SSブログ

山本嘉次郎のおいもの天丼 [いも!たこ!なんきん!]

むかないですむものならむきません。
食べもののはなしですがね。

くだものの場合
バナナや白桃はむきますが
リンゴや柿は丸かじり。

ときにはミカンでも皮ごと!
ブドウなら皮もタネもまとめて食べたり。
メンドくさいもの。

サツマイモもジャガイモも
皮もいっしょに食べていますけどね。



私の知っている、、、!
(知っているだけで)
(友人でもなければ肉体関係もありません!決して)
大阪は西田辺のこ汚い!
あ!いや!高級割烹(自称ですが)のおじさんなんか
小学生のころ(半世紀も前の大阪の下町のはなしですよ)
母親が買ってくる肉屋のコロッケの中の
かすかな「肉」片を探して
喜んで前歯でかみしめていたそうな。

少し長じて!
その肉片はジャガイモの皮だと知ったとか。
肉片に見えただけ! ははは。
肉なんか入っていません!
当時の 1 番安いコロッケには。

肉屋のおじさんが
「皮を入れなけりゃ!コクが出ない」といっていたそうな。

そうかも知れませんね。
そうだと思います。



山本嘉次郎(1902 ~ 1974)著/洋食考に
サツマイモは皮ごと食べるとありますね。

「皮がないともの足りない」とか。

皮はともかく
山本嘉次郎は
たいそうサツマイモが好きだったのですね。
煮もの!精進揚げ!味噌汁と。

こどものころ!
サツマイモの揚げ冷ましを甘辛く煮て
ごはんにのせたものを
「おいもの天丼」といって母にせびったそうな。

味噌汁の鍋底に煮くずれたサツマイモを
ごはんにかけて食べるのも好物だったとか。



では!
味噌汁のどろどろのサツマイモをかけたごはん。

昆布だしと醤油と砂糖で煮しめた
サツマイモのてんぷらをトッピングの合わせ技。

青ねぎを飾りましょう。
blogおいもの天丼.jpg

おいしいですね。



(敬称略)
コメント(0) 
共通テーマ:グルメ・料理