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カキフライ定食 700 円 マガキです [昼定食]

徳兵衛大明神に参詣です。
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大阪駅前第 2 ビルの 3 階です。

向こうの大阪マルビルが
手品のブラインドのように
隠されています。

バックして見あげると
足場がすっぽりとかかっています。
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もう全部
取り壊しているものと思っていましたが。



地下にもぐります。

大阪駅前ビルは 4 棟。
地下はランチ激戦区。
たくさんあれば!優柔不断な性格は
かえって決めかねます。

大阪駅前第 1 ビルの端っこまできました。

「居酒屋 北野」で今回も妥協しますか。
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あれ!?
いつのまにか 700 円(税込み)!
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ほんのこの前まで
600 円じゃなかったですか。

季節もののカキフライ定食を食べます。
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ごはんとみそ汁のお代わりができます。



ランチした後のゆるんだ脳みそのままで
江戸時代の喜田川守貞という商人が
三都(京都・大坂・江戸)の
当時の風俗を書き記した
「守貞謾稿」のレクチャーを受けます。

守貞謾稿は岩波文庫版を
なん度か拾い読みをしているはずですが
ほとんど覚えていません。
講義を聞くと
なんとなく理解が進むような。
単純にそんな気がするだけですが。

江戸時代の食材を原書で読みます。
「カキ」があります。
講師の方が「マガキ」と念を押されます。
養殖されているものですよね。
今も!世界の養殖や食材は
これではないのですか。

ちなみに
ヨーロッパやアメリカあたりでも
日本の種にルーツがあると聞きましたが。

「松島の松に雪ふり牡蠣育つ  青邨

冬のものですね。

ん?!
夏に食べるイワガキがありますね。
英語でRのついてない月は
食べないという常識と違うもの。

産卵の季節や仕組みが違うのか
夏でも身がやせてない種類。
これ!別種なんでしょうか。

手元にあった
魚の常識が書かれているという
「おいしい魚図鑑(クック編集部編)」を
たまたま開いて見ると
20 種類の食用カキがあるとか。

さらに
マガキ!スミノエガキ!イボタガキが
代表的と著述してあります。

イボタガキは
イタボガキのミスプリでしょうけど
不調法なものは
ますます分からなくなりますね。



遠くの海水浴場の嬌声を聞きながら
テントを張り!野宿をしたとき
食べるものがないので
岩に張りついていたカキを
醤油で煮て食べたことがありますが。

盛夏のことですから
あれがイワガキだったのでしょうか。

瀬戸内海の夏だけ海水浴の客がくる
無人島だったと思っているのですが
「日本海の海岸だったじゃないか」
というひとがいます。

そうだったのやら。
でも!そのひとがどうして
私の放浪を知っているのか
それも記憶にないのですが。



なんて!
守貞謾稿の受講はどこへやら。

カキフライ!
食べるんじゃなかったですね。
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