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レディ・ベス イギリス王朝の伝統 [パパラッチ!ママえっち?]

「ヘンリー 8 世!知ってる?!」

唐突にアラフォー(around 40)のおね~さん。

「イングランドの!大昔の?

「5、6 度離婚したんだって」

「5、6 度離婚するには!
「5、6 度結婚しなければならないのでは。
「おね~さんも少し混ぜてもらったら。

「私だって 2、3 度恋人を替えたよ」

「以前に想像妊娠したといっていたのは
「たしか!おね~さんでしたか?

「あ!つまらないことをいつまでも、、、!」
「忘れろ!!」
「それでね!離婚と!再婚と」
「再婚の人との結婚は」
「イギリス王朝のならわしと」
「NHK E テレでいっていたよ」

「そんな局がそんなこというのですか!?

英会話の時間?!
ヘンリー王子が
妖しげな(失礼!)女性と婚約して
記者会見のやりとりを
教材にしていたらしい。

あれ!?
ヘンリー王子!
ヘンリー好色王とおんなじ名前でしょうか。
大変だぁ!?

「あなた!歴史が好きでしょ?」

「あんまり!年号が覚えられないので。

「音楽は?」

「全然!雑音も和音も区別ができません。

「ミュージカルのチケットが」
「回ってきたんだけどね」

「あああ!
「好きすき好きすき!好きっすき!

「あんたは一休さんかぁ!」



そんな訳で急きょ
梅芸(うめげい=梅田芸術劇場)へ。

東宝のミュージカル「レディ・ベス」です。
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「ベス」ってエリザベス!?
エリザベス 1 世(1533 ~ 1603)ですか。
信長や秀吉の時代ですね。

あの好色の伝統(失礼!)の嚆矢(こうし)
ヘンリー 8 世の娘ですね。

「ベス」がふたり!?
ダブルキャストなんですか。

席は 2 階!

「ただで座って文句をいうのもなんですが!
「これ!ホントに 9,000 円の席?!
隅のほうなんですが。

あんまりこのコヤでは
2、3 階で観覧したことがないのですが。

あ!芝居のないときでも
カメラを構えたら叱られますよ。
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そのおね~さんの陰で写してすみません。

「梅コマ(梅田コマ劇場)」を
しのばれる円形舞台。
それから「劇場・飛天」となり
再度「梅コマ」!
今!「梅芸」ですかね。

ついでに 3 階も探検。
監視が厳しいので
シャンデリアだけ撮って帰りましたが。
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ストーリィは重いです!私には。

母違いの王女姉妹の葛藤。
宗教戦争。
スコットランドとイギリス!
イギリスとスペインの思惑。
「血」は尊く!また汚い!?

吐息が出ますだ!

民衆の革命の嵐やら
大活劇を期待したほうがおかしい!?

姉の年増のブス(というセリフです)の
女王が想像妊娠します。
ストーリィにはあんまり関係ないけど。

「ははは!おかしいね!おね~さん!

「おかしくなんかない!」

ベスが
ゲスな吟遊詩人の若ものに恋して
なん度もキスばかりする演出ですが
こんなはなしを
織り込みたがりますね!芝居には。

今回は中途半端です。

そもそも恋と結婚は違います。
いつの世でも。

好きになるということは
いつかは嫌いになります。
私はそう信じています。

極論をいえば
好きでもない人とでもいいから
地に足のついた結婚のほうが
幸せというもんです。
ま!おんなじ階級同士なら
恋愛結婚でもなんでもどうぞ。

私がエラソーにいう
立場でもないですが。



3 時間足らずの公演でした。

外に出ると茶屋町界隈の夜はにぎやか。
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クリスマスが近い。
神聖なクリスマスを
茶化し過ぎてやしませんか!日本は。

キリスト教の国と
宗教戦争が起きないものでしょうか。
「ベス」の時代のように。
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