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天王寺七坂 桜花のころ [わが街・大阪ブギウギ]

天王寺公園の北東にある茶臼山。
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徳川家康や真田幸村の血しぶきを忘れて
桜が咲いています。
染井吉野に負けず
十月桜にも花びらがいっぱい。

一心寺に出れば逢坂があります。
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天王寺七坂の一番南の坂。

大阪市に背骨のような
南北に走る高台があります。
大昔は半島で
西が茅渟(ちぬ)の海
東が河内湾だったとか。

だから今も東へ!または西にさがっていて
坂がたくさんあるのですが。
西にさがる坂の中から
だれが選んで命名したのか
天王寺七坂があります。

逢坂の途中の安居神社に寄れば
真田幸村がいました。
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神社の北にあるのが天神坂。
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安居神社には
安居天満宮の別称があるからです。

清水寺の上に
京都の清水寺のように舞台があります。
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その北にある清水坂をくだります。
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横の墓場から
濃いピンク色の桜がのぞいています。

その北に愛染坂。
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息せき切ってのぼれば
横をおばちゃんが
自転車で追い抜いて行きました。

恐るべし!電動アシスト自転車!

愛染堂勝鬘院(しょうまんいん)にも
桜花らんまん。
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このあたりの地名は
夕陽丘(ゆうひがおか)です。
藤原家隆が夕陽に心打たれたから?!
その家隆の墓地にも桜花が。
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もっとも!伝承の墓地ですが。

口縄坂(くちなわざか)をくだります。
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最初にここにきたのは
気の遠くなるほど昔のことですが
雨だったのか!夕方だったのか!
木が茂っていたのか!
すごく暗かった印象があります。

ホントに口縄(蛇)が棲んでいそうな
錯覚を覚えたのですが。

さらに北へ行けば!これは通称・学園坂。
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幅員があって立派な道ですが
歴史はないのか!
七坂には入れてもらっていません。

浪花狂歌の中興の祖
鯛屋貞柳の眠る光傳寺。
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 百いても おなじ浮世に おなじ花
 月はまんまる 雪は白妙

辞世の歌をしのぶ桜花が咲いています。

北に歩いて源聖寺坂をのぼります。
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上方落語の蛸坊主(たこぼうず)の舞台
生玉(いくたま)の池の跡にも桜が。
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生玉神社に参詣して北門から出れば
真言坂があります。
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上記のような事由から
坂は東から西にくだっているのですが
この坂だけは南から北に降りています。

これで天王寺七坂。
思ったより桜花に出会いませんでした。



ランチして帰りますか。
エラいですねぇ!
仕事や約束や納税を忘れても
「めし」を忘れないとは。

ここは大阪メトロの谷町九丁目駅近く
真っ先に「キッチン もとや」が
脳裏をよぎる貧乏人です。
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というのは!サービス定食が
長い間400 円(税込み)でしたから。
それが 450 円になったのでしたやら。

あら!?
500 円になっています。
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今日はミンチカツと蒸し鶏。
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汁ものは
そば!うどん!豚汁!ラーメンの中から
ひとつ選択するのは以前のまま。
コメント(2) 
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コメント 2

ドンゴロス

日替わり定食安いですね。汁物が選べるのもいいですね。お腹いっぱいになりそう。
by ドンゴロス (2023-03-29 15:57) 

ほっ

今!メニューを見るとうどんも安いですね。
もとやは京橋駅近くにも 2 軒ありましたが
最近!どうなっていますやら。

ご高覧 謝謝。
by ほっ (2023-03-29 20:31) 

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