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一庫ダム 冬景色 [みんなで歩けばこわくない]

トンネルの口が並んでふたつあります。
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向かって左は一庫(ひとくら)トンネル。
右の井補野(いほの)トンネルにもぐります。
バタバタあわてないでくだい。
2 分もあれば抜けられますから。

トンネルを出たところが一庫ダム。
ダム湖は
知明湖(ちみょうこ)と命名されています。
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今年(2017)最後の
寄せ集め・仮面ハイキング。
仮面とは
氏素性を名乗らなくてもいいということ。
もちろん!
財産や離婚歴や性癖を私に
そしてみなさんにいう必要もありません。

今日は知明湖周遊です。
冬の天候の急変に
対策を持っていないので
下流の一部だけを周回します。

あまりくるまの往来がなく
冬にハイキングする人もまれで
幅員のある平坦な道なので
先頭はどんどん進みますが
しんがりの一団はあきれるほど牛歩。

前に叫んで!後ろに尋ねて!
かりそめのリーダー(私ですが)は
疲れますねぇ。

知明さくら橋を対岸に渡ります。
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「今日は楽勝でんな!」

「弁当食べて帰りましょう」

もう帰っていっぱい飲むことに
思いをはせる不届きじいさんたちも。

「お弁当は一庫公園で食べます。
「先頭の人は
「階段を上り切ったところで待っていて。
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400 段もありませんから。

「ぎゃあ!聞いてないよ~!」

楽勝といっていた連中!
なかなか上がってきませんね。

そしてまだ坂を上りますよ。
鹿の遊ぶ「見晴らしの丘」でランチです。
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あいかわらず!ちっとも
見晴らしはよくありませんけどね。

このあたりは
兵庫県猪名川町!川西市!
大阪府豊能町!能勢町が
膝をつきあわせていますが
今日はほぼ川西市だけを歩きます。

「なんにもないところですね」

「なにがお望みですか。
「アイスクリームやたこ焼きや
「焼きそばぐらいなら売っていますが。

「ウソやぁ!?」
「ホントなら買ってあげるよ」

それでは
「ネイチャーセンター」に行きましょうか。

「ね!
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「たこ焼き!買ってちょうだい。

「8 個なら」
「みんなで分けられないからやめます」

「ひとつといわず!買い占めれば?

「え!?」

ネイチャーセンターで
里山のお勉強してください。
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薪(まき)ストーブの
柔らかい火にあたっていますから。

炭焼き窯は外にあります。
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このあたりは
高級木炭の「菊炭」の生産地なんです。

下りは車道にします。
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平地は速い!
階段じゃない下りはなお速い。
糸の切れた凧(たこ)状態のお年寄り多数。

知明りんどう橋を渡ります。
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対岸へといえば対岸ですが
流入河川がいくつかあるので
知明さくら橋のときの
元にもどった訳ではありません。

さらに橋をふたつ
トンネルをふたつ越えます。
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アラフォー(around 40)のおね~さん!
毎日のかれの激しい要求(?)に答えて
お疲れのご様子。
もしかして!今日のメンバーの
女性陣の中では最年少じゃないの。
もう少し頑張ってね。

それにしてもお年寄りは不死身(!)です。

お!振り向けば
右に先ほど通った白いりんどう橋。
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左の赤い橋は午前中に渡ったさくら橋。

堰堤(一庫ダム)の上を渡ります。

下流の渓谷はすっかり冬景色。
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ダムの下に降ります。
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一庫唐松公園から見上げて
記念の集合写真を撮りましょう。
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「葬式写真でんな」
口の減らないご老体たち。

このあたりに摂津三湯のひとつといわれた
「一庫湯」があったそうな。

温泉は枯れたのでしょうか。
鉱泉だったのでしょうか。

「あとは能勢電鉄に出るだけです!
といったら
速い!速い!
先頭グループはどんどん行ってしまいました。

ま!今はスマホがあるから
その案内通りに歩いて
私の先導を待とうなんか考えませんね。はは。

のんびり組は振り向いてみませんか。
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なかなかいいながめでしょ。
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