

ガラス玉での密封法を発明したのは
イギリス人のハイラム・コッド。

「グローブ・ストッパーびん」というそうな。

発泡性ミネラル水の容器だったのですが
日本に輸入されて
ラムネ専用のびんになったのですね。



ん!?
ラムネがコレラ菌を殺すのなら
新型コロナウイルスにも効くのでは!?

この缶チューハイを飲めばいかが。
大いに飲みましょう!
酒は飲める!コロナウイルスに効く!
まさに一石二鳥です。



「ラムネ飲む 小泉今日子を 思い出す

いや!小泉今日子の炭酸飲料はファンタの
「もぉ~もぉ~ホワイト」でしたか。
拙ブログ 2010/06/01

「ラムネ飲む 少女ののどの 玉の汗

「ラムネ飲む いとけない夢 まだひとつ

「ラムネ飲む 少女のころの 夢ありき



ラムネの玉入りびんが
現代まで残っているのは
ラムネ製造者の規模も一因だそうな。

やがて世間には
密栓方法に王冠が出現し
またたくまにその方法が席巻します。
が!
それには大きな設備投資が必要です。
ラムネ製造業者は零細だったので
玉入りびんを
使いつづけたという説もあります。

今!玉入りびんは日本と
インドだけに残っているそうな。



「玉ころり ころがし好きが ラムネ飲む

「唇が みだらに震え ラムネ飲む

若い女性がラッパ飲みする姿は
淫靡(いんび)なものです。
あのラムネびんの形と玉。



ラムネは
どこの店頭にあるものでもないですね。

観光客相手の店舗にはありました。
いろいろとにぎやかに。
blog43.jpg

「ユズ味」が人気だそうな。

大阪土産として
「たこ焼風」がありますね。

「とてもまずい」
店員のおじさんが断言。はは。

「作ったハタ鉱泉の社長が」
「堂々とまずいといっています」

そんなもん!作るなよ。
売るなよ。
買うなよ。
買ってしまいました!税抜き 121 円。

みんなガラス瓶なのに
なぜか「たこ焼風」だけペットボトル。



「ラムネ鳴る 灼熱にきみの シルエット

「ラムネ飲む 一糸まとわぬ 仁王立ち

「ラムネ飲む 裸のきみは 初々し

「ラムネ飲む 水はじく胸に 乳首立つ

「ラムネ飲む 淫らな汗を かまわずに

「妊娠の予感 ラムネの玉の 音とがる



おなじものやら
おなじようなものが
69 円(税抜き 以下同)から 121 円。
どんなおとなの事情があるのやら。

ん?!
ラムネ味の缶チューハイが 79 円。

アルコールを添加している方が
安いじゃないですか!?

世間にアルコール依存症が増えるはずです。

「水より安く買いたたかれています」
焼酎メーカーの
営業のおじさんがいっていました。

焼酎を製造している
おなじ水脈の水を詰めているだけで
焼酎より高く売っていた
ライバル社がいたのかな。

水だけのほうが売れるなんて!
焼酎屋さんハラ立ちますよね!はは。



「人の道 はずれてラムネが 舌を刺す

「ひと夏の 恋はラムネの 泡のごと

「冷え冷えの ラムネはじけて 恋は去る



(野村鉄男著/ラムネLamuneらむね/)
(小泉今日子著/パンダの anan/)
(坂口安吾作/ラムネ氏のこと/)
(石毛直道・他著/食物誌/)参照
(敬称略)
タグ:小泉今日子
コメント(0) 
共通テーマ:グルメ・料理

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。