わが街の七夕とホタルの夕べ

わが街で
「七夕とホタルの夕べ」（2013/07/06）を
開催していました。

正確にいうと隣の区の町の行事で
わが街といえるものかどうか。
近接していますからいつも自分の町と思っていますが。

大阪市東住吉区で
ヘイケボタルを育てている人がいるのです。
谷川も井戸水もないのに。
大阪市水道局の水で。

地下鉄・田辺駅の前の集合場所には
100 人！200 人ではない相当な人がわいていました。
みなさん！ホタルが好きなんですね。

1 度に大勢で歩けないので順番待ち。
そこへいきなり！雷雨！

待っていた30 分
その時間だけきっちり降られて！濡れました。

庚申（こうしん）詣りが盛んだったころ
四天王寺の南にある庚申堂に向けて
いわゆる庚申街道がいくつか形成されていたようです。

このあたり
旧・北田辺村にも庚申街道が通っていたのですね。


夜の古い街道を探して歩き
阪本邸をめざします。


途中！
ヘイケボタルの生態や
阪本さんの飼育の工夫のレクチャーもありました。


阪本邸も旧家でした。
このあたりの伝統的な屋敷のようです。

ちょうど今
ヘイケボタルはお尻を点滅させて恋をしていました。

私のコンパクトカメラでは撮影は無理でしたが。

それにしても世の中には
いろいろ大変なことに挑戦している人ばかり。
エラいなぁ。
私は白昼のホタルのように生きていますねぇ。
なんと無駄な存在でしょう。

　　友がみなわれよりえらく見ゆる日よ
　　花を買ひ来て
　　妻としたしむ

なんて石川啄木の歌なんか思い出して
落ち込んでしまった七夕
ずぶ濡れのホタル観賞の夕べでした。

（敬称略）